東北案内～蕪島、ウミネコ成長期

今回の東北シリーズは、青森県八戸市。

で、やっとこさ、まともな観光地でも案内します。

紹介するのは、
八戸の人なら誰でも知っている、「蕪島」。

ここはウミネコの繁殖地として有名。
３月～４月、トンでもなくビックリするくらい、ウミネコがやってくる所。

（参考）八戸市～はちのへ観光

この２枚目の写真、「ウゲー、多すぎ」状態が日常。

観光地としては、足を踏み入れるのに多少ユウキがいると思います。
車で来たら、フンで汚されますよ。

自分も八戸に引っ越してきたときは「へぇ～、あ、そう～」
くらいに思っていたのだけど、問題発生。

海に出る仕事なのですが
情報源としての「波の高さ」などのデータが、この蕪島にあるということ。
ということで、毎朝、ここに来なければならない状態に。


■ウミネコとカモメの違い。
・ウミネコはカモメより、やや小さめ。
・足の色が違う。
　　カモメ・・・肌色
　　ウミネコ・・・オレンジ色
　カモメは裸足で、ウミネコはオレンジの長靴を履いてるって教えられた。

　大きさは、隣にカモメに来てもらわないと分かりにくいので
　足の色で判断しましょう。

　ということで、マー君がカモメなら、ズー君はウミネコということか。


■ヒナの成長期
せっかく毎日ウミネコに顔をあわせるので、写真を何枚か撮ってました。
産卵してから、巣立つまでの過程でもご覧ください。


2004/5/9 どこにでも巣がある状態。


2004/5/26 雛、誕生。


2004/6/3 雛と親ウミネコ。親は子に近づくと怒ってつついてくる。


2004/6/19 雛、大事に育てられ順調に成長。


2004/6/20 雛、まだ甘える年頃。


2004/6/25 雛、足取りがしっかりしてくる。


2004/6/30 雛、毛並みが鳥らしくなってくる。
（それまでが、ボッサボサだったのもあるけど）


2004/7/7 雛、成長し続ける。


2004/7/23





2004/8/18 いつの間にか、親と同じくらいの大きさになってる。
　　　　　いや、むしろ子のほうが大きいやないかい。
　　　　　お母さんウミネコ、お疲れ。


この後、１週間も経たないうちに、どこかへ旅立ってしまう。



結構、蕪島になれたウミネコは雑食で、
人間から与えられたエサは何でも食べます。
「かっぱえびせん」が一番好きなようで。
そういう餌付けもできます。

あと、蕪島は春先、菜の花もきれいに咲きます。
興味あれば行ってみてください。


このほかの、東北に関しては、東北・旅・風景でもご覧ください。