イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

本物との…大切な…(感想文)

2012年09月21日 | 術後3年半~

ブログ『早寝早起き玄米生活』を読んで
本物との出会い~大切な命

本物との出会い、そして会いたい人。
人が私を見る目が変わったのか、私の人の見方が変わったのか
今まで関係のあった人、新しく出会った人の中に
“本物”を感じることは確かにある。
「必要な時に、必要な人に」
それは運命なのだろうか。

がんになる前の生活がどれだけいい加減で甘えた生活だったか。
がんになってみて分かる、今の生き方が充実し濃く深いことを。
体調は悪くても、家計は厳しくても
確実に病気になる前より心が満たされている感じ。
それを一番実感するのはやはり娘たちの成長。
この三年半で強く、優しく、たくましく育った。
新しいことにチャレンジする娘たちの姿を
この三年半でたくさん見てこられたことが何より嬉しい。
そしてこれからも
二人が独り立ちする日まで何としてでも生きなければ。
できれば家庭を持つことを見届けるまで、孫をこの手に抱く日まで。

はたまた現実の娘たちは二人とも学校が楽しくて大好き。
友だちとも楽しそうに過ごしている。
‘ぼんこ’は自転車に乗れるようになり、水泳が得意になり
料理のお手伝いが大好き。
‘ちょん’は心身ともに大人っぽくなって
体は確実に私より大きいし、私より力持ち。
家事を進んで手伝い、勉強も自主的に取り組むようになった。
部活では楽器をたくさんこなし
ドラムができるようになったのにはびっくり。
パートリーダーとしての責任感も芽生えて、とにかく部活大好き。

こんなに楽しく嬉しい毎日でいいんだろうかとさえ思う。
濃く生きている分、寿命が縮まったらどうしよう!?とか。

そんな娘たちを守るために、母は生きなければ。
娘の命も大切、私の命も大切。
「母親がいなくなった小さな子供の将来は気にかかる」
気にならない親なんていない。

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