長い長いトンネルを抜けましたね。
自力で掴み取ったプレーオフ。
最後の最後まで、苦難の嵐。今まで見てきた悲劇が脳裏に浮かんだけど。
本気で緊張しました。
それが大一番の死闘ってやつなんですね。
でも、そんな状況でも、勝ちにこだわり、非情でもタクトを振るった大石野球の集大成でした。
そこを制しただけに、また次の舞台に上がる資格があるのだ!
今日も大多数の観衆が集った西武ドーム。
レフトスタンドのオリックス応援席も必死の応援。
ローテメンバーに組み込まれた美しいワインドアップフォームのきっしー。
夏場から先発投手陣の軸ができたことが大きかったですね。
試合前の相手投手への攻略に関する入念なミーティングが生きたであろう、ダカヒのホームラン。
ダカヒの活躍があってこそのオリックスの躍進。
もちろん両主砲の活躍なくしてはこの結果はあり得ませんでした。
カブは先制ホームラン、ローズも4打席目まで精彩欠いても5打席目は決勝点の足がかりとなる2塁打。脱帽。
思い切った早めの継投策も功を成しました。
特に思わぬ形でピンチになったゴエも、落ち着いて後続を絶ったのは見事。
センターラインの軸の一員。ミツタカ・ゴトーの闘志もチームを引っ張ったんだと思ってます。
今日もダイビングキャッチ、決めましたしね。
また今日も死球を受け、猛烈に痛がってましたが、出場を続けました。あと4打席で規定打席、到達。
延長に入り、代走・森山が本塁を踏むかが全てでした。
一度はミツタカが失敗をしても、恐れずにOZE君に敢行させたスクイズ。
見事に決まりましたね。来ると警戒させておいても決めるのが大石野球。
最後は、全てを香月に託し、今日の勝ちをもぎ取ったんですよね。
2死を取ってからは、レフトスタンドは皆総立ちでした。
その2死からも、際どいコースとファウルの連続で四球、続いて内野安打と、ほんとに勝てるのかわからない展開でしたよね。
そこからの敗戦というのも見てきたわけですし。
Lions 3 - 4 Bs
オリックス:9年ぶりAクラス入り 西武は今季最多7連敗(毎日jp)
オリックス:混迷からしぶとく立ち直る 2位確定でCSへ(毎日jp)
毎日新聞 - 2008/9/30 0:18
○オリックス4-3西武●
相手は今季唯一負け越している西武。そう簡単には勝たせてくれない。カブレラの2ランなど好調な滑り出しだったが、六回裏、2者連続アーチであっさり同点に。勝負は延長にもつれ込んだ。
延長十回。口火を切ったのは、ここまでリーグ最多116打点を挙げている4番・ローズ。4球目を右翼フェンス際まで飛ばし、二塁に進んだ。ここで大石監督が動く。ローズの代走に俊足の森山を送り、無死二塁で5番・北川が送りバント。森山は三塁へ進んだ。
しびれる場面で打席には小瀬。今季幾度も足で仕掛けてきた大石監督が「震えた」というスクイズのサインに、ルーキーが応える。バントの構えに前進守備態勢の西武のすきを突き、4球目を投手と一塁線の中間地点にコロン。森山が本塁に滑り込んで、ようやく勝ち越しに成功した。
今季は序盤から苦しんだ。故障者が相次いで成績が低迷する中、借金は最大で11。コリンズ前監督の突然の辞任もあった。しかし、大石監督の下、一つ一つ借金を完済し、1試合を残して2位を確定させた。混迷から立ち直った、しぶとさを武器に、CSでも大暴れするつもりだ。【水津聡子】
感極まって手が震えてたから、ピンボケも許してよ。
苦しみ抜いただけに、勝利の瞬間の喜びは勿論のこと、
一年通じた苦しみが溶けた感じで、とてもとても感慨深いもの。
合併4年目。
1年目の仰木さんの年に、決戦にしたかった西武ドームで、今日僕らは涙を流しました。
そりゃ、できれば神戸でプレーオフが見られるチームであってほしかったけれども、それはもう叶わぬ夢。
そこを心の隅っこに押し殺してでも、この勝利を味わうために今までも諦めずに応援してきたというもの。
本来思い描いていたチームでは無いかもしれんけど、それでも苦しんで、悲劇を見て、
でもこのチームから離れられずに付いてきて、
今日の勝利の瞬間は、本気で嬉しくて嬉しくて涙が出ました。
試合後は、夜10時半ごろにはなってしまいましたが、清原向けのセレモニーがありましたので、その辺も。
キヨ氏もここ古巣は最後になるんですよね。
打席機会はなくても、キヨ氏を見るために、夜10時半を過ぎても多くの観客が残っていました。
両軍入り乱れての胴上げ。そしてナカジとユニ交換。
ささやかなものでしたが十分な演出でした。西武の選手も温かいものです。
そして、何と外野席ではライトとレフトであのエール交換もありました。
あの犬猿の仲といわれたバファローズとライオンズのファン同士が。
なんだか、宙に浮いた感じでドームを後にしたものです。
さぁ。
いよいよ京セラドームでプレーオフですね。ここは第1ステージ突破を祈念して・・・
熱き情熱紅く染まり 蒼き稲妻輝く
ここで立ち向かえ戦士たち 悲しみ乗り越え突き進め
深紅と青の魂を 炎と燃やして攻めろ
バファローズ!バファローズ!決めたれ!
2008年の野球観戦記のまとめ (観戦成績17勝20敗)
時間とお気持ちに余裕のある方は、ぽちっと1回どうぞ。
自力で掴み取ったプレーオフ。
最後の最後まで、苦難の嵐。今まで見てきた悲劇が脳裏に浮かんだけど。
本気で緊張しました。
それが大一番の死闘ってやつなんですね。
でも、そんな状況でも、勝ちにこだわり、非情でもタクトを振るった大石野球の集大成でした。
そこを制しただけに、また次の舞台に上がる資格があるのだ!
今日も大多数の観衆が集った西武ドーム。
レフトスタンドのオリックス応援席も必死の応援。
ローテメンバーに組み込まれた美しいワインドアップフォームのきっしー。
夏場から先発投手陣の軸ができたことが大きかったですね。
試合前の相手投手への攻略に関する入念なミーティングが生きたであろう、ダカヒのホームラン。
ダカヒの活躍があってこそのオリックスの躍進。
もちろん両主砲の活躍なくしてはこの結果はあり得ませんでした。
カブは先制ホームラン、ローズも4打席目まで精彩欠いても5打席目は決勝点の足がかりとなる2塁打。脱帽。
思い切った早めの継投策も功を成しました。
特に思わぬ形でピンチになったゴエも、落ち着いて後続を絶ったのは見事。
センターラインの軸の一員。ミツタカ・ゴトーの闘志もチームを引っ張ったんだと思ってます。
今日もダイビングキャッチ、決めましたしね。
また今日も死球を受け、猛烈に痛がってましたが、出場を続けました。あと4打席で規定打席、到達。
延長に入り、代走・森山が本塁を踏むかが全てでした。
一度はミツタカが失敗をしても、恐れずにOZE君に敢行させたスクイズ。
見事に決まりましたね。来ると警戒させておいても決めるのが大石野球。
最後は、全てを香月に託し、今日の勝ちをもぎ取ったんですよね。
2死を取ってからは、レフトスタンドは皆総立ちでした。
その2死からも、際どいコースとファウルの連続で四球、続いて内野安打と、ほんとに勝てるのかわからない展開でしたよね。
そこからの敗戦というのも見てきたわけですし。
Lions 3 - 4 Bs
オリックス:9年ぶりAクラス入り 西武は今季最多7連敗(毎日jp)
オリックス:混迷からしぶとく立ち直る 2位確定でCSへ(毎日jp)
毎日新聞 - 2008/9/30 0:18
○オリックス4-3西武●
相手は今季唯一負け越している西武。そう簡単には勝たせてくれない。カブレラの2ランなど好調な滑り出しだったが、六回裏、2者連続アーチであっさり同点に。勝負は延長にもつれ込んだ。
延長十回。口火を切ったのは、ここまでリーグ最多116打点を挙げている4番・ローズ。4球目を右翼フェンス際まで飛ばし、二塁に進んだ。ここで大石監督が動く。ローズの代走に俊足の森山を送り、無死二塁で5番・北川が送りバント。森山は三塁へ進んだ。
しびれる場面で打席には小瀬。今季幾度も足で仕掛けてきた大石監督が「震えた」というスクイズのサインに、ルーキーが応える。バントの構えに前進守備態勢の西武のすきを突き、4球目を投手と一塁線の中間地点にコロン。森山が本塁に滑り込んで、ようやく勝ち越しに成功した。
今季は序盤から苦しんだ。故障者が相次いで成績が低迷する中、借金は最大で11。コリンズ前監督の突然の辞任もあった。しかし、大石監督の下、一つ一つ借金を完済し、1試合を残して2位を確定させた。混迷から立ち直った、しぶとさを武器に、CSでも大暴れするつもりだ。【水津聡子】
感極まって手が震えてたから、ピンボケも許してよ。
苦しみ抜いただけに、勝利の瞬間の喜びは勿論のこと、
一年通じた苦しみが溶けた感じで、とてもとても感慨深いもの。
合併4年目。
1年目の仰木さんの年に、決戦にしたかった西武ドームで、今日僕らは涙を流しました。
そりゃ、できれば神戸でプレーオフが見られるチームであってほしかったけれども、それはもう叶わぬ夢。
そこを心の隅っこに押し殺してでも、この勝利を味わうために今までも諦めずに応援してきたというもの。
本来思い描いていたチームでは無いかもしれんけど、それでも苦しんで、悲劇を見て、
でもこのチームから離れられずに付いてきて、
今日の勝利の瞬間は、本気で嬉しくて嬉しくて涙が出ました。
試合後は、夜10時半ごろにはなってしまいましたが、清原向けのセレモニーがありましたので、その辺も。
キヨ氏もここ古巣は最後になるんですよね。
打席機会はなくても、キヨ氏を見るために、夜10時半を過ぎても多くの観客が残っていました。
両軍入り乱れての胴上げ。そしてナカジとユニ交換。
ささやかなものでしたが十分な演出でした。西武の選手も温かいものです。
そして、何と外野席ではライトとレフトであのエール交換もありました。
あの犬猿の仲といわれたバファローズとライオンズのファン同士が。
なんだか、宙に浮いた感じでドームを後にしたものです。
さぁ。
いよいよ京セラドームでプレーオフですね。ここは第1ステージ突破を祈念して・・・
熱き情熱紅く染まり 蒼き稲妻輝く
ここで立ち向かえ戦士たち 悲しみ乗り越え突き進め
深紅と青の魂を 炎と燃やして攻めろ
バファローズ!バファローズ!決めたれ!
2008年の野球観戦記のまとめ (観戦成績17勝20敗)
時間とお気持ちに余裕のある方は、ぽちっと1回どうぞ。
前カードもそうでしたが、清原がここまで大きくなったのは西武球団あってこそ。
オリ球団に対するものより、清原本人が感激していたことが何よりだったんじゃないでしょうか。