夏場の暑気払いですが、暑さに食欲を落としている者、あるいはウイランに多い食欲など衰えることを知らない者、いずれにせよ食を払おうとこじつけて、「食払い練習会」と名付けました。
昨年は、もっと涼しいところでトレーニングを行い、温泉に入り、美味しい物を食べてこようということで、食払いランニングツアーとして1泊での合宿を開催しました。
今年は第2回目。
昨年同様のコースとも意見が出ましたが、違うところに行くのも楽しいだろうと考え、「BE-PAL」誌に女性が行きたい温泉で、岐阜県では「美輝の里」が選ばれていたので、郡上~馬瀬方面への企画を練りました。
以前から気になっていた坂本峠、そして小川峠は標高900m以上ですし、郡上からの吉田川沿いはせせらぎ街道で、清涼感を予想していました。
ところが意外に郡上八幡は暑い。メチャ暑い。
数日前の最高気温で、全国での2番目が三重県桑名市と郡上八幡だったそうで、これは曇りでないと大変なことになるのではと不安を感じました。
週間天気予報では曇り時々晴れで、どうやら異常高温は落ち着くようでちょっと安心しました。
けれども天気予報は見事に裏切ってくれて、2日間、カンカン照りに見舞われました。
当日5時半に出発し、各地でピックアップして6:30、津インターで参加の6名が集結しました。
2年連続参加いただくのは伊勢の中村さん。差し入れありがとうございました。
故障から復活のピッチさん、9月のフルに備えて気合が入るどらみさん。
スピード刺激をと目論むDSPさん、これまでにない長い距離をと強い決意の鱸さん。
そして案内人sai。
8:20には郡上八幡旧庁舎前の駐車場に到着しました。
準備を整え、まずは郡上八幡城へ上がります。
さらに宗祇水で身を清めます。
再び旧庁舎前に戻ってスタートします。
まずは第1ステージ。
前半のサイクリングターミナルまでは日差しを浴びるコースです。
ピッチさん、どらみさんがサメ[トで4名が吉田川を遡るコースを走ります。
サメ[ト車が迷うのではという不安は的中し、地元の方に聞いてエイド地点に到着していました。
ここからの道の駅明宝までは割と木陰が多いコースで、ピッチさんが一緒に走ります。
第1ステージは約14Km、道の駅にたどり着きました。
かなり暑くなってきました。
第2ステージは、いよいよ後半に坂本峠が待っています。
ところが、実は前半が国道沿いの、ほとんど木陰のないコースで、おまけに気温がさらに上がり出す時間と登りのため、かえって木陰の多い坂本峠よりきついのではと思っていました。
サメ[トが鱸さんに交代して、差すような日差しの中をスタートします。
予定通りの走りなのかDSPさんが飛ばしていきます。
キロ4分を切っていたとか。
道路沿いの気温表示は34℃。さらに次は35℃となり、早く木陰に逃れたいと走ります。
途中給水を行い、8.3Km。ようやく前半を終了して坂本峠分岐点に来ました。
ここからの後半の坂本峠、サメ[ト車はトンネルを通って先回りするのでエイドはありません。
車の向こうに熊注意の看板がありました。
ソーメン、果物で補給します。
さあスタートしましょうかというと、何と3人がサメ[ト車に乗っています。
ここが本日のハイライトですよ、木陰ばかりですよ。と言っても降りませんでしたね。
中村さんは常に給水を携行しての走り。
DSPさんはさすがに9.2Kmの距離を考えて、ボトルを手に持っての走り。
saiは無給水で乗り切るつもりです。
ただsaiは下見を行い、コースは分かっているので無謀とまでは言えないでしょうが、他の2名は、たいした坂ではないと言うsaiの言葉を鵜呑みにはしませんでした。
約5.5Kmで峠に着きホッと一息。
おそらくDSPさんはずっと先を走っているでしょうし、後ろには中村さんが来ているのでそのまま下ります。
2Km少々で本道と合流し、やがてパスカル道の駅まで1Kmの看板が現れると元気が出ます。
やや遅れて中村さんが到着し、しばし休憩。
こんなものや
こんなもので疲れを癒します。
さて第3ステージのスタートです。
前半約6Kmほどは木陰の多い下りのコースで、老谷ささやき自然園を目指します。
サメ[トはDSPさんに交代しました。
フライングスタートした鱸さんが、いきなりのコースアウト。
黄色のシャツが見えたので、事なきを得ました。
トンネルを迂回するコースは変化があり、また涼しい区間です。
あまり暑さも気にならずにエイド地点に到着しました。
ソーメンやパン、果物など給食を摂ります。
第3ステージ後半は馬瀬川沿いを下りますが、木陰が少ないと予想しています。
下り基調なのですが、1箇所工事中を迂回するところがあり、距離はわずかですが急な上りがあります。
この区間の10Kmはきつかったですね。
エイド地点の湧き水にたどり着いたときは、もうこれでおしまいと思いました。
それでもがぶがぶと湧き水を飲み、頭からかぶると徐々に復活してきました。
いよいよ最後のステージです。
第4ステージは、前半の4Kmほどを我慢すれば木陰が待っています。
長いような気がしましたが、日差しから逃れ給水。
さらに行くと湧き水がありました。
これまでの中で、一番冷たいと思いました。
シャツも脱いでジャブジャブと洗い、再び着ると気持ちがいいですが、残念ながら女性はできませんね。
わずかな上りがあり不満の声が上がりましたが、しばらくで旧馬瀬村庁舎前にたどり着きました。
第4ステージの前半が終了しました。
ちょうど図書館が開いていたのでトイレタイム。
フライングスタートの2名が先に進み、10分ほど遅れて3人でスタート。
最終区間です。
美輝の里までの距離表示が、あやふやな部分がありましたがラスト1Km。
そして美輝の里の道の駅に到着しました。
実はここからホテルまで800mの登り。
下見のときは車で上がりましたが大変きつく感じました。
歩くのではないかと思いましたがそれほどでもなく、ホテルの前に出ました。
心は早くも温泉ビール、温泉ビールと踊っています。
部屋へは、なんと非常口から出入りしてくださいとのこと。
(それのほうが駐車場から近い)
荷物を運び入れると、ウエアを脱ぐのもそそくさと、温泉に直行しました。
外来の入浴客が多かったのですが、浴場は広く、つるつるする泉質もよく、疲れから一気に開放されるように思いました。
さて次は、メシメシメシ。
6時40分からいかがですか、と言われましたが早いほうがいいと6時からでお願いし、食堂に集まりました。
まずは乾杯!
とはいえ飲むのはsai1人でした。
部屋に帰って2次会。
もう一度お風呂に浸かり、1日目は終了しました。
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