すべての柔道部員の聖書、柔道部物語!!
久しぶりに全巻読みました。
あの頃は(ヤンマガで連載されていたのは、自分が中学生の頃)、三五に憧れて、三五にばかり目がいっていましたが、大人になって読んでみると、もう一人の主人公に目がいきました。
最強、最悪のライバル!! 西野 新二です。
彼は、全ての世の中を呪い、その復讐の手段に柔道を使いました。
最初は母親に連れられて入った中学の柔道部でしたが、そこからが彼の世の中への復讐の始まりでした。
以下は、10巻、最終巻11巻からの、彼と彼に関わった人の言葉です。
金鷲旗大会に望む前に、監督を見舞った時の西野。
“しかし、今の俺にゲロ吐きながらもバカヤロウっていってくれるのは
あんただけだな 先生”
金鷲旗で、週刊誌の記者に中学時代のいじめでの自殺未遂について聞かれたとき
“だから その時 死んだんだよ!! 俺は!!”
金鷲旗、決勝 三五VS西野 二人の会話
西野“どいつも こいつも 許せねえ!!
てめえらに 俺の味わってきた地獄がわかるかーッ!”
三五“いつまでも つまらねぇことにこだわってんじゃねえーッ!”
病院を抜け出し、その戦いに駆けつけた西野の恩師の言葉。回りは西野へのブーイングの荒らし!!
“お お前… よくこの孤独に耐えられるな…”
三五“お前の技とパワーは尊敬するぜ… だが、それ以外は興味がねー!!”
そして、三五に破れ、怪我をした腕を恩師に見てもらいながら涙した西野…
この時、復讐に囚われていた西野は、復讐の呪いから解き放たれた…
母親と温泉旅行で、三五寿司を訪れた西野。
負けた相手には会いたくないだろうに、三五を訪ねたと言うのは、もしかしたら、自分を一本でぶん投げてくれた、呪いから解き放ってくれた三五に感謝していたのかも知れない。
西野の話を次男としていて、次男がハッとする一言を言った。
西野と、一歩は状況が一緒だね と…
片や復讐の為、片や強さとは何かを求め…
西野は、真柴に近いのかも知れない。
何が言いたいのかと言うと、楽しく柔道が出来るのは、幸せだと言うこと♪
さあ、次男の柔道部物語 中学編はどうなるかな!?
今から楽しみだ!!