同じ研究室の方と「人類学ってなんだ」と少しだけ話す
ブルーノラトゥールの功績は、アクター理論というより、科学という世界に人類学知を持ち込んだ。
「巨視的にとらえつつ、微視的に調査する」
そういうのを、えぐりだす、というらしい
ちなみにI先生は、やっていることはひどく科学的なんだとか
エスノグラフィは、手法と成果物と両方をあらわすけど
手法だとしても、フィールドワークはどの分野でもいえること
現場に行って参与観察することを人類学という、という人もいるけど
でも、手法だとすると、何でもできて何もできないということではダメなのでは
人類学的知みたいなものがいる
確信を得るためのインタビューはOKだけど、
仮説構築のためのインタビューはNG
↓日本人類学会 「人類学とは」から、文化人類学について抜粋↓
文化人類学とは、世界の民族の文化・社会を言語、習慣、社会構造、家族、道具、芸術などを研究対象として、解明してゆくことを目指しています。かつては民族学と呼んでいましたが、最近では文化人類学とか社会人類学とよばれることが多くなりました。民族学、民俗学、考古学、言語学、心理人類学、医療人類学、経済人類学、など、やはり多くの学問領域と境界を接しています。
ちなみに、知識科学で修士をとると、MScになるらしい。
師事する准教授は文化人類学者だから、Master of Arts になるらしい。
ちなみに、ほかにもいろいろ
↓wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%AE%E5%A3%AB
- 文学系 - M.A. (Master of Arts)
- 理学系 - MS または MSc (Master of Science)
- 哲学系 - MPhil (Master of Philosophy)
- 科学系 - PSE (Professional of Science Master)
- 法学系 - LL.M. (Master of Laws)
- 医学系 - M.P.A.S (Master of Physician Assistant Studies)
- 公共政策系 - MPP (Master of Public Policy)
- 薬学系 - MPharm (Master of Pharmacy)
- 公共経営系 - MPM (Master of Public Management)
- 看護学系 - MNS (Master of Nursing Science)
へえ
追記:
wikipediaより 「ブルーノ・ラトゥール」
1947年、フランス・コート=ドール県のボーヌに生まれる。ミシェル・セールの影響を受けて哲学のアグレジェとなった後、人類学に興味をもち、コートジボワールでフィールドワークを行う。その後、民族誌的記述を応用して実験室内の科学者について記述する科学社会学的実践に取り組み、1979年、スティーヴ・ウルガーとの共著『実験室の生活――科学的事実の社会的構成』を発表。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます