「ちやほや」の語源がテレビのクイズ問題として出た。
正解は「蝶よ花よ」と甘やかすことだという。「蝶よ花よ」が縮約されて「ちやほや」となった。1000年前から「花や蝶や」という言い方があったという。もしそうなら、「はなよ」が「ほや」になるのはちょっと不自然な感じがする。中国語の「蝶呀花呀(dieyahuaya)」の影響もあったという説もあり、それなら、「hua」が「ほ」となったと考えることも可能だ。ただ、今度は「die」が「ち」になるのも少し遠い感じがする。
語源説としてはほとんどの人が「花や蝶や」だという。
しかし、中国語に「ほら食べて!ほら飲んで!」という意味で、「吃呀喝呀chiyaheya」がある。この発音をカタカナで表記すると「チヤホヤ」とほとんど近い音になる。この方が納得しやすい。
他に日本語の中で中国語を語源とする語は多い。馬(うま)は中国語の「馬ma」、この発音がカタカナ表記すると、「ムマ」あるいは「ウマ」になる。同じように「梅(うめ)」も同じだ。「梅mei」、この発音をカタカナで表記すると、「ムメイ」「ウメイ」となる。ただ「イ」の音は弱い。中国人から伝わった語がそのまま日本語になったいい例だ。
「チンプンカンプン」は中国語の「听不懂看不懂(tingbudongkanbudong)」から来ているという説が有力だ。江戸時代、漢語を話す人のいう言葉がまったくわからないということから始まったとされる。これは頷ける。
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