保育園からの帰り道、舗道にはたくさんのお花が咲いております。
赤、白、紫、ピンク、黄色。色とりどりのお花が歩いていく道すがら見えてきます。
中にはちゃんとお花の名前が言えるものもあります。
「たんぽぽ」
舗道の隙間から生えていたたんぽぽを指差して、たんぽぽと言うような発音で言えていました。誰も、たんぽぽ、なんて言う単語を教えていないのに、ね。子供は色々なところで聞いているんですね。大人の会話があったんでしょう。少なくともおいらたち夫婦はその単語は教えていない。ひょっとしたら保育園で教えたのやも知れぬ。まぁ、何にせよ、次々と単語を覚えていくみらんくん。
そして結構歩いてきた、家に近づいて来た時、今までは気付かなかったけど、みらんくんが、頻りに指を指している花が。
赤いお花に向かって、なにかを言っています。
もう1回言ってよ、と言っても、恥ずかしがって言ってくれない…w。
なので、なんと言っていたのか、聞き取れんかった…。
不覚。
もう二度とその答えは分からないんだよね。
このお花、なんて言う名前だろうねぇ、って話しかけたら、おぅ、おぅ、って。
みらんくんも知らなかったみたいね。
まぁ、でも少しずつ色々な言葉を覚えていけば良いのです。
そしてお花以外にも色々と覚えていけば良いのです。
ゆっくりね、ゆっくり。
パパもママも君の成長を十二分に手助けしますよ。
いつか自立できるようにね。
愛してるよ、みらんくん。