every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

2009年上半期のテクノ

2009-07-03 | TECHNO
2009年上半期に買った12インチの中から印象に残ったベストな音を覚書。
12インチは専らテクノのコーナー(とダブステップ少々)しかチェックしてないので、上半期のマイベスト・テクノになりました。



Cobblestone Jazz w/The Mole「Traffic Jam」(Wagon Repair)
→もうすぐ再来日ライヴを披露するCobblestone Jazz。
DVDは未見ですが、あの時のYellowを超えるライヴをagehaで期待しま~~す!


King Midas Sound 「Cool Out」(hyperdub)→実はこれ買えてません……。
WANTは掛けているんですが。
持っている音源はMP3のみ(因みに基本データの購入はしません)。
D.May御用達のストリングスをサンプリングしたDABRYE REMIXが素晴らしい!
ヴァイナル欲しいなぁ。


Laurent Garnier「Gnamankoudji」(PIAS)
→2009年のベスト・テクノという観点でいけばコレが本命だと思いマス。
フェラ・クティがアシッド決めて電子化したような強力な一曲。


James Kumo「Kumomusic Volume 2」(Ann Aimee)
→かつてT.K被告は今年はレイヴが来ますと仰ってましたが、近頃レイヴィーなリフが(ちょっと)きてます。
レイヴ調なのはリフだけでリズムの組み立て方などはディープな感じなのが2009年仕様っす。
で、Josh WinkからD.Mayまでスピンしまくったという「Dreams (Tribute To Delsin Mix)」は正にそんな感じです。



Osborne「Hovercrafting ep」(Spectral Sounds)
→昨年度Spectral Soundからリリースされた1stは過小評価も甚だしいOsbornさんですが、この多彩な彼にもっと注目すべきッス。
ここからコズミックにもディスコ・ダブにもファンクにもミニマルにもいける。



Raudive「Cone EP」(Macro)
→Villalobosの影響と思しきアラビックな怪しい雰囲気。
こんな変な曲にそれなりの親しみを覚えてしまう感覚って何なんでしょう!



Wareika「King's Child(Ricardo Villalobos Remix)」(Motivbank)
→そのRicardo Villalobos Remixが素晴らしい。
「人生はハッピーな物だから」と逆説的にダークな要素に溢れたVillalobosの音こそが、今の時代の音なのかもしれません。

コメントを投稿