日々雑感

我が家に伝わる西南戦争へ行ったひい爺さんの話

2月の今頃は西南戦争が行われていた頃である。今日は我が家に伝わる西南戦争に行ったひい爺さんの話を書く。(私のひい爺さんになるのか、母のひい爺さんなのかいまいち不明。)

私の里は大分県の農業を中心とした小さな村である。ひい爺さんももちろん農家であった。いわゆる”百姓”と言われた身分の人間である。そのひい爺さんが徴兵され西南戦争へ行かされたわけであるが、その西南戦争より帰ってきて語った内容が伝わっているのでここへ書いておきたい。

ひい爺さんが西南戦争で大活躍をしたとかの勇壮な話ではない。このように語ったそうな。
「俺ら百姓じゃき(俺たちは百姓であるから)、向こうはお侍さんやに(相手方はお侍さんであるから)、おじゅうじおじゅうじ(怖くて怖くて)、いくさが始まったら城の屋根裏に入り込んでガタガタふるえちょった(震えていた)。」

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