第6回名松線マラニックを開催しました。
第5回までのあらましは こちら
第6回開催の経緯は こちら 準備編は こちら
第6回名松線マラニック 当日編
当日、いい天気です。
松阪駅近くの広場で参加者の皆さんの到着を待ちます。
大阪、愛知から駆けつけていただいた方を含めて24名と、チームから12名の参加申し込みがあり、4名は都合が悪くなって不参加となりましたが、計32名とサポートの5名が時間通りに集合しました。
サポートの内1名は途中まで走ります。
9時前に松阪駅西口に集結し、横断幕とともに記念撮影。
写真は全ての駅で撮っていきます。
タクシーの運転手や通りがかりの方が怪訝そうな表情を見せていますが、質問してくる事はありませんでした。
9時スタート。
3年前の第5回大会とはスタート&ゴールこそ違いますが、距離や参加者数はほぼ同じで、その時はだいたい5時間半前後でゴールしました。
今回は初級者もいると思い6時間で設定し、さらに30分の余裕を見ました。
つまりキロ7分でも給水できる時間はあります。
マラニックとはマラソンとピクニックを合わせた造語で、スピードを競うのではなく、見どころを巡ったり、休憩あるいは食事をとりながらなどの、ゆったりランニングを指します。
ウイニングランのマラニックルールは、区間内はどれだけ早く走ってもいいけれど、次のチェックャCントで必ず全員が揃うのを待ってスタートを切ることになっています。
そのため歩きが入るなど、明らかに到着が遅くなる場合はサポート車に乗っていただくことになります。
これを「ワープ」と呼んでいます。
横断幕を持って松阪市内を走ります。
伊勢参宮街道を走ります。
スタートしてすぐは信号などで思ったようにペースは上がりません。
これは想定済みで、ほぼ予定通りで上の庄駅に到着。
ホームに入って写真を撮り終わると、すぐに下り列車が入ってきてびっくり。
本数が少ないので油断していましたが、気をつけないといけないと反省しました。
次の権現前駅までに、トイレに行く者が多くてかなりばらけてしまいました。
コンビニなどを利用する場合、一度にたくさん行くと待ち時間ができて意外に時間がかかってしまいます。
公共のトイレが少ないためこれはどうしようもありません。
参加者の背中にはメッセージプレートが。
次の一志八太駅までは5Km以上あり、また道が少々分かりづらいので、できるだけ集団で走ってもらうようにお願いし、幸い地元で道に詳しいチームのメンバーが先頭で案内したので、間違うことがなく到着しました。
ここでまた上り列車が通過。
横断幕を広げてアピールを行いました。
次は一志駅ですが、距離はわずかです。
写真を撮ってすぐ出発しようとしたら、トイレはありませんかという声が。
以前は確か駅の横にあったのですが、下見の時にないのを確認。
さらに近くのスーパーの外にあったのが中に移設されていて、不都合になっていました。
そのためコンビニを案内して、井関駅を目指します。
井関駅は一旦波瀬方面に入り、県道15号線を離れます。
その後、名松線はトンネルで越えますが、ランナーたちは小さな峠を越えて、ようやく雲出川に出合います。
川沿いの道はやがて田んぼの広がる直線道路となり伊勢大井駅に到着しました。
最初の大会のときにこの駅の先が、道が狭く危ない区間としましたが、新しい道ができて旧道を走るランナーは怖い思いをしなくてすむようになりました。
伊勢川口駅では思いもかけず、参加者の家族の方からおにぎりなどのエイド品の差し入れを頂き、皆さん大喜び。
また給水用の水がなくなったので、駅前の家で快く頂くことができました。
なおこの駅でも列車と出会いましたが、横断幕を出すのが間に合いませんでした。
関ノ宮はわずかの距離なので、この間にサポート車はスーパーに飲み物を買いに行ってもらい、写真撮影だけで家城駅を目指します。
このあたりでまたトイレで遅れるなどばらけてしまいました。
歩道はなく路側帯も狭い、走りづらい区間で心配しましたが、家城駅には徐々に到着し、ナンバーを確認して全員が集合しました。
この駅は名松線では唯一の有人駅で、すれ違いが行われていましたが、今や列車はここまでで折り返し運転となり、この先は代行バスが走ります。
時計を見ると、予定より遅れています。
スタートしました。
この先も道は狭いのですが、交通量はかなり少なくなって走りやすくなってきます。
雲出川の清らかな流れが気持ちを癒してくれます。
伊勢竹原駅です。いつもなら大エイド地点ですが、今回は参加の皆さんからたくさんの差し入れを頂き、駅ごとにエイド地点となっており、また写真撮影で予定外の時間がかかってきたため、そこそこの休憩でスタートすることにしました。
疲れが出てペースが落ちてくる頃でしょうが「あと15Kmを2時間で行きます」と告げます。
先頭を走る人たちは、かなりペースが上がったようです。
これからはあまり間違うような地点はないと思い、二つ目のトンネルには入らないようにと念を押して、自分自身もかなりきつくなってきたため後ろに付いて走ります。
伊勢鎌倉駅。
給水の冷たい水がありがたいです。
そしてようやく伊勢八知駅に到着しました。
あと7Kmあまりです。
私はここからが佳境だと思います。
列車に乗っていても一番好きなところです。
疲れで身体がかなり重くなっていますが、交通量の少ない田舎道を雲出川の清流と線路を絡めながら走るのは、心が救われ足が出ます。
比津駅です。
かなり疲れてきました。
いよいよ最後の区間となりました。
「あと3.4Kmです。頑張りましょう」と声をかけてスタートします。
信号を右折し、旧道に入る踏み切りのところに地元の方が応援に出ていてくれました。
嬉しかったですね。
ここから横断幕を持ち、旧道にいる皆さんから拍手をもらい、右に曲がって伊勢奥津駅に到着しました。
多くの方に出迎えていただきました。
ありがたかったし、この名松線マラニックを行ってよかったと心から思いました。
到着時間はギリギリの3時半でした。
3社の新聞記者の方から取材を受け、県会議員の方や地域づくり協議会の方から挨拶を頂きました。
かわせみの皆さんも到着を待っていただいていました。
時間が少なくなってしまい、入浴や打ち上げがあわただしくなってしまいましたが、無事終了しました。
お約束の、帰りはJRを利用するということで、5時21分発の代行バスは満車となり、かわせみの皆さんとともに手を振って見送りました。
かわせみの皆さんをはじめ地元の皆さんに深く感謝いたします。
サポートの皆さん、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
そして名松線が早く復旧することを、心より願っております。
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Run太郎
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