テレビのドラマで「不便な便利屋」というのがある。おかしなタイトルだが、何か奥深い者を感じた。例えば天才だけどバカな奴っているが、そういう逆説的な表現には真実があるって思ったんだ。たとえば、次のような言葉も今言えると思う。
「芸のない芸能人」
「おもしろくないお笑いタレント」
「意見のない評論家」
「頭のいいおバカタレント」
「くずのような宝」
「何もしない何でも屋」
「何も知らない物知り」
「かっこ悪いハンサム」
「ブスな美人」
「子どもの世話をしないイクメン」
「退職しない定年退職者」
「子どものいない母親」
「バカな天才」
「花の咲かないきれいな花」
「愚かな知識人」
「政治をしない政治家」
「サービスの悪いサービス業」
「悪事を働く善人」
「おいしくないグルメ」
「自然を破壊する自然愛好家」
「動物を好んで食べる動物愛護団体」
「何も教えない教師」
「何も学ぼうとしない学生」
面白くない芸人たちがはびこる芸能界、才能のないタレントたちを揶揄するようなことばであり、現代を象徴するぴったりの表現だ。
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