風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

2013 大坂夏の陣 #1

2013-08-11 | Bs現場レポ2013 


2009年から恒例イベントとなった“大坂夏の陣”
今年で5年目の開催となりました。









試合前には,先日急逝された本阪急ブレーブスのアニマル・レスリーさんの息子さんが始球式を務めました。



オリックス先発は前田祐二,西武は牧田。
両者共に打者に芯で捉えられるものの,野手の守備範囲に収まって序盤は0-0。




試合が動いたのは2回裏,バルのセンター前クリーンヒットの後に
ホセと原拓也が連続テキサスヒットでバルが生還し1点先制。

ホセのスイングは相変わらずブルンブルンと円を描くような回転。
あのスイングで打球がどこに飛んでいくのかホセ自身さえわからないような気がするんですが
どの球種にもあのスイングで広角に打ち分けてるというのだから不思議なもんです。
微妙な肘の角度とかを付けて調整してるんでしょうかねぇ。。。」

しかし中村一生といい,原拓也といい,2軍で大活躍とはいえない成績にもかかわらず,
1軍昇格直後から打ちまくってるのは,昇格のタイミングがいい証拠。
2軍スタッフとの連携が取れているからこそだと思います。




3回表に1点返され同点にされるも,直後の3回裏には平野恵一のヒット,安達の犠打,牧田の暴投があって1死3塁のチャンス。
ここで糸井は西武内野陣の前進守備体系をあざ笑うかのように上手くバットを合わせ,二遊間を破るタイムリーで再び勝ち越し(オ2-1西)。


しかし前田祐二は全体的には大量失点はなかったものの,3回表には打率の低い炭谷銀次郎に長打を浴びて1点を失い,
4回表には秋山を死球で出した後,リズムがグダグダになって結局自身の暴投で1点失い,再び同点にされてしまう悪循環。
二死1,3塁のピンチで金子の打席で空振三振かと思ったところ,ファウルにされる不運なジャッジもあり,
その一球の判定が違えば試合展開も変わっていましたが,それでも前田の力不足は否めないところです。
(しかし相変わらず山村のアクションは遅いし,高めのクソボールをストライク取ったり取らなかったりだし)




チャンスはあるものの一進一退の攻防が続くむずがゆい状況の中,
今度は原拓也の四球の後,駿太が右中間を破るタイムリー2塁打で3度目の勝ち越し。(オ3-2西)


すると5回表からはガーヒーが登板。


見違えるようなテンポと横回転フォームからキレのある球を投げ込んで西武打線を沈めて,
主導権を一気に引き寄せました。





おや?ブル君に異変が?!


夏休みを終えて帰ってきたブル君は,変わっていた・・・
(どうやらこれが今年のメインイベントだったらしい)


2回を完璧に抑えたサトタツは益々自信に満ち溢れた表情に。

一方で攻撃陣は,加点はしてるものの残塁は多く,併殺もあって簡単にチャンスを潰してる印象は変わらず。
チャンスの弱さを埋めるべく,6回裏には2死1・3塁からの重盗(1塁ランナー駿太のディレードスチール+3塁ランナー原拓也のホームスチール)を試みるも,
失敗に終わった上,原拓也は負傷して降板という不器用さも相変わらず。
今年はスクイズと重盗の作戦をことごとく失敗しているのが痛いんですよね。去年の終盤は面白いように決めていたのに。



1点差のまま終盤まで僅差の展開も,8回裏には西武4番手大石からホセのヒット,
中村一生はバント失敗も代走小島が盗塁を成功させ,駿太のヒット+スピリーの後逸で小島が生還(オ4-2西)。


そこから伊藤光が四球を選び,平野恵一がライトへタイムリーを放って3点差に。(オ5-2西)
これでほぼ勝負が決まったかと思いきや,まだまだ手を緩めず・・・





留めは大石を再起不能にさせる程の安達のスリーランホームラン。(オ8-2西)
これで勝負あり。



9回裏はブルペンで肩を作っていた平野佳寿が登板。
ここんところ失点が多く調子を崩していたので,その調整も兼ねてなのかもしれません。
とはいえ,今日もやっぱりバルのエラーから1点を失ってしまいましたが,最後は炭谷銀次郎を三振に取って終了。(オ8-3西)







ヒーローは勝ち越し打+貴重な8回の追加点のタイムリーを放った駿太。
お立ち台がサマになってきました。





今日はゲームスポンサーがカーコンビニ倶楽部ということで,CMに出てる車に乗って外野へ。



Bs 8 - 3 Lions
久々に勝ち試合を見ることが出来ました。

この“大坂夏の陣”のイベント,合併球団として“真紅と蒼”の2色からスタートした我がオリックス・バファローズが
選手も監督もファンもドームを紅一色に染めようとした試みでした。
なかなか夏の陣イベントの試合では勝てず,企画失敗だのユニフォームが悪いだの叩かれた時期もありましたが,粘り強く続けてきたもんです。

今年の夏の陣は,外国人やT-岡田の「漢字表記」を始め,チャンバラや戦国時代風の演出もなくなり,
過去の夏の陣イベントを振り返る映像を流したりと,ひょっとしたら今回が集大成のような扱いなのかもしれません。
また夏のイベントとしては趣向を変えた別の企画があるのかもしれませんが,この夏の陣がなくなるとなると,ちょっと寂しい気がします。

ちなみに,今年のユニフォームの「シャイニング・レッド」。
なんでこの色になったか,特典のユニフォームを見てわかりました。


スポンサーのイメージ・カラーだったんですね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勝ち戦! (pripri)
2013-08-11 11:09:32
勝ててよかったです!
煮え切らないゲームが多くて、神戸もたくさんお客様がいたのに・・・という感じでしたが、昨日のゲームはいい試合でしたね。
夏の陣は例年より遅めの開催ですが、真夏ということでイメージ的には8月がピッタリかなと思いました。
ユニフォームの件、「そうだったのか」という感じでした。ありがとうございます。ドーム近くにイオンが出来たんでしたっけ?
自分も現地で確認できるよう、計画してみます。。
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大阪夏の陣 (東灘のオリキチ)
2013-08-11 15:24:16
暑い中の観戦お疲れ様です。私は9日観戦してました。勝ち試合観戦できてよかったですねぇ。9日観戦は、Tが降格しホセが昇格した日です。皮肉にも来日入団初安打に、初ホームラン・・・。Tの存在すら忘れさせる活躍で・・・。平野恵もトップバッターとして役割果たしてますし・・・。Tの不調原因は把握してませんが、やはり彼はホームランバッターではないかと思います。2006年に30本打ち長く低迷している吉村(横浜→ソフトバンク)路線を行くのかと心配しております。石嶺理論で前述2人は潰されたのか!?先日、三宮駅で普通にキップ買って阪急電車に乗る正田元打撃コーチを見ました(笑)ある意味熱血漢的コーチが必要なのか?とにかく二人の復活を信じたいものです。泥まみれ、汗まみれで這い上がってきてくれ~!!
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