JAPAN vs WORLD

Hot topics in Japan and World

【世界の論考 – 異論反論】「トランプ、台頭する中国に立ち向かう。トランプは第三次世界大戦を招かずに米中関係をうまく管理できるか?」

2025-01-22 | 国際政治

今回は、「トランプ、台頭する中国に立ち向かう。トランプは第三次世界大戦を招かずに米中関係をうまく管理できるか?」というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。


この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。

 


・・・ ガザ、ハイチ、イラン、イスラエル、レバノン、ロシア、シリア、ウクライナ、ベネズエラ:ドナルド・トランプ次期大統領は、1月に就任すると外交政策上の課題に事欠かないだろう。

しかし、その範囲、規模、複雑さにおいて中国に匹敵するものはない。

トランプ大統領の予測可能な敵意に、これほどの強さと粘り強さで抵抗できる国は他になく、MAGA共和党員の間でこれほど敵意と怒りをかき立てる国もない。

つまり、中国はトランプ大統領を2度目の大統領選で難しい状況に追い込むことは間違いない。

トランプ大統領は、北京と取引を結び、党内の中国強硬派から宥和主義者とみなされるリスクを冒すか、北京を罰し、さらに包囲網を敷くかのどちらかを選べる。

その場合、暴力的な衝突や核戦争の激化のリスクさえ冒すことになる。

この難問をどう解決するかは、間違いなくトランプ大統領の2期目の最も重要な対外的試練となるだろう。

 


・・・ 中国は、外交政策を立案するトランプの側近たちから、まさに「ビッグワン」と見なされている。彼らは「アメリカ第一」戦略に対する国際的な挑戦を数多く想定しているが、この国の継続的な世界的支配に対する真の脅威となるのは中国だけだと彼らは考えている。

 


・・・ 「中国共産党は米国と冷戦状態に入り、第二次世界大戦以来続いてきた自由主義的で西側主導の世界秩序を置き換えることを明確に狙っていると強く感じている」と、トランプ大統領が国家安全保障問題担当大統領補佐官に指名したマイケル・ウォルツ下院議員は、2023年に大西洋評議会が主催するイベントで宣言した。

「我々は、米国史上かつてないほど、真に我々に取って代わるだけの経済的、軍事的能力を持つ敵と、世界的な軍拡競争を繰り広げている」。

 

ウォルツ下院議員やトランプ大統領周辺の人々が見るところ、中国は米国の世界的な覇権に多面的な脅威を与えている。

軍事分野では、空軍と海軍を増強し、南シナ海の埋め立て地に軍事基地を設置し、ますます攻撃的な空軍と海軍の演習で台湾に挑戦することで、西太平洋における米国の継続的な優位性に挑戦している。

 

外交的には、中国は現在、インド、インドネシア、日本、NATO加盟国など、米国の主要同盟国との関係を強化または修復している。

 

一方、中国はすでに米国の最先端技術、特に先進的なマイクロチップの製造能力を模倣する寸前まで来ている。

 

また、重要な鉱物や医薬品など、重要な中国製品への米国の依存を減らそうとするワシントンの努力にもかかわらず、中国は依然として米国にとってそうした製品の主要供給国であり続けている。

図85
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/ugztgkkfIJk



最新の画像もっと見る