日々雑感

韓国戒厳令と国の品位

韓国の尹錫悦大統領によって2024/12/3日夜に出された突然の戒厳令には驚いた。

このまさかの戒厳令とその撤回は韓国の国としての品位を下げてしまったと思う。先進国入りして一人当たりのGDPはすでに日本をしのぐ状況なのに、いきなりの戒厳令とは中南米と同じではないか?先進国での出来事なのか?と思った。韓国はG7入りを切望していたようだが、今回の事件で当分は無理だと思う。韓国政治の安定性に大いに疑義が発生した。(もちろん日本もアメリカも人様のことをあげつらうほど成熟した民主主義とは言えないが。)

尹錫悦大統領は弾劾されるか辞職するか(それとも極端な場合は自殺するか)の結末だとは思うが、実際に弾劾されるかどうかは微妙な情勢のようだ。少なくとも戒厳令を疑義のある理由で出した、軍を国会へ派遣したということは道義的には大きな問題で、弾劾もなし辞職もなしということになればこれはこれで大きな問題だと思う。今回、弾劾なし辞職なしで権力を維持できるなら、今度はもっと用意周到に戒厳令を出せばよいではないか。

韓国の次の大統領は”進歩系”となるのは間違いない。また日韓の対立は大きくなるのは目に見えているが、それはまあ日韓内のもめごとで済むとは思う。

トランプが大統領になったら戒厳令を発してアメリカ憲法を停止すると言ったとの報道があるが、また実際にトランプは暴徒を煽動してアメリカ議会へ送った実績があるが、彼は今回の韓国での騒動の顛末をよく研究するだろう。
アメリカが映画”シビルウォー”のようにならなければよいが。(2024/12/5)




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