パイナップルアーミーがビッグコミックスピリッツに連載されていたのは1985年から1988年らしい。
ちようどおいらが中学生の時。よって、もう相当古い。35年も前の話だ。高校受験勉強に勤しんだあの頃だ。社会の科目で覚えるべき内容がここにはてんこ盛りであった。ソ連の書記長がゴルバチョフ。外務大臣がシュワルナゼ。とある私立高校の社会の入試でシュワルナゼ外務大臣、と言う回答させる問題があったな。
一気に全巻読み切った。
正直、内容は古いかな。
今となっては、近現代史の教科書を漫画で読んでいるような感じだ。でも、置かれている時代背景は古くとも、そこに描かれている世界観や、心の機微については、いつの時代にも通じるようなとても清々しいストーリーばかり。LondonのChinatownのマフィアとScotland yardの警官との話なんかは物凄く好きだな。
やっぱりMASTERキートンのみならず、パイナップルアーミーも定期的に読むべき漫画だと再認識した。