5月3日、晴。霞がかかっている。1997年11月以来20年ぶりの傾山だ。その時は一番楽な見立から入った。
7時30分に尾平を出発、上畑から九折(つづら)の登山口へ。登山口駐車場手前の路肩にまで車が溢れている。それでも強引に奥まで行き8時路肩に駐車する。8時20分九折登山口を出発。メンバーは福岡のM、Kさんと小生の3人。出足は鉱山所の作業道を左手に九折川を見て歩く。
行程は九折から九折越、傾山、三ツ坊主、三ツ尾、観音滝、九折に戻る左回りだ。左右どちらの周回にしても急坂の登りが待ち受ける。
左手に砂防提を見て車道も終わり、右手の舗装の坂道を上る。
8時32分、観音滝と九折越の分岐に着く。九折越を取り山道に入る。ここの標高が400mで山頂が1600mだから1200m登ることになる。
所々急坂があるが緩やかな登りだ。
9時35分木々の間に滝を見る。
9時40分カンカケ谷に着き、山に向かって沢左手を5分ほど登り、沢の右手に登る。
そしてまた左手沢に下る。
ここから今までの緩やかな上りから、沢左手の壁の様な坂を一気に標高200mほどよじ登る。
10時25分林道に出る。やっと一息つく。40年前の祖母・傾縦走の際にこの道を下った記憶ではなだらかな下りとばかり思っていた。40年前の記憶は全くあてにならない。
ここからはジグザクの登りとなり、今までより緩やかな登りとなる。所々で木々の間に傾や三ツ坊主がのぞける。
10時50分熊野社の祠を見る。九折越までもう少しだ。熊野社の祠は昨日の障子岳の頂にもあったな。
11時28分九折越に着く。数組の登山者がいる。
これから行く傾山と左に続く三ツ坊主が見える。
傾の頂で昼食と思っていたがここでチマキとパンの昼食。
11時43分出発。しばらくは緩やかな登りと、明るい登山道が心地よい。
途中、奥岳川を挟んで反対側になる大障子岩とその右の前障子が良く見える。
12時20分、傾山の展望地点に着く。右から後傾、三角点のある傾山(本傾)、その左の少し低い鈍頂が前傾だろう。
今まで、本傾が前傾とばかり思っていたが違うようだ。しっかり3峰あるのだ。(恥ずかしい!)
標高を上げるにつれアケボノツツジが見られるようになってきた。ここの群落も素晴らしい。
登山道も標高を上げるにつれ傾斜を増し、土からザレになってきた。
12時55分、右に杉ヶ越しの道を見送ると、
岩と急坂の登りとなる。
13時4分、急坂を登ると後傾に着く。標識は無いので稜線の通過点だ。
傾山本峰(三角点は右端)が目の前だ。
後傾の岩場を下り、
鞍部に下ると冷水への分岐を見る。
本峰山頂手前10mの所に三ツ坊主・三ツ尾への分岐を見る。
13時17分傾山に着く。
三角点の先の岩場から展望を楽しむ。今歩いて来た後傾。本峰も後傾もすごい絶壁だ!
西に、左から手前に大きく見えるのが本谷山、奥に昨日歩いた古祖母山、障子岳。中央に祖母山、その右に大障子岩、前障子。
そして眼下にこれから行く三ツ坊主のノコギリ状の稜線。
頂にもアケボノツツジが満開。
13時32分本峰を後にして、三ツ坊主に向かう。途中の道標は傾山⇔大白谷となっているので戸惑う。
本峰からの下りは最初は荒れているが、しばらくすると心地よい稜線の歩きとなる。
14時5分、本日の核心部三ツ坊主への入口に着く。「三ツ坊主コースは危険です」とある。でも行く。
出足はなーんだこんなものかです。
でもすぐに、垂直のクサリ場の下降と急斜面のザレの下りです。
急斜面のザレは怖いですねー
登り返して本峰の絶壁を眺める。
向かう先には、左の鋭鋒は怖そうですね。あそこには登りません。
三ツ坊主の稜線もアケボノツツジが満開だ。
この稜線は突如こんなところが出てくる怖いところです。
15時35分稜線から下り始める。
10分弱下った14時43分、水場コースと合流。
ここからはしばらく緩やかな下りとなる。
16時4分三ツ尾に着く。ここで大白谷への道を右に見送り観音滝へ下る。
しばらくすると植林帯の下りに入る。モミ、杉、松の大木が目立つ。
水場コースと合流してから、刺激のないだらだら下りにKさんが林道はまだかまだかと、うわ言の様に云う。
16時58分待望の林道に出る。
林道を横切り観音滝への急坂を下る。要注意だ。
17時6分、観音滝の上に出る。この先は滝だ。
滝の上を渡渉し、
展望所へ。落差は数十mほどだろうか、水量は少ないが一筋の糸の様に美しい滝だ。
滝壺への下る道を右に見送り、登山口へ急ぐ。
17時28分、鉱山の作業道に出る。
17時31分、朝の観音滝と九折越の分岐に着く。
17時40分、登山口駐車場へ下山。遅い下山であったがそれでも駐車場は半分埋まっていた。傾から祖母、大障子岩の2泊3日の縦走者の車だろう。
三ツ坊主では数組の大きなザックを背負ったテント泊の男女の熟年登山者が登ってくるのに会い、体力・気力に感心した。南アルプス光小屋を思い出してしまう。
原尻の滝まで車で下り、3人でSさんのチマキとカップ麺で乾杯して分れる。チマキにはお世話になりっぱなしでした。感謝感謝!
小生は、竹田の月のしずく(350円)で汗を流し、浮羽の道の駅に22時過ぎに着きお泊り。翌日、大宰府のナッツに寄り車のバッテリをチェックして帰宅。旅の記録を書き終えたバンザーイ!
7時30分に尾平を出発、上畑から九折(つづら)の登山口へ。登山口駐車場手前の路肩にまで車が溢れている。それでも強引に奥まで行き8時路肩に駐車する。8時20分九折登山口を出発。メンバーは福岡のM、Kさんと小生の3人。出足は鉱山所の作業道を左手に九折川を見て歩く。
行程は九折から九折越、傾山、三ツ坊主、三ツ尾、観音滝、九折に戻る左回りだ。左右どちらの周回にしても急坂の登りが待ち受ける。
左手に砂防提を見て車道も終わり、右手の舗装の坂道を上る。
8時32分、観音滝と九折越の分岐に着く。九折越を取り山道に入る。ここの標高が400mで山頂が1600mだから1200m登ることになる。
所々急坂があるが緩やかな登りだ。
9時35分木々の間に滝を見る。
9時40分カンカケ谷に着き、山に向かって沢左手を5分ほど登り、沢の右手に登る。
そしてまた左手沢に下る。
ここから今までの緩やかな上りから、沢左手の壁の様な坂を一気に標高200mほどよじ登る。
10時25分林道に出る。やっと一息つく。40年前の祖母・傾縦走の際にこの道を下った記憶ではなだらかな下りとばかり思っていた。40年前の記憶は全くあてにならない。
ここからはジグザクの登りとなり、今までより緩やかな登りとなる。所々で木々の間に傾や三ツ坊主がのぞける。
10時50分熊野社の祠を見る。九折越までもう少しだ。熊野社の祠は昨日の障子岳の頂にもあったな。
11時28分九折越に着く。数組の登山者がいる。
これから行く傾山と左に続く三ツ坊主が見える。
傾の頂で昼食と思っていたがここでチマキとパンの昼食。
11時43分出発。しばらくは緩やかな登りと、明るい登山道が心地よい。
途中、奥岳川を挟んで反対側になる大障子岩とその右の前障子が良く見える。
12時20分、傾山の展望地点に着く。右から後傾、三角点のある傾山(本傾)、その左の少し低い鈍頂が前傾だろう。
今まで、本傾が前傾とばかり思っていたが違うようだ。しっかり3峰あるのだ。(恥ずかしい!)
標高を上げるにつれアケボノツツジが見られるようになってきた。ここの群落も素晴らしい。
登山道も標高を上げるにつれ傾斜を増し、土からザレになってきた。
12時55分、右に杉ヶ越しの道を見送ると、
岩と急坂の登りとなる。
13時4分、急坂を登ると後傾に着く。標識は無いので稜線の通過点だ。
傾山本峰(三角点は右端)が目の前だ。
後傾の岩場を下り、
鞍部に下ると冷水への分岐を見る。
本峰山頂手前10mの所に三ツ坊主・三ツ尾への分岐を見る。
13時17分傾山に着く。
三角点の先の岩場から展望を楽しむ。今歩いて来た後傾。本峰も後傾もすごい絶壁だ!
西に、左から手前に大きく見えるのが本谷山、奥に昨日歩いた古祖母山、障子岳。中央に祖母山、その右に大障子岩、前障子。
そして眼下にこれから行く三ツ坊主のノコギリ状の稜線。
頂にもアケボノツツジが満開。
13時32分本峰を後にして、三ツ坊主に向かう。途中の道標は傾山⇔大白谷となっているので戸惑う。
本峰からの下りは最初は荒れているが、しばらくすると心地よい稜線の歩きとなる。
14時5分、本日の核心部三ツ坊主への入口に着く。「三ツ坊主コースは危険です」とある。でも行く。
出足はなーんだこんなものかです。
でもすぐに、垂直のクサリ場の下降と急斜面のザレの下りです。
急斜面のザレは怖いですねー
登り返して本峰の絶壁を眺める。
向かう先には、左の鋭鋒は怖そうですね。あそこには登りません。
三ツ坊主の稜線もアケボノツツジが満開だ。
この稜線は突如こんなところが出てくる怖いところです。
15時35分稜線から下り始める。
10分弱下った14時43分、水場コースと合流。
ここからはしばらく緩やかな下りとなる。
16時4分三ツ尾に着く。ここで大白谷への道を右に見送り観音滝へ下る。
しばらくすると植林帯の下りに入る。モミ、杉、松の大木が目立つ。
水場コースと合流してから、刺激のないだらだら下りにKさんが林道はまだかまだかと、うわ言の様に云う。
16時58分待望の林道に出る。
林道を横切り観音滝への急坂を下る。要注意だ。
17時6分、観音滝の上に出る。この先は滝だ。
滝の上を渡渉し、
展望所へ。落差は数十mほどだろうか、水量は少ないが一筋の糸の様に美しい滝だ。
滝壺への下る道を右に見送り、登山口へ急ぐ。
17時28分、鉱山の作業道に出る。
17時31分、朝の観音滝と九折越の分岐に着く。
17時40分、登山口駐車場へ下山。遅い下山であったがそれでも駐車場は半分埋まっていた。傾から祖母、大障子岩の2泊3日の縦走者の車だろう。
三ツ坊主では数組の大きなザックを背負ったテント泊の男女の熟年登山者が登ってくるのに会い、体力・気力に感心した。南アルプス光小屋を思い出してしまう。
原尻の滝まで車で下り、3人でSさんのチマキとカップ麺で乾杯して分れる。チマキにはお世話になりっぱなしでした。感謝感謝!
小生は、竹田の月のしずく(350円)で汗を流し、浮羽の道の駅に22時過ぎに着きお泊り。翌日、大宰府のナッツに寄り車のバッテリをチェックして帰宅。旅の記録を書き終えたバンザーイ!