神戸の試合は現地で見るに限るという自負を貫くため,
ムリヤリスケジュールを合わせて出陣。
私の中3の頃,塾といえば若松塾派とエディック派に二分されてましたね。
どちらも近所をバスがうろうろしてて,同級生達はそのバスに収容されていってました。
私は能力開発センターでしごかれまくってましたが。
しかし,京セラドームの無数のスポンサーに比べると,ここは西神戸独特のローカル色が強いもので,
それが逆に安心させられるものです。
今日は花火ナイターだったからこそ,観客も多かったですね。
かつては,5回裏突入した頃に,名谷に住む親戚にベランダに出とけという電話をしたりしてましたわ。
初回,無死1,2塁のピンチを背負いながら,銀次を併殺にとって2死まで漕ぎ着けるも,
そこからAJにタイムリー打たれ,Macgeeには2ランホームランと手痛い3失点をした西勇輝。
しかし,序盤の3失点はもったいなかったものの,そこからなんとか壊れかけたゲームからなんとか持ちこたえました。
ちなみに,ゲームが持ちこたえたかどうかは,花火が終わったあとの客入りでわかるような気がします。
序盤で試合が壊れてたら,即満員のスタンドがガラガラになるという正直な神戸市民。
一方,楽天先発の則本も同様に序盤はボール先行で苦しんでましたが,見事な拙攻で立ち直らせました。
相手は二死からでも点が入るのに,こっちは無死1,2塁のチャンスでも点が入らへんってどういうことやねん!
ようやく反撃態勢に入ったのが6回裏。
ロッティーノがヒットで出塁すると,デホが逆風をものともしない
レフトへの大きな当たりを弾き返すホームランで1点差に(オ2-3楽)。
ビハインドなので,カメラへのポーズも控えめ。
いつもより楽天ファンが多かった神戸。
神戸の警備員さんは,よく踊ってくれます。
SKY! HIGH! WAVE! のジャンプでも勢いよく飛んでくれます。
ベンチよりもムードを盛り上げてくれてるような,そんな感じさえします。
そんな周囲の期待に応えて欲しいとは思うんですが・・
8回表,2番手の海田が許したランナーを比嘉がAJにレフト前に打たれ,
レフトのロッティーノが勢いよく捕手トシオに返球し,ランナーへ横っ飛びでタッチしに行ったプレーもセーフ判定。
こういうところがチーム状況というか,実力以上に差をつけられているような,
そんな気がしました。ある意味,これで意気消沈。
しかし,9回を投げた小松は良かったですよ。
もうシーズンも終盤に来て,ようやく信頼を掴んだという感じ。
その小松に,ヤケクソでもキター!って言わせるような勝利をプレゼントさせたれよって思ったんですけど,
糸井・平野・ロッティーノ・デホ・バル・ホセといった強力打撃陣も結局あっさり打ち損じて終了。
Bs 2 - 4 Eagles
前日の千尋の無援護といい,投打が噛み合わない,1つ勝てても波に乗れないチーム状況が痛々しい。
千尋の無表情で完投する姿を見て,かつて2002年に防御率1位のタイトルを金田が,2位にクデソンが獲得
という状況でも,金田は4勝9敗,具は5勝7敗という援護の無さを思い出したものです。
今のオリックスの打てない,バントできない状況を石嶺・大島打撃コーチが散々責められていますが,
2002年当時のオリックス打撃コーチは現ロッテ1軍打撃コーチの立花さん。
翌年の2003年は,その立花イズムがようやく浸透したのか,鬼のように打ちまくったんですけど,
それ以上に投手陣が大崩壊。とにかく,打線が強化すれば投手陣が潰れ,投手陣を立て直すと打線がスカ。
そして,解雇したセギノールは日ハムで二冠王を取る活躍。同じく解雇したオーティズはソフトバンクで首位打者争い。
駐米スカウトの見る目がないと解雇した直後にこの活躍。
オリックス不振の責任を負って解雇された大石大二郎も藤井康雄も,新井宏昌も,今イキイキしているように見えるのは,
今のオリックスの状況が暗く見えるからだけなんでしょうか。
岡田監督時代に無能だと叩かれて解雇した米村コーチ,三輪コーチも楽天の独走態勢を引っ張ってますし。
逆にハム時代の名参謀と言われた福良淳一や真喜志康永がオリックスに来ても,どうも小技を含めた作戦はことごとく失敗してますし。
日ハムの対戦成績は改善されてますが。
とにかく,環境が変われば結果も評価も変わっているようです。
今や,糸井やデホ,バルも選手としては一流の素晴らしい力を持っているし,敵にしたら手強いのは承知なんですけど,
どうも実力は劣るも楽天の島内や岡島といった選手達よりも,あっさり凡退しているように思えてなりません。
何が悪いんでしょうね。
この美しい球場と,素晴らしいファンサービスがあって,だからこそ神戸の試合だけは意地でも行こうと決めていても,
いずれこの神戸から離れていくんじゃないかという不安もありますし,
何か気持ちが落ち着かない,満たされない気分がすでに10年以上続いているのです。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
神戸の球場、ひいき目なしで日本一と自分も思います。周りの自然、観客席の解放感、真緑の天然芝、フィールドシート・ネーミングライツなど先駆的なところなど。
オリックスはこの宝を絶対に手放してはいけませんね。離した瞬間、阪神とかソフトバンクの第2球場として取られそう・・・
今日の記事の最後の「何が悪いんでしょうね。」
自分もよく考えます。最近では何かの呪いかとか考えたりしますが(笑)
おっしゃられてるとおり今批判されてる選手・コーチ、外に行ったら活躍するんですよね。だから今の監督・コーチを批判することはあまり意味がないんですよね。自分もなるべく批判はしないようにとは心がけてます。
早くこの閉塞感をつきやぶれるように選手・ファン一丸となっていきたいですね。
オリの攻撃の時だけ去年の統一球?と思うぐらい打球に勢いがないのが気になります。投手が悪くないだけに、もったいなさすぎます。
そんな中、小松のボールにキレを感じられるようになったのが唯一の光ですね。
今年は神戸に行けなくて、残念ですし申し訳ないと思っています。
かわりに、来週末京セラに行きます。魂を込めて応援します!