every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

2015年の新譜振り返り(1月~3月)

2015-03-31 | TECHNO
あっという間に今年度も終わり。

書けるうちに書いとかないと……と思いたち、サクサクっと今年に入ってから気に入っている新譜を備忘録代わりに上げていきます。

DJ Clent - Last Bus To Lake Park - Full Album - out now! vinyl cd digital


プープーというチープな電子音と焦燥感さえ感じさせる早急なドラム。
手塚治虫のSF漫画に出てきたような未来の音楽。

Theサイコー!



Aphex Twin Computer Controlled Acoustic Instruments pt.2
リチャード・D・ジェームズの作品として聴くと『Druqs』の発展形として捉えられるかな?
『Syro』が最新版にアップデート(不具合対応&デザイン変更)といった塩梅のAphex Twinだったことを踏まえると、色々とアップデートさせたかったのかなぁとは思います。

が、自分はそれよりもMadlibなんかにも通じる捻れたヒップホップとして聴きました。
Sound Cloudで突然発表されたお蔵出し曲(実はこれらの曲を一番良く聴いていた)にも大ネタを使ったB BOYセンスを感じさせる曲が何曲かありましたが、セカンド・サマー・オブ・ラヴ~RAVE時代の鬼っ子=RDJがアシッド・ハウスだけではなくて<デフ・ジャム>を始めとするヒップホップの影響も受けていないはずがなく……。



VAHAGN「Deep Probe」
Underground Galleryでヘビー・プッシュされていた1枚。
こういう出会いがあるのでお店って重要。

確かにまず"ドリーミーなアルペジオ・シンセ"に耳を奪われて、流麗な雰囲気のコード感がトランシーで「昇天…」という感じなのですが、自分は何よりもドラムとビートの入り方に耳を惹きつけられました。
こういうアルペジオ・シンセだと四つ打ちのキックでトランス的な展開に持っていきたくなるものですが、生ドラム(ぽい音色。実際に叩いているかは?)でジャズを感じさせるタイム感というのはありそうでないですね。

UG | VAHAGN 「Deep Probe」

あと新譜ではModel500『Digital Solutions』、D'Angelo And The Vanguard『Black Messiah』、入江陽『仕事』、Rinbyo『戒厳令』が気になりました(というか新譜をそれほどチェックしてないことに気が付きました)。




因みにこないだ書いたみたいに3月はどうかと思うくらいCDを買いまくったのですが、色々買った中でもラテンとイタロ・ディスコのコンピが気分です。ラテンとイタロ・ディスコ……、つまりはYello?

とりあえず今年度は曲作ったり、BLOG更新したりアウトプットを充実させたい所存です。

コメントを投稿