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医療費の削減

2021-09-23 17:39:00 | 雑談
 社会保障制度の負担が増大している話で,医療費の増大がいつも問題となる。団塊世代が後期高齢者になるとどんどん負担が増えていく。現役世代の負担感を和らげるには高齢者世代の負担を増やして貰わないといけない。だが今年度1割から2割負担にするだけで大きくもめた。所得要件をつけて何とかとおしたが,所得要件のせいで,ほとんど改善が見込めない。
 医療費の増大の大きな部分は延命措置の部分が大きい。通常の元気な人に使う薬代などは,実はそれほど負担となっていない。大きな金額になるのは高価な薬のたぐいや,管をつなげて,栄養を送り込んだり,酸素を送り込んだりしている部分である。そういった高額な部分は,高額医療費制度で国が負担することになっているため,いくらでも使われてしまっている。まだ意識があって,きちんと行動できる人のためだったら仕方が無いと思うが,意識も無く自分で行動も出来ない人たちのために使われるのはどうかなと思う。
 こういった管で栄養補給を受けている人たちの体は死んだときに,ぶよぶよしているそうである。
 安楽死や尊厳死の議論が必要とされるのでは無いかと思う。例えば日本人の平均寿命を越えているような人たちが病院に運ばれてきて自分で意思表示が出来ない場合,延命治療をほどこすのをやめるだけでも違ってくるのでは無いかと思う。

総裁選の話

2021-09-22 05:37:00 | 政治
 自民党の総裁選が始まっている。
 いろいろな論点があるだろうが,印象だけで言えば,高市さんが良いと思っている。
 次点は岸田さん。岸田さんはいい人らしいけど,いい人のために外交交渉が下手で中国や韓国にやらっれぱなしになりそう。実際に軍艦島の世界文化遺産登録で韓国につけいる隙を与えている。
 一番人気の河野さんは,タカ派的な発言の割に実際の行動が伴っていない気がする。イージスアショアをやめた後は,投げっぱなしで,どうやって中国のミサイルを防ぐつもりなのかを示していない。イージスアショアをやめた後,イスラエルがアイアンドームで9割以上相手方のミサイルを落としたと知れば,ものは違ってもそれなりの性能があったのではと思ってしまう。
 実行力も実は疑問がある。ファイザーのワクチンを確保できたのも菅総理のアシストがあったからで有り,河野さんの力はそれほどでもないと思う。
 ただ,菅総理は昔からの義理なのか期待しているのか応援するようだけど。
 野田さんは,夫の問題が大きい。ただの平議員だったらまだしも総理となれば,どうだろうかと思う。それ以外も色々問題のある人だと思っている。この人だけは選ばれてほしくないと思っている。
 高市さんも総務相の時にあまり良い仕事はしてなかったように思うので実行力はあまりなさそうだなと思うけど,まあ何とかやっていくのではと思っている。
 誰がなるにしろ新総裁ですぐに選挙なので自民党はかなりの確率で安定多数をとるのではと思う。そうすると次の政権は安定政権となるのかなと思っている。

丁寧な仕事

2021-09-21 10:38:00 | 雑談
 丁寧な仕事が信用を得られる話を書いたが,丁寧な仕事の中身を理解していない人々のせいでブラック労働が起こると思っている。
 残業がどんなに多くてもその仕事の必要性がわかっており,残業代がきちんと払われているような職場であれば,仕事はきつくてもある程度は耐えられる。
 実際自分も東日本大震災の関係で残業続きだった時期があったが,この仕事が被災地のためになると信じられたから全然問題なかったのである。
 その後,資料作りの仕事に携わったが,明らかに上司が無能であり妙な指示を出すための仕事であった。資料を作り直す機会は年4回程度あるのだが1回目はともかく2回目以降は通常時点修正だけですむはずであるが,その上司は一回一回考え直すタイプで馬鹿としか言い様がなかった。1回目にきちんと考えていれば2回目には少し思い直して手を入れることはあっても,通常は時点修正だけですむ。1回目できちんと理解できず何度も何度もやり直しをさせるのは本人が無能としか言い様がない。
 下の立場だったときは,何度も資料を作り直す姿が評価されたため上がったのかもしれないが,単なる無能であって何度もやり直しをしていただけではないかと思われる。
 ホワイトカラーの仕事は丁寧にやれば良いというものではない。丁寧な仕事の中身がたいていは文章をいじくり回す仕事であり,それによって何かが改善したなどと言うことはないのである。
 それよりはスピードを上げて,だいたいのところ資料整理などを行っていけば良いのであるが,文章をこねくり回して,大事な統計資料や会計の数字などがおろそかになっている例をよく見る。
 決算書に記載されている物品の数字の根拠がなかったこともあった
 そういったことをおろそかにしていると,あるつもりで物が無かったり,物があるかどうかわからないため,必要な物を供給できないと言うことも起こりえる。
 最近でもアプリを開発で数十億円の金を払っておきながら誰でも出来るテストを行っていないためアプリがきちんと作動せず,税金をどぶに捨てるようなことをしている。
 ちっとも丁寧な仕事をしていないのである。文章を書いたりコミニュケーション能力が高いということでぺらぺら喋るだけで中身がない連中が多すぎる。美しい文章や気持ちの良い言説は,エンタメの分野では良いが,実務では朴訥に喋っても正確に適正に話してくれる人の方が信用できるし,きちんとした実務を行ってくれると思う。そういう意味では菅首相は立派に仕事をしていたと思う。

円の話

2021-09-20 13:17:00 | 雑談
 基軸通貨は,今のところドルである。ユーロや円も少しずつハードカレンシーとして認められている。ここに人民元がわって入ろうとしている。
 ただ,基軸通貨は何をもって基軸通貨たりえるのかと言うことがある?ニクソンショックまでは,(もう50年前だ)金との兌換価値が基軸通貨たり得る条件だった。しかし金は有限である。この有限性が膨張する経済に対応できずニクソンショックになったと考えられる。実際アメリカが金との兌換停止を発表したときは,こんな風になると予測したとは思えない。ドルの暴落が起きると考えてもおかしくない。実際には,ドル価値は下落したわけではあるが,徐々に下落したため,大きな混乱はなかった。逆に金の有限性の軛から解き放たれ世界経済は,大きく拡大した。さて,基軸通貨は何に信頼性を置かれているのかと言うことである。
 結局それは人の働きしかないのではないかと思う。人の働きとは何かと言うことになるが,たとえば円であれば,円さえあれば日本人が生み出すものと交換してもらえる,日本人のサービスを受けられると言うことではないだろうか。ドルの場合は,結局アメリカの軍事力に行き着くような気がする。
 ユーロであれば3億人の市場で自由に行き交う人々であろう。
 こうしたことを考えると人民元は難しいのではないだろうか?
 中国人と取引すると最初は安価で素晴らしい商品を送ってくるが,ある程度取引をこなしていくと質を落としてくると聞いている。
 またいざというとき中国人は逃げてしまうという。そういうところが信用ならないのではないか?結局ハードカレンシーとなるためには信用を積み上げるしかないのであり,これは日本人が丁寧な仕事をし続ければ維持されるのであろうと思う。

医学と寿命の話

2021-09-19 12:07:00 | 写真
 日本人の寿命が延びていることをさして医学の成果だという人たちがいるが,それは間違っている。日本人の平均寿命の延びに成果を上げているのは政治のおかげだ。政治によって,水道や土木工事,食料生産に税が適切に配分されることによって日本人の寿命が伸びてきたのである。医学の発達による成果は最後に1,2年を伸ばす程度の効果しかないだろう。
 政治の成果の一番大きいのは,この75年間日本が戦争に巻き込まれていないことだろう。これによって若者が20代で亡くなるようなことは減少している。
 次に水道整備。これにより安全な水が手に入り,乳児死亡率が劇的に改善している。土木工事により流通網が整備され,食料が全国くまなく配送されるようになった。そして食料生産,国民が飢えないように栄養が偏らないように生産されている。医者は医療が最高だと思っているが,医療の大事な手段である薬や医療器具などは,背後にある生産活動,薬だと最終的には農業生産に,器具は機械設備などによる。そして流通がしっかりと機能するための道路網の整備が行われていなければならない。膨大なバックグラウンドが無ければ医療などは砂上の楼閣なのである。医者の中でどれほどの人が医療器具の仕組みをわかっている人がいるのだろうか。例えば体を切り開かなくても画像にしてくれる画像診断システムなど,とても難しくて理解できそうにない。そして理解したとしても、それを一人で作り上げられる人はいない。
 実際に政治が混乱している国の平均寿命は大幅に下がっていく。基本的に混乱している国は統計もはっきりしないのでわからないのだが,ロシアは割と正確に統計を残してくれていて,ソビエトからロシアになった時の混乱により平均寿命が下がり,2010年代にようやくソビエト時代の平均寿命を更新することが出来たそうだ。余談だが平均寿命が延びるのは経済的安定すなわち政治の安定のおかげなのでロシアでプーチン支持が多いのはわかる気がする。プーチンが大統領になったのが2000年で,その1期目が終わり2期目に入ったあたり,平均寿命が延び始めている。
 そういったことを理解せずに話をする医療者たちはずいぶん滑稽だと思う。