6月にロンドンに訪れた際にSOHOの名店Sound Of Universeでレコメンされ買い求めた一枚。
UKジャズの台風の目ともいえる<22A>云々・・・というのは帰国してから知った。
兎に角”excelent!!"という店の殺し文句に従って(視聴はさせてもらったけれど)買い求めただけ、だ。
<Soul Jazz>主催のレコ屋の店員が推薦するからには何かあるだろう。知らない名前だし店員が「漸く再入荷したんだ。」と言っているくらいだから日本に入ってこないのだろうし。
出国前に野田努ele-king編集長に「ロンドンいくなら、いまベース・ミュージックの日本に入ってこないような12インチが面白いから買ってくるとよい」と聞かされていたので、そういうのを期待してた部分もある。
ブリストルに行った帰りだったし、レイヴ復権を肌で感じてたので(*ここらへんは後日書きます)、その手の音に反応できなかったなぁ、帰国直後は・・・ということで棚にしまいぱなしだったのだけれど、日本盤が出たというので聴き返したら、最高じゃないですか!
”UKジャズと90年代のデトロイト・テクノ/ハウスを高次元で融合させた至高のグルーヴ ”というのがキャッチになるだろうし、事実そういう音なのだけれど、デトロイト・テクノの何にも似てなさを再認識するかのような佇まいがここにはある。
ちょうど先日に東間屋でのMOODMANによるデトロイト・テクノ・セットでそういう「何にも似て無さ」*について思いを巡らせたので改めて『Hard Rain』の響きに反応できたのかもしれない。
*前回の「久しぶりにデリック・メイ作品を聴き返してみた」参照。
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