一般市民が容易に確認できた3つ目の文書(ページ数33の記載あり)と、議会=総務環境委員会向け?と思われる1つ目(右上にページ数361の記載あり)および、市政への意見箱の回答である2つ目を比較すると、大きな違いがあります。
試算に使った1袋あたりの重量は、整数の6kgや7kgでなく、なぜ、端数あり、中途半端な6.5kgになったのでしょう?
【件名】
「家庭系ごみ有料化計画」情報公開請求のご対応お礼、詳細の再確認希望4点、市民からの意見について
【文書】
お世話になります。大垣市長様およびクリーンセンター様にお礼し、4点質問し、意見を申し上げます。(1)本年1月6日付で情報公開請求し、1月25日付、クリ第272号として情報公開決定された文書が、郵送で届きました。その他の手続きもお手数をおかけしています。ありがとうございます。公開された文書1枚は、右上に「-361-」、下に「2」と記載されていました。この公開文書はどのような文書で(例:「●●文書」)、いつ発行されたかを教えていただけませんか(情報公開請求で確認する方法も考えられましたが、今回は市政への意見箱からお礼を兼ねて質問した次第です)。(2)1月16日付で情報公開請求した件は2月1日付の情報公開請求却下通知書(クリ第279号の3)で、家庭系ごみ有料化試算で1袋あたりの重量設定の根拠資料及び試算資料がないことが分かりました。クリーンセンター様が各種資料に記した「1袋あたり6.5kg」の設定根拠は何ですか。6kg、7kgという整数でなく、6.5kgという端数ありの重量にした理由は何ですか。(3)クリ第272号で公開された文書などによりますと、「収入見込み試算額は(中略)約2億円/年」となっています。この件について、計算式の賛否(妥当性)を抜きにして考えますと、算出された約2億円は市民の負担額であり、市の収入ではないと考えます。市民の負担とされた約2億円は、主に、①販売店の利益、②袋の原価(物流費を含む)、③市への収入などの構成になるはずです。杜撰な計算で市民の負担額を仮に約2億円としても市の収入はこれより下がると思われますが、クリーンセンター様は市民の負担額がそのまま市に入るとお考えですか。①②③はどのような比率を想定していますか。(4)クリ第272号(情報公開請求の結果)とクリ第256号(市政への意見箱の回答)では、最下部に、杜撰ながら世帯あたりの負担額の試算がありましたが、パブリックコメント募集時に公開された素案33ページにこの1行はありませんでした。素案でこの1行を外した理由を教えていただけませんか。以上が今回の質問内容です。以下、大垣市長様、クリーンセンター様への意見です。ごみ総量を世帯数で割っただけで世帯あたりの年間負担額を約3千円と試算した杜撰さも含め、パブリックコメントで16項目を問題提起しました。現状の素案の内容は劣悪なため、3月議会に条例案を上程せず、丁寧に再検討されることを一市民として強く求めます。
***