神戸の短い夏

ここでのカクテル光線を見るのはほぼ1年ぶり。
今年の神戸のナイターゲームは、まだ平日しか開催されてないので、
なかなか夕暮れ前に来ることが難しいものです。






オリックス先発は楽天が苦手な近藤。
主審山村さんのストライクゾーンも広めで、投球リズムが悪かったわりには好守備が連発し、
結構助けられてるようなところもありましたが、とにかく近藤自身の連敗を止めることと苦手とする楽天相手
に勝ち星を奪うことで、何か変わることもあるかもしれません。


リズムが悪いながらも、自身の力で三振も取れてましたし。


近藤も今年で10年目。
2001年近鉄ドラフトで6位指名から、ここまで生き残ってきたのは
プロに入ってからの成長があったからに他ならないんですよね。
オリックスの主力選手というと、高卒では、グッチが8年、T-岡田が5年かけてここまで来たし、
中山や森山、岸田も社会人卒で5年以上かけてようやくといったところ。

オリックスは、わりと若い世代の選手をどんどん切っていったこともあり、
近藤に代わるピッチャーが出てくるにしても、甲斐や山田、山崎あたりがどこまで伸びてくるかにかかってます。
それまでは、この球団が育てた人物として、近藤が生き残ってもらわなければ。







2000年のスタメン紹介ビデオが流れていました。
戎信行が防御率3点台でパリーグ1位のタイトルを獲得した年。イチロー最後の年。


試合は、2回に荒金のタイムリー、3回に竹原のタイムリーで3－0のリード。
5回には、2死から1失点し、3－1でリードを保ったまま前半戦終了。

そして。









5回裏終了後、5分間で花火400発が打ちあがる今日のメインイベント。



風が無かったので、花火終了後、煙が残ってたりしましたが・・




6回表からオリックス投手は近藤から吉野に交代。
吉野もピリッとせず、ランナー貯めて比嘉に交代。


前回見たときは、比嘉の様子が全くと言っていいほど不安定だったので、
この僅差の場面での起用が吉と出るか、まったくもってクジを引く感覚で見ていたのですが・・





1死2・3塁のピンチを無失点で切り抜けました。
牧田のピッチャーライナーを捌いたフィールディングも、嶋から奪った三振も、落ち着いて
「私がこのピンチを切り抜けなければ」とインタビューで応えていた去年の活躍ぶりを思わせるものでした。












SKY!



７回途中から平野が登板。
平野も連打を喰らい、どうも今日は投手陣全体が不調の日。


ただ、無死１、２塁から相手の送りバントは三塁封殺で阻止し・・



さらにはゴッツァンの頭脳プレーという・・






本来ならピッチャーの投球、そしてキャッチャーとの配球で抑えていくものだとは思いますが
打たれても、こういう形で失点を阻止できるのなら、それもアリですね。


更には。



楽天3番手サンチェスさんからゴッツァンがヒットで出塁。


そして盗塁を決め、T-岡田もヒットで続き・・




バルの浅めのセンターフライで生還という、なんだか先頭打者なら活躍できるぜぃ♪
つまり、君は1番バッターに適してるんじゃないかと今更気付かせてもらったんですが・・
（グッチは出塁率＆安打数は多いものの、盗塁しないし）


これで3点差。（オ４－１楽）
らっくしょーモード～



ということで、岸ちゃん登場。



ただ、なんだかボール先行で甘くなった変化球を狙い撃ちされ・・




気付けば2失点。

でもブルペンは誰も準備してなかったし、彼の後はいないというセオリーは貫くようです。
あんましセオリーと言っても、数式のように1とおりの答えがあるのではなく、個人の信頼度の話だけですからね。
監督の著書では、「あらゆる最悪の可能性を想定しておく」というスタンスで物事を考えているそうですが、
その想定以上の最悪の出来事は、結構見てきただけに・・・・



最後は抑えましたけどね。
1イニングで2点取られても、負けなかったから合格・・とまではちょっと言えないような。

それで監督も「むちゃくちゃや！」て怒ってはりましたけど、
そういうときに備えて、ベンチに残っていた桑原と高宮をスタンバイさせて欲しかったところはあります。





ま。勝って何より。






竹原君と愉快な仲間達だそうです。
「少しでもチームの一員として認められるように」て、十分もう馴染んでるような。












Bs 4 - 3 Eagles
いつの間にか4連勝。
まだまだホームゲーム6連戦中2連戦が終わったばかり。明日から京セラ4連戦ですね。
ただ、神戸の球場に来てこそ、ホームグラウンドだなと感じるところもあります。


正直、昨日と今日は球場に来るだけでも大変でした。
でも、この真夏の夜風を浴びながら汗を流してこそ、私のオリックスの応援があるのです。
チームが勝ったことでスタンドの雰囲気が良かったこともありますが、
とにかく夏が終わる前に、ここで精一杯のことができたことだけでも来て良かったと思えるところです。


8月10日。
夏休みがもう半分終わってしまう、そういう時期ですね。



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