風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

岸への大兆戦

2009-09-12 | Bs現場レポ2009 
今日は朝から仕事でした。
土曜なのでラフな格好のまま会社へ行き、一通りの資料を作って10時から会議があって。

客先とも連絡を取ってなんかいろいろ確認してメモとって、
議事録作ってふとプロ野球速報見たら「西0-1オ」

3時か。

仕事もケリついたし。



行こか。





上司も後輩も、ほったらかして来ました。
ぐずついた天気のもと、気温が急激に下がり肌寒さを感じる所沢です。
先週のスカイの試合と打って変わってデーゲームにはもってこい。


まぁ飯田橋から西武球場まで1時間以上の移動の間に、点を取られて取って、その都度一喜一憂。

携帯の速報の更新ボタン、何回押したことか。

1点ビハインドから日高、下山と、ここ最近見なかったタイムリーがいいタイミングで続いて逆転したときは、西武鉄道の電車の中でガッツポーズ。
久々の終盤リードをしたとなると、今度は逆転されないかハラハラしながら更新ボタンを押し続けてました。

おかげで西武球場到着時点で携帯の電池、危うくなってましたが。

何と言っても今日は今季最後になる苦手岸投手との対戦。
これまで何連敗してきたことか。(8連敗)
何回岸をノックアウトしても、なぜか逆転されて連勝記録にストップかけられなかったし。


乗り換えの西所沢駅にて。


そしてこちらの投手は、どれだけ好投しても勝てなかった平野。
辛抱強く起用されてきた成果がここで試せるか。

試合前から分が悪いと言われ、これ負けたらさらにオリックスの連敗地獄は続くんだろうな、
と思っていたとはいえ、そこを平野で勝つところが見たかったわけで。

携帯のボタンを押す指にも力が入ったってなものです。



球場到着は9回入ったところ。
「西2-3オ」の状態。

平野は8回まで何とか持ちこたえましたね。
逆転を許してしまったものの、今まで散々援護してもらえなかった彼に、日高と下山が終盤に逆転のプレゼント。

さぁこれで9回裏にマウンドに上がるのは・・


 
新守護神の千尋。初めてセーブが付く場面での登場となりました。


 
いきなり先頭のオカワリにヒット打たれて、代走三浦、続く石井はバントの構え。
昨日のスーパー逆転劇を見てるだけに、もう心を無にしてその状況を起きる現象を観察するしかありませんでした。




が。

 
不器用な石井のバント失敗で助かりました。

森山も代わったばかりの守備でバントのゴロで軽快に前進し、すぐに二塁へ正確な送球がされたことで一安心。



1アウト取れ、ランナーも1塁から進んでいない限りは千尋も気が楽になったんでしょう。
千尋には相性のいいGGを空振り三振に。


 
それでも次の打者は、ここぞというとこでよく打たれた後藤武敏。


昨日脳裏に焼き付けられた逆転ホームランの残像がなぜかよみがえってくる中・・
要は悪い予感ばかりが頭の中で先立ってくるんですが。

それでも千尋は心臓の強い子でした。


ど真ん中へ投げ込んだ変化球で空振り三振。



笑顔の千尋。今季初セーブ、リリーバーとして初仕事、おめでとう。



 
待ちに待った勝利の瞬間。

 
7日ぶりに勝ちました。この瞬間を見に来たようなもの。
ライトスタンドは皆仲間とハイタッチし合って喜びを噛み締めてました。

今までも、そして昨日も、いろんな逆転サヨナラのシチュエーションが脳裏に浮かびましたが、全てすっきり消え去ったものです。

負け続けて悔しい目を多くしてきたけれど、こういう日があるからやめられないんですよね。




 
ヒーローインタビュー(ヒロ・イン)には粘投した平野が。

ここまで負けが込んだことを悔やんでいることを話していましたが、
それでも自分は悪くないというつもりでまた次も投げ込んでください。


久々にここでヒーローインタビューを聞くことができました。

平野も今季序盤から苦しみ、そして交流戦でようやく勝ちをつかむものの
後半戦は全く勝ちに見放されてはきましたが、ようやくここで報われましたね。

まぁ平野を辛抱強く起用することに賛否はありましたけど、
いい投球内容が続いてましたから、ここで見返せることができたのは何より嬉しいもんです。


 

 
ひっさびさの所沢二次会。


万歳三唱。


 
時を同じくしてフィールド内が開放されてました。


岸投手に初めて負けをつけることができました。
次、岸投手との対戦はまた来年になりますが、これで変な苦手意識やら神話も消え去って、
来季に向け嫌なイメージを払拭して望むことができそうです。

ようやく今季序盤からの課題であった「エース格の投手への大挑戦」がひとつ達成されたような気がします。
と、いっても、岸投手との対戦成績1勝4敗ではまだまだですが。

次の大兆戦は、岩隈とダル。近々また対戦する日が来そうです。




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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・・。


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