2020年8月5日、晴。水曜登山だ。昨日同様今日も猛暑の様だ。9日に登る長崎半島の松尾岳・佐敷岳の下見だ。市民農園の駐車場ががら空きなので使わせてもらった。ルートはサイクリングロードの登山口から松尾岳・佐敷岳、乙女峠から駐車場に下る左回りの行程だ

9時50分農園駐車場から左手に松尾岳の稜線を眺めながら少し下る。山頂付近が急勾配だ。

左に折れてサイクリングロードに入る。すぐに山神の鳥居を左手に見る。

25分ほど歩いた、10時14分松尾岳登山口の道標を見る。


丈の高い雑木林の中を緩やかに登る。

徐々に勾配は増す。

9時48分岩場の下に出る。

登り上がるといよいよ勾配は急になる。

松尾岳山頂直下で勾配は最高になる。最近登った川棚の高見岳の勾配に劣らない。

10時54分松尾岳山頂(297m)に着く。きゅーけー!登山口が標高60mだから約250mの標高を一気に稼いだ。最後はただただ直登だ。

一服後、少し下り、

石道の尾根を進むと、

11時7分ハシゴで岩を越えて、

わずか進むと、11時9分鈍頂のピークに出る。

ピークから緩やかに下る。

束の間の下りの後、また登りだ。

11時18分岩を左に巻くように登る。

続いて植林を登り、

石の稜線を登り上がると、

11時34分八郎岳が木々の間に覗く。右の葉蔭は小八郎だ。標高400mあたりで松尾岳と佐敷岳の中間だ。

ここから先がこの尾根の登りの中で3,4分ゆるりと歩ける所だったかな。


11時46分佐敷岳への最後の登りだ。

5分も急勾配を登ると山頂稜線が見える。やったー!

11時53分、縦走路の道標を見て佐敷岳は右手に数m進んだところだ。


山頂からの展望は西に見える深堀城山を挟んで、左(南)が平山台の団地で、左端は蚊焼漁港だ。右(北)は深堀から香焼の造船所だが木の枝で見えない。

(2017年1月14日、会の山行時、寺岳近くからの眺め)


南に野母崎方面を望むが、靄がひどく遠くははっきりしない。

千々峠(乙女峠)へ下る樹林の稜線の道は展望はないが、日陰と風で涼を恵んでくれて有難かった。


12時42分乙女峠に着く。峠を吹き抜ける風が心地よく大休止。

12時57分腰を上げて、平山(農園駐車場)へ下る。

下り始めは、山腹の石道、

続いて落ち葉を踏みしめての道。
15分ほど下ると右下から沢音が聞こえる。さらに5分も下ると次は左に沢を見て下るようになる。


13時25分小さな沢を渡る。気持ちよさそうに冷たさを味わっている。

さらにここから1,2分も下ると左右の沢が出合う、13時27分。いいね!

沢を渡り、流れを左下に見て植林を進むと、

直ぐに急斜面の右が石垣の道となる。土砂止めの石垣かな。

さらに下ると沢を挟んで左手に車道と小屋のようなものが見えるが、かまわず山道を下ると、右手に沢が現れてすぐに車道に出た。

13時36分車道出合。千々峠(乙女峠)の道標がある。

10分ほど車道を下り、13時47分駐車場に下山。

松尾岳・佐敷岳への登りと、乙女峠から平山への下りは八郎山域を見直す山行であった。急登と、沢の風景が良かった。
今日の行程、
農園駐車場9:50-10:14登山口-10:54松尾岳11:05-11:07ハシゴー11:34八郎展望-11:53佐敷岳(昼食)12:21-12:42乙女峠12:57-13:36車道-13:47駐車場
