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中古購入なので、スクリーンマットは最低でした。
どうしてもピントの山がつかめませんし、全体的に擦り傷だらけです。
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今はもう無いのかもしれませんが、当時マミヤRZのスクリーンマットを交換していました。ガラスの板は使用しません。
中古品であったらめっけもんです!!
可能なら、眼が悪くなった時も考慮しスプリットが入ったものをお薦めします。
因みに、当時2.8FXや4.0FWも見ずらかったので交換したのですが、諸般の事情により現在は純正品に戻しています。
【交換の仕方】
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①赤字のAを押し下げ、ウエストレベルファインダーを外してしまいます。
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②Bのギザギザを裏ブタ側にスライドさせ枠を跳ね上げさせます。
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③このように少し跳ね上がります。
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④ここまで開きます。3.5Fの場合、四か所爪で固定されています。そっと外します。
それから戻す時は、一応逆の順番になります。埃の清掃だけでしたらマットは外す必要は通常ないです。
なお、写真の状態までは通常中にゴミやら入り込みますので、ブロワーするのにも便利ですしクリーニングとしてここまで開いてしまって構いません。
【カット】
写真は無いのですが、6×7のRZのスクリーンマット中央に合わせ線を引き、アクリルカッターか鋸で切ってしまいます。はみ出てはいけないのでグラインダーが必要です。
固定の際は、レンズクリーニングペーパーの他、軟らかい布で巻き台に固定します。
最後にブロワーしてゴミカスを飛ばします。
まずはそっとハメてみて撮影してみてピントが来るかどうか確認です。安いフィルムで構わないと思います。
【撮影してみて】
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ピントが来ていたなら、それは大丈夫。絞りを変えながらテストも良いでしょうし、自作で距離のチャートを作ってしまっても良いと思います。
一度ピントの合ったスクリーンマットなら、インフィニティでスプリットを見たときずれている場合、それは四か所の爪に上手く引っ掛かって固定されていません。
ここが難しいでしょうか?
一般的にはツルツルしている面が上になります。注意点としてはあまり強烈な薬品で拭かないことです。
2.8FXや4.0FWですと、この辺の作りはもう少し簡単になっていますが、ピントの確認は重要です。(フィルムを通す)
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古いカメラですが、まだまだ楽しむことは可能です。
【まとめ】
現在、このようなパーツは入手困難かもしれません。なんせデジタルカメラもミラーレスですからねえ。
ジャンクで程度の良いのがあったら試してみる価値はあるかもしれません。ただ方眼が切ってあるのは純正が多く、その場合入手困難です。
また66でもサイズは微妙に違うはずですのでご注意ください。
余談ですが視度補正レンズは入手が厳しいでしょうか。あれば愛好家で実際撮影するなら購入された方が良いと思います。もしあったらの話ですが。
気が向いたら試してみてください。
なお傷だらけでもローライフレックスです。古い傷だらけのマットも、廃棄はしない方が良いと思います。
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