さて、再び尼子の里(安来市広瀬町)のレポートに戻ります。
桜の撮影を終え、今回の目的の場所へ行こうとしましたが、「富田(とだ)八幡宮」の標識が目につきました。
ブログを始めてからというか、写真が趣味になってから、神社仏閣も興味が出てきたので、時間もあることだし立ち寄ってみました。
長い石段ですが急傾斜でないので、年を取り足腰が少し衰えてきた私でもそんなに苦もなく上ることができます(笑)
富田八幡宮は、保元平治のころ(1156~1159年)、平家の武将平景清が富田城築城に当たって、月山の頂上にあった勝日神社を現在の地に奉還し、富田八幡宮になったと言われています。
月山富田城の建築によって社をどこに移すか、ある夜白羽の矢を夜空に放ったところ向こう岸の松に刺さったため、これを社意として現在の八幡山に移したそうです。(安来市観光協会HPによる)
TOP画像の、参道の長い石段を上ると神門が見えてきます。
そこから更に、昼なお暗き杉の大樹が立ち並ぶ長い参道の向こうに楼門がかすかに見えます。
神門を通過して右側にお稲荷さんの鳥居と社がありますね。
楼門には「富田八幡宮」の社額が掲げてあります。
拝殿の彫刻も見事ですね。左側は、八岐大蛇でしょうか。
長い参道と広い境内、参道両方には杉の大樹が立ち並び、厳粛な雰囲気を醸し出しています。
滞在中だれ一人として見かけませんでしたので、普段も訪れる人は少ないのでしょうか。
では、次は今回の目的のところへ行くとしましょうか。
続く・・・
[カメラ:OLYMPUS OM-D]