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今回は玉を詰ますアプローチが面白い、将棋の技「2題」(3手&5手詰)を日本将棋連盟から選んでみました。
初心者の方や観る将の方にも将棋の技を楽しんでもらえたらイイかなと思います。
先ずは、「3手の読み」で3手詰からチャレンジしてまいりましょう。
その後で、5手詰もどおぞ。
【3手詰】
持ち駒:金。
ヒント:局面図下部に掲示しています。
【5手詰】
持ち駒:金、銀、香。
ヒント:局面図の下部に掲示しています。
初心者向けに3手詰から、中級者向けに5手詰を楽しんでもらえたらという趣旨でアップしています。
玉を詰ますまでのアプローチを詰将棋から、これから初段を目指す方や観る将の方にもその技を味わってもらえたら嬉しく思います。
正解は別個に後述します。
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【正解~3手詰】
☗32金(直ぐ)
☖同玉
☗22金
まで3手詰め。
☗
強力な飛車、角が玉を守っていて、ヒントのとおり力づく(の数)の攻めでは上手く行きません。
いわゆる、格言「焦点の歩に好手あり」ならぬ
焦点の金
が好手ですね。
この手に、同飛は☗41金の詰み。角筋がよく通っていますので玉は22へは逃げられません。
同じように、同角なら☗22金打ちで詰む。桂が利いているので41へ玉が逃げられません。
なので、☖同玉と応じますが、本譜のとおり☗22金で詰む。
このように様々な形で玉を詰ますことができて面白いのも将棋ならではの技(手筋)でしょう。
【正解~5手詰】
☗21銀
☖23玉
☗13金
☖同香
☗24香
まで5手詰め。
初手☗41銀か?☗21銀か?迷うかもしれません。
これに同玉はいずれも早詰みで同じように見えても、正解は21銀です。
3手目13金に気づけば、後は香の出番で詰み上がりです。
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