こないだの週末の土曜日,神戸サブにてファームの阪神戦を見てきました。
どうやらパ・リーグTVで中継していたらしく,1塁側スタンド上に特設テントが設けられ,
実況の大前アナウンサー,解説の野田浩司さんの姿が。
さすがに場内用のマイクはなかったのですが,時折大前さんの軽やかな声がスタンドにも届いていました。
中継用のテレビカメラがあちこち設置されたものの,
どうもスタンドにいる我々の視界を遮ってしまってるのがちょっと・・
オリックス先発は八木。
中盤までノーヒットに抑える好投を見せてくれました。
打撃陣は,阪神先発の藤原を攻め,初回から打者一巡の猛攻。
中でも西川・武田・縞田・堤と1,2年目の若手の活躍が目立ちました。
武田は早く一軍の投手との対戦をして自慢の打力を磨いて欲しいという希望はあるものの,守備ではまだまだ課題が多いわけですが,
この試合は,スライディングキャッチを見せるなど元気のよさをアピールしてくれました。
宮崎にしろ一時期は勝利打点に貢献するなどの活躍もあったわけですから,
何もシーズン通した活躍をしなければプロじゃない!というのではなく,
調子のいい若手を入れ替えながら,チームを高いレベルで維持して欲しいと思ってます。
竹原はこの試合3打点の活躍。
シーズン序盤は一軍での活躍ができないまま降格してしまいましたが,
今は高橋信二が今いいとこで打ってるように,またチャンスが巡ればものにして欲しいところ。
オリックスは登板予定の中山が2番手に。
一軍での不振で降格してからしばらくはノースローの調整でしたが,
メンタル面も落ち着いて,ここから再起を図るところ。
縞田の好守備にも助けられながら,1回無失点で抑えきりました。
続く古川も1回無安打無失点の好投。
ミンチェもさすがにFAで複数年契約したばかりは,
ここでくすぶるわけにはいかないですしね。
その中で,やっぱり注目を集めたのはこの人。
第4打席は,完璧に捉えた打球もあったんですが,ファールの判定に。
歓声が響くも,どよめきに変わるスタンド。
凄まじい勢いで一段高い防球ネットをも超えていった場外の打球。
私も特大ホームランだと確信していたばかりに,誤審じゃないかと今も思ってしまうほどです。
貴弘も思わず苦笑いするほかなく・・
しかし,一方で必死に一塁審判に食い下がる弓岡監督。
何度も紹介していますが,今年から弓岡さんの方針でコーチへ手帳を支給して常にメモを取らせたり,
クラシックスタイルに統一したり,試合後も居残り練習を徹底したりと,コーチや選手に厳しさを求める一方で,
こういうところで選手をかばう姿を見せるのは,なかなかの名将だと思います。
結局この打席,貴弘は見逃し三振に倒れるも,スタンドからは拍手が沸き起こりました。
願わくば,貴弘には集中力を切らさずに,弓岡さんの心意気に応えてもう一発叩き込むくらいのことを見せて欲しかったものです。
しかし,今日の神宮での一軍の試合も,9回裏1アウト満塁のピンチで
ミレッジが特大ファールを打った後に三振で倒れたように,打てそうな状況でもそう何度もチャンスはないってことなんでしょうね。
しかし,あれがホームランだったら,また逆転サヨナラ負けを喫していたわけで,
さらには平野佳寿の今後の野球人生にも関わってくるような自体にもなったんじゃないかと思っています。
ほら,2001年の北川に代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランを打たれた大久保だって,
それまでルーキーで球団新記録のセーブポイントを稼いでいたのに,あの一発以後,状態が一転したくらいですから。
最後は吉野が締めて試合終了。
試合直後は八木投手がヒーローインタビューを受けていました。
先発そして中継としても貴重な左腕として,八木・中山・古川・吉野がどう復調するか,
そして海田や松本に挑戦状を叩きつけるのは誰だ?
特に吉野は練習量についてはかなり他の選手より多いという評判もあって,
他の投手陣が苦しむ夏場以降にどう出てくるかにも期待しています。
そういうわけで,また機会があればファームの試合ものぞいてみたいと思います。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
どうやらパ・リーグTVで中継していたらしく,1塁側スタンド上に特設テントが設けられ,
実況の大前アナウンサー,解説の野田浩司さんの姿が。
さすがに場内用のマイクはなかったのですが,時折大前さんの軽やかな声がスタンドにも届いていました。
中継用のテレビカメラがあちこち設置されたものの,
どうもスタンドにいる我々の視界を遮ってしまってるのがちょっと・・
オリックス先発は八木。
中盤までノーヒットに抑える好投を見せてくれました。
打撃陣は,阪神先発の藤原を攻め,初回から打者一巡の猛攻。
中でも西川・武田・縞田・堤と1,2年目の若手の活躍が目立ちました。
武田は早く一軍の投手との対戦をして自慢の打力を磨いて欲しいという希望はあるものの,守備ではまだまだ課題が多いわけですが,
この試合は,スライディングキャッチを見せるなど元気のよさをアピールしてくれました。
宮崎にしろ一時期は勝利打点に貢献するなどの活躍もあったわけですから,
何もシーズン通した活躍をしなければプロじゃない!というのではなく,
調子のいい若手を入れ替えながら,チームを高いレベルで維持して欲しいと思ってます。
竹原はこの試合3打点の活躍。
シーズン序盤は一軍での活躍ができないまま降格してしまいましたが,
今は高橋信二が今いいとこで打ってるように,またチャンスが巡ればものにして欲しいところ。
オリックスは登板予定の中山が2番手に。
一軍での不振で降格してからしばらくはノースローの調整でしたが,
メンタル面も落ち着いて,ここから再起を図るところ。
縞田の好守備にも助けられながら,1回無失点で抑えきりました。
続く古川も1回無安打無失点の好投。
ミンチェもさすがにFAで複数年契約したばかりは,
ここでくすぶるわけにはいかないですしね。
その中で,やっぱり注目を集めたのはこの人。
第4打席は,完璧に捉えた打球もあったんですが,ファールの判定に。
歓声が響くも,どよめきに変わるスタンド。
凄まじい勢いで一段高い防球ネットをも超えていった場外の打球。
私も特大ホームランだと確信していたばかりに,誤審じゃないかと今も思ってしまうほどです。
貴弘も思わず苦笑いするほかなく・・
しかし,一方で必死に一塁審判に食い下がる弓岡監督。
何度も紹介していますが,今年から弓岡さんの方針でコーチへ手帳を支給して常にメモを取らせたり,
クラシックスタイルに統一したり,試合後も居残り練習を徹底したりと,コーチや選手に厳しさを求める一方で,
こういうところで選手をかばう姿を見せるのは,なかなかの名将だと思います。
結局この打席,貴弘は見逃し三振に倒れるも,スタンドからは拍手が沸き起こりました。
願わくば,貴弘には集中力を切らさずに,弓岡さんの心意気に応えてもう一発叩き込むくらいのことを見せて欲しかったものです。
しかし,今日の神宮での一軍の試合も,9回裏1アウト満塁のピンチで
ミレッジが特大ファールを打った後に三振で倒れたように,打てそうな状況でもそう何度もチャンスはないってことなんでしょうね。
しかし,あれがホームランだったら,また逆転サヨナラ負けを喫していたわけで,
さらには平野佳寿の今後の野球人生にも関わってくるような自体にもなったんじゃないかと思っています。
ほら,2001年の北川に代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランを打たれた大久保だって,
それまでルーキーで球団新記録のセーブポイントを稼いでいたのに,あの一発以後,状態が一転したくらいですから。
最後は吉野が締めて試合終了。
試合直後は八木投手がヒーローインタビューを受けていました。
先発そして中継としても貴重な左腕として,八木・中山・古川・吉野がどう復調するか,
そして海田や松本に挑戦状を叩きつけるのは誰だ?
特に吉野は練習量についてはかなり他の選手より多いという評判もあって,
他の投手陣が苦しむ夏場以降にどう出てくるかにも期待しています。
そういうわけで,また機会があればファームの試合ものぞいてみたいと思います。
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