岐阜県の或る学校で、全ての生徒が、業間休み10分間の中、やり方として生徒主導で「2分前着席」が強要されている件を考えたく思います。
着席したい生徒が自主的に着席していることは何も問題ないでしょう。
問題に思う点、それは全ての生徒が2分前に着席することを望んでいるのか、ということです。
私見になりますが、全ての生徒が真から希望しているようには、どうしても考えられません。
以前、学校現場の実状が分かる方から「生徒が2分前着席を本当に望んでいると思います? そんなの、生徒は先生から言わされているに決まっているじゃないですか」というお話を聞いたことがあるように記憶しています。
確かに、先日の授業参観では、先生が2分前着席を美徳のように話されたため、前述、実状が分かる方のお話は説得力あるように思います。
全ての生徒が2分前着席を望んでいないのであれば、2分前着席が生徒主導であっても人権侵害と思います。
先生がさせたいことを、生徒がやりたいように仕向けていたとするなら、そうした上の流れは悪質に思います(あくまで私見です)。
この事態、生徒の人権面から、一刻も早く改善されることを願っています。
「生徒たちの今を知り、
生徒一人ひとりの人権を守りたい。」
こんな思いを抱き、今、学校や教育委員会に問題提起しています。
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上述のように、先日の通常の授業参観で、生徒主導の形で2分前着席が行われていた状況を確認しました。
ところで、いま、学校は、通常とは異なる授業等の参観を企画して下さっています。
従来にはなかった授業等の参観のようです。
2分前着席の強要状況などを再度確認し、改善を求めていきたいです。
ちなみに、当地は「人権尊重宣言都市」らしいので、この考え方に勇気をもらい、動いています。
もし速やかな改善が進まないようであれば、人権面で法務局や人権擁護委員に相談すると、何か変化は起きるのでしょうか。
人権擁護関係、管理教育の実状については、以下のブログを参考にしていただけませんか。
以上、このブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。