うちの『マダナイ』、 空冷フォルクスワーゲンのタイプ2/バス(1975年製)に久し振りに乗ったら、頗るシフトチェンジが不調。
寒さもありますが、一番の原因は交換したシフトロッド(前)だと思います。
多分、このブログのどっかでもUPしているとは思いますが、あんなゴッツイ棒が何故か折れてシフトチェンジ不能の憂き目に遭い、緊急入庫。
原因がそれだったのですが、そういえば交換したシフトロッドが新品なのか中古なのか、リプロなのかも聞いていません。
で、この手の可動部は大抵がそうですが、お互いが擦れ合ったりしている内に、それぞれが具合いい塩梅に収まるものです。
ところが、シフトロッド(前)だけ交換しているのでその「擦れ合い」というか「噛み合い」というか、それがまだよろしくないんだと思うんです。
もちろん、リプロかなんかで、ロッド自体の精度が悪い、という可能性もあります。
そもそも、このタイプ2 バスは、当時からジャーナリストたちから「どこのギアポジションに入ってるか解らない」というくらいにここの感触が曖昧で、褒められたものではありません。
昔の路線バスじゃないですが、このフロアから生えた長大なギアレバーもその「解らなさ」に拍車を掛けています。
寒さで各部が固くなっているせいもあると思うのですが、まあ当分は駄目ですね。今は、レバーが折れそうなくらいの力でチェンジしています。
なにせ年間で3,000kmにも満たないこともあるので、「いい塩梅の擦れ具合」は先長いのです。
ちなみに、昔、遥か後方にあるハウジングを破壊されたこともあります。当時、店のひとも驚いていました。「どうやって壊したの?」って。
この手のクルマは慣れてないひとに運転させると、いろいろと恐ろしいことが起きますね……。
やかん