2020年8月4日、晴。火曜登山に参加。これが2回目だ。今日はどこに登ろうか・・・、希望がないから登ってみたいと思っていた猿葉山(さるばやま、千々石と小浜の界)を提案、採用。
千々石少年自然の家の駐車場に10時前に着く。
駐車場入り口にある案内板で猿葉山の概要を確認。
9時55分先ずは車道(舗装道)を広場に向け出発。
(地形図中の猿葉稲荷神社は正しくは猿場稲荷神社です)
100mほど歩き、左に折れて広場への道を上る。
50mも進むと、道路右手に林間に入るルートがある。吾輩他1名は林間コースを取る。
数十mも進むと、倒木や灌木が覆う道となる。これは藪漕ぎか?車道が正解か?と思ったが100mもさらに進むと、植林に出て普通の山道になる。
数分も歩くとガレの急登が現れる。
2,3分登ると広場に出た。
車道組はまだ上ってきていない。5分ほど遅れて車道組が到着。地図で見れば車道は遠回りだ。
ここまで車で上れるが、何れにしろ登らねばならぬのなら先に登ったほうが良いだろう。一休みして、10時35分広場の右手から登山道に入る。
登山道は木段で整備されている。左にはミカン畑でよく見る荷役用のレールがある。
数分も登ると「かま山峠」に出る。東西方向に開けている。パラグライダーのフライト地点だそうだ。レールはパラグライダーを運ぶものであったのかな?
東に九千部岳や吾妻岳。
西に木津魚港の眺めが良い。晴れてはいるが靄がひどくせっかくの景色が残念だ。
峠から木段を上る先に東屋が見える。
10時53分、登り詰めればそこには東屋と「かま岳山頂」の標識が。地図を見れば北にも釜岳がある。こちらは「竈岳」、全く紛らわしい。
山頂から一旦下り、
植林をわずかに登り返すと、
10時57分三角点に着く。ここが猿葉山域の最高点だ。
三角点からまた下り、
初級・中級の案内を見て登り返しが始まる。この案内は少年自然の家用のものかな。
登り詰めると標高380mのピークに11時19分に着く。短い上り下りの繰り返しで疲れることはない。ピークには関門5(3択の設問がある、自然の家用だろう)がある。
ここで進行方向を左(西方向)に取りまた下る。猿場神社への道標があるから迷うことはない。
数分も歩くと、猿場神社への下降分岐に11時30分着き、右下に下る。ここも道標があるから見落とさぬように。(このルート自然の家の案内と猿場神社への案内が混在するから間違えぬように)
植林をしばらく下ると巨石が目立つ、急坂の下りになる。
11時40分急坂を下りると、猿場稲荷神社手前で道が左右に分かれる。左の石段は猿葉稲荷、右は岩壁の先に何があるのかな?まずは右に行ってみよう。
30mも進むと、岩の隙間に荒熊大明神が祀られている。
戻り、階段を下り、11時43分参道を右に見て、猿場稲荷神社に着く。立派な神社だ。
岩壁や岩の下に多くの神が祀られている。
お徳稲荷大明神
高姫大明神
岩の下に三助稲荷大明神?
三吉稲荷神社
桜姫大明神
猿場稲荷の場所は小浜町にあるから、小浜温泉が隆盛した頃の商売の神様として栄えたのではなかろうか。各神社を参拝後昼食。
参道を下るとすぐに、不動明王、奉納神馬。
参道入口まで15分下る道を飾る奉納の鳥居が鮮やかだ。今は朽ちて消えた鳥居の基礎は数十センチ間隔で並んでいる。今でも300ほどと思える鳥居を見られるから、500を優に超える鳥居があったことが想像できる。
多くの鳥居をくぐり、12時30分参道入口に着く。
出発点の駐車場へは参道を一旦神社への参道を登り返して、途中から左に下ると、直ぐに自然歩道の案内を見る。
あまり歩かれていそうもない道を下り、
12時57分自然の家に通じる車道に出る。自然の家まで3㎞だ。
直射日光を浴びる車道はうだる様な暑さだ。しばらく歩くと車道は木陰の道となる。
13時34分駐車場に着く。
駐車場から車で高台に建つ少年自然の家に向かう。そこが釜岳だ。
釜岳からは千々石海水浴場の長い砂浜が一望だ。
最高点は「かま山」とあるが、この山全体が猿葉山なのだろうな。
車道を歩いて戻る途中で、猿葉山の山頂標識を見ていないことに気が付く。猿葉山の登ったのかな?GPSの軌跡見れば山頂から少し外れている。猿場神社への下降分岐のあたりが猿葉山のピークであったのだろう。後日確かめに登ろう。
雲仙の山から西を眺めた時に、猿葉山は目標となる山で一度は登ってみたいと思っていた。
今日の行程、
駐車場9:55-10:02林間入口-10:18広場10:35-10:42かま山峠10:50-10:53かま岳-10:57三角点11:06-11:19P380 11:23-11:46猿場稲荷神社12:13-12:30参道入口-12:50分岐-12:57車道出合-13:34駐車場