この所お気に入りなのがOliver HoのRAUDIVE名義でのシングル「CORN EP」。
長尺で挿入される憂いを帯びたエキゾチックな管楽器やECMぽいジャズピアノのフレーズがVillalobosの通称生首(Fizheuer Zieheuer)を彷彿とさせる。
Ricardo Villalobos - Fizheuer Zieheuer Pt.1a
http://www.jetsetrecords.net/jp/product/723003485522
曲の長さもあるけれど、"生首"よりはドロドロしてなくて、聴きやすい(って表現もどうかと思うけど)。
Blueprint recordsやMetaでの活動が印象的なOliver Hoにはハードミニマルな印象をもっていたけれど、よくよく聴き直してみるとハード・ミニマル一辺倒な感じでもなかったんすな。
Oliver Ho - Ember
それにしても、かつて"街のミニマル君(2009年現在30台半ばあたり)"の心ときめかしていたアーティストたちが、ディープな方向に進んでいるのがオモシロいっす。
Oliver Hoもミニマル・テックな音をRAUDIVE名義で発表しているから、違う物っていう意識はちょっとあるんだろうな。
音がディープに鳴っているのは重ねた年齢の所為というよりも世情が反映しているからだという気がするです。
Oliver Ho : My Space
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