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きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
今回は、詰将棋で将棋の技をご一緒に吸収してまいりましょう。
初段を目指す方には適した詰将棋ではないでしょうか。
【7手詰】中田章道七段作
持ち駒:角、銀。
ヒント:角捨てで決める。
レベル:5分で2級、10分で4級。
正解は後述します。
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【正解】
☗31銀成
☖同玉
☗22角
☖21玉
☗11角成(参考:下図)
☖同玉
☗12銀
まで7手詰め。
<図>
中田先生の解説
まず、☗31銀成で飛車道を通し、☗22角が好手。
☖同角は☗32銀で詰む。
☖21玉には☗11角成が決め手。☖同玉に☗12銀までの詰み。
如何でしたでしょうか?
☗31銀成で玉を呼び寄せ、☖同角は☗12銀の詰みなので☖同玉と応じざるを得ません。そこで☗22角が上手い手ですねぇ。
22角は13角で取られる可能性があるところへあえて角を打つ。
これは妙手と言えるでしょう。
☖同角なら、次に☗22銀で詰むことをわかっていないと指せない手ですね。
2手、3手と先を読むところに3手一組の「将棋の技」の味を感じ取ることができるでしょう。
これこそ名言「3手の読み」の神髄ではないでしょうか。
私にはそのように読み取れます。
観る将の方にも将棋の技を楽しんでもらえたら嬉しく思います。
私は新型コロナ感染拡大防止で将棋サロンへ出かけたい気持ちを抑えて、おうち時間で詰将棋を楽しんでいます。
詰将棋から【技の引き出し】を少しでも増やして一歩、一歩初段への道を歩んでいきましょう。
よかったら、ご感想をお気軽にどおぞ
最後までお目を通してくださり有難うございました。