風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

straight road

2013-06-25 | Bs現場レポ2013 
今日は昼間から大正区へ出る用事があったため,最寄のバス停から急行ドーム前千代崎行きに乗って,そのまま終点へ。
しかし,到着したのは18時40分ごろ。すでに3回表が始まっていました。

1回の攻防は,結構両軍グダグダな流れでしたが,ロッテ側の併殺に助けられ,
何よりも今日スタメンに起用された原拓をはじめとする守備が締まっていました。



ゴッツァンは常に応援しているし,ロッテ先発の唐川との相性も良かったりしましたが,
このところの不調を見る限りはセカンド本職の原拓也に託すのも悪くないんじゃないかと。



オリックス先発は千尋。
このところ千尋が好投しても援護なし,援護があっても千尋自身が崩れたりと
噛み合わない登板が続いてました。今日も前半5回まで唐川にノーヒットに抑えられてましたし。

千尋も光のサインに首振りまくって,案の定打たれて,毎回ランナー貯めて
4回表には,不調モードの井口に出塁され大松にも続かれて,1死2・3塁から荻野に内野安打で先制を許してしまう悪い流れに・・

しかし,後続を絶って最小失点に抑えるも,ノーヒットに抑えられてる唐川を打てるんか?といった状態。




それが5回裏,1打席目は見逃三振だった高橋信二がチーム初ヒットとなる2塁打を打ったのをきっかけに,
原拓也が送って,光が詰まりながらもレフト前へ運ぶタイムリーで同点に。





しかし今日は原も安達も坂口も駿太も,さすがプロと言わせる好守備が光ってましたね。
生で見られてテレビでは見られないのは,シフトをはじめとする守備の動き。
とくに,内野ゴロの捌きはテレビで見てるとアウトに出来て当たり前と言えるものも,
反応の速さ,取っ手から投げるまでの動き,肩の強さなどでうならせるものがあって面白いものです。


そして調子良かった唐川も5回裏に追いつかれてからは調子が一変。
このあたりから,球審の土山のストライクゾーンがやけに狭くなり,特に追い込んでからのストライク(見逃し三振)は
よほどでないと取らないというスタイルに見えたのも一因に思います。
それだけに,守備力の差が試合に大きく影響したりも。


6回裏。先頭の嘉男が1,2塁間を破るライト前ヒットで出塁し,続く打席はデホ。


フルカウントから粘ってライト方向への鋭い打球はそのまま3階席へ。



デホのホームラン=駿太+深江+安達がテレビに出る
貴重な勝ち越し!(オ3-1ロ)


しかし,ライトスタンドからじゃ,主役のデホが見えへん。



更に,バルがレフトフェンス直撃の2塁打で続き,信二,拓也が倒れるも,
光が思い切り振りぬいた打球が背走していたレフト荻野貴のグラブの先を超え,バルが生還(オ4-1ロ)。



10安打喰らいながらも9回もマウンドを託された千尋。



しかし今日は期待に応えるかのように,最後は絶対に見逃三振を取らなかった土山に
スリーストライクコールを決めさせて試合終了。










ヒーローは決勝ホームランのデホ,っていう雰囲気だったんですが,
完投勝利の千尋と千尋をリードし同点タイムリー含む2打点の活躍の光がお立ち台に。

マウンドではやたら首振ってた千尋から「頼もしい後輩ですっ」ってべた褒めされ,ニヤニヤが止まらない光。
そして光は,マイクを女子アナから奪い取り,「ボクから皆さんへご報告があります!」と突然の出来事にどよめくスタンド。

昔,「学校へ行こう」て番組で,屋上から好きな子に告白する中学生を見守るような状況でスタンドが静まると,
「ファン投票1位でオールスターに選出されたのは,皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます。」
さらに,
「これまでチームが勝ちきれてないのもボクの責任が大きいと思います。
 明日勝てば勝率5割になりますが,まだ貯金生活をしていないので,できるように頑張ります。」


これがあったから,デホも光にお立ち台を譲ったんでしょうか。






関西では,どんな状況でも報道では阪神優先の世界だけに,千尋ですら知名度は低い現実があります。
正直,今日のスタンドも決して多いとはいえない観衆ではありますが,光るの言葉にみんな喜んでましたよ。
伊藤光がパリーグ人気No.1のキャッチャーであることは誇りに思います。
その思いの強さが,オールスター投票で形になったのは,ファンとしても嬉しいですね。

今日の試合では,いい当たりが野手の守備範囲だったり,打ち取った当たりも出塁されたりの連続で,それが野球の面白味なのかと。
キャッチャーのリードも監督の采配も,常に100%の的中は無いだけに,いくらでも批判ができるものです。
打たれなきゃ生きないリードもある。だからこそ,次が楽しみになる。


(伊藤光の登場曲:BUZZ THE BEARS-光り)

この曲の勢いのまま,いつか止まりそうになっても YOU CAN DO! YOU CAN DO!! YOU CAN DO!!!
今度こそ,5割の壁を超えろ!






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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
怖かった~ (東灘のオリキチ)
2013-06-26 23:20:53
6/26観戦してました。7回ぐらいから...ひょっとしてひょっとすると...。何とか坂口が阻止してくれました。思い出せば『がんばろう神戸』仰木時代に、所沢で渡辺(現監督)にノーヒットノーランをやられ、その年はリーグ制覇に日本一になったかと...。ある意味ノーヒットノーランでも良かったかと思うが...。でも今のチームでは当時のチームと比べ厳しいと感じます。既に日ハムに捕らえられ、悪夢のGWの再現が過ぎります。森脇はこの先どうするのか?やはりチームがぬるま湯体質と思えます。
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