アンコールワット
20年ぶりにカンボジアのアンコールワット遺跡を訪ねました。
12世紀に建てられたヒンズー教や仏教遺跡です。
砂岩やラテライトで造られた石造の建造物で、壁は
神々やデバター(女神)の美しいクメールのレリーフがびっしりです。
19世紀後半にジャングルから発見されたたくさんの遺跡は
崩壊が進んでいて、とても全部を修復しきれないようです。
まず、エジプトのピラミッドと同様、よくあれほどの石材を積み上げ
あれほどの大建造物を造り上げたことが驚きです。
そして、神々やデバターなどのレリーフのすばらしさ。クメール美術は
ほんとに美しく魅力たっぷりです。
カンボジアは今、多くが仏教信者ですが、ヒンズー教や伝来の信仰など
と結びついて日々の生活がなされているのを感じました。
この時期は乾季で、町はほこりっぽかったです。その中、日本製の
オートバイがひくトゥクトゥクがあふれ、ほこりっぽい服を着た女性や
子どもたちが、たくましく生活している様子をいろいろな所で見かけました。