■willcom 03(WS020SH) W-ZERO3メールの保存先変更

　立て続けに変態的ネタ連投ですね。だって、日中仕事に追われていると、MTBとかオートバイの事、むりなんですもん。

　という事で、またまたPHSの話です。Windows Mobile 機なので Windows ネタとも言えます。
　今回は、外部メモリ(microSD)を増強しても減る一方の内蔵メモリに手を焼き、トドメはメイリオフォントをインストールしたら(フォントファイルは容量が大きいうえ、システムに絡むので本体に格納する必要がある)、空きが6MBだけになってしまい、これとは別に作業エリアを持っている(構造的に)のに、ちょっとメモリ残量エラーが出る症状が出始めました。

　さてさて、困った。本体に入れなくても済みそうなアプリケーションは極力、外に出しているのにこの状態なので、正直、もはやお手上げ。

　そんな時に、何かのきっかけに標準のメールソフトW-ZERO3メールの内容を、外部メモリに移し替えて動作する、という記述を発見しました。もちろんレジストリの書き換えが必要になるのと、節電状態から復帰する瞬間はSDカードを認識するのに数秒を要する事がある為、誤作動を起こす恐れがありました。
　記述者は違う端末ですがそういった問題な症状は懸念しながらも発生しなかった、とあったのでダメもとでやってみました。
　とにかく、もう内蔵メモリがこれ以上余談を許さない状態でありました。

　という事で他の人の手順を参考に、レジストリを書き換えたりメールソフトのデータをSDカードに移しました。
　そしてしばらくテスト。

　結論としては、問題ありました。
　まず、これは事前記述ありましたが、SDカード経由なので反応がやや悪くなります。
　メール内容を削除すると、エラーを起こし強制終了する事があります(ある程度の頻度)。
　そして、致命的は、節電状態からメール着信がありシステムが起動してパケット通信が始まる→しかし受信できずに終了→節電状態。という事がしばしば。「センターにメールがあります」というメッセージがたまに出るので、都度、センターにメールを取りに行かなればなりません(ソフトバンク版iPhoneみたいなものですが)。
　また、メール着信があっても、そもそもシステムが起動して受信作業に入る、という事すらしない回数も多いです。
　定期受信する設定をONにしておいても(ぼくの場合、10分に1回)、節電状態だとダメです。
　傾向としては、外部電源供給状態で、常にシステムを起こしているとこれらの症状は出ない様子です。
　再起動しなければW-ZERO3メールソフト自体がおかしい、という事もしょっちゅうになりました。

　やはり、システム立ち上がりから数秒、SDカードを認識せず、そこからのデータ読み取りに時間がかかる事が問題なんだと思います。
　格段に使いにくくなってしまいましたが、現状、メールデータを本体メモリに戻すわけにはいかないので、諦めるしかないようです。
　何かいい方法があるといいんですけどね。内蔵メモリをもっとクリーンに出来るとか、SDカードも瞬時に読み取ってくれる、とか。

　もう使っているユーザーも少なくなって最新の情報や、更新されたソフトが減っている現状、騙し騙しが現実的なのでしょうね。
　困ったものです。いろいろと弄りまくるのは嫌いじゃないですけどね。

※先ほど、「センターにメールがある」、というショートメッセージだけくる設定にしてテストしていたら、ショートメッセージの着信バイブが止まらない、というトラブルが発生しました。
う～ん、やっぱりSDカード保存は難しいですかねー。

やかん