山田電機のお仕事日記

自動車電装品販売・修理の専門店。
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プジョー307のオルタネーターを分解してみた!

2012-04-05 22:08:45 | 修理・取付日記

何故か急に声が出なくなって1週間を過ごし、
10日経ってほぼ復活してきました。

どうやら最近流行の風邪だったみたいです。

熱もなくてずっと元気だったのですが、
2、3日程は咳が酷くて夜眠れませんでした。

今まで風邪ひかない体質だったのに、やはり歳なんですかね・・・

さて、先日当店にてリビルト品をご購入して下さったO様。
交換後は無事直ったとご連絡がありホッとしました。

ただ少し冷却水漏れがあったそうで、漏れた冷却水が
オルタネーター内部に混入していないか心配されておりました。

もしそれが原因での故障なら・・・

それを修理しないと再故障って事になりかねませんから、
念の為分解して内部点検をしてみました。

故障したプジョー307のオルタネーター。

外車なのに三菱製のオルタネーターが搭載されているんですね~

分解する前に先ずベンチテスターにてテストしてみましたが、
お聞きしていた通り全く発電しておりませんでした。

で、分解開始!

思った以上に綺麗で、冷却水の混入も見られませんでした。

走行16万kmとの事で消耗品のブラシは殆ど減っていましたが、

それが発電しない原因ではありません。

ローターコイルの単体点検をしてみましたが、

コイルの断線及びレアショートもなく問題ありませんでした。

今回は冷却水混入等の外部的な原因で故障したのではなく、
内蔵されている電子部品が自然故障し発電しなくなったと思われます。

と言う事で、O様ご心配ないですよ!!

内部の掲載が遅くなり申し訳ございませんでしたが、
この度は色々と本当に有難うございました。

また何かございましたらどうぞ宜しくお願いします。