登山と車旅

祖母・傾山系 2019.05.02 黒金尾根から古祖母山・尾平越

お待たせしました。5月2日、晴。30日に原尻の滝に着き、1日は傾山に登ろうと考えていたが朝からの霧雨が上がらず、登山は諦めて原尻の滝を見たのち、竹田図書館に行った。至れり尽くせりの良い図書館だ。



1日夜は原尻の滝で夜空を眺めたら星が出ていたので今日は好い天気になるだろうと思った。前夜から尾平のLAMPに宿泊の会のメンバーと尾平登山口で合流して登るので、早めの6時30分に着くように道の駅を出発。6時30分前に着いたのでLAMPに向かって歩くと、タイミングよく会のメンバーも下ってきた。早いな7時登山開始では?30分早めたそうな。良かった早めに着くように出発して。
6時43分出発、尾平登山口からは正面に天狗岩が見える。



今日のコースは、尾平から川上渓谷、黒金尾根、天狗岩、古祖母山、尾平越から尾平トンネル日向口へ下りる縦走だ。9時間ぐらいの行程だろう。



6時55分宮原から祖母山へ登る分岐の橋に着いた。我々は黒金尾根だから橋を渡らずに直進。



7時3分第二の橋で奥岳川を渡る。雨が続いた割には水量も少なく清流です。





橋を渡り緩やかに登る樹林の中を歩く。



7時14分第三の橋を渡る。木のようだが鉄パイプのしっかりした橋だ。



2,3分も川沿いを歩くと、川を渡り返す。今度は橋がないので飛び石を渡るか、靴を脱いで渡るかだ。吾輩は飛び石で渡れたが、靴を脱いだ人も。冷たいようだ。



7時35分全員渡り終え、7時41分川上渓谷の探勝路を左に見送ると、急坂の黒金尾根の登りが始まる。





渡渉から2時間。急坂の登りに飽きたころアケボノツツジが目につくようになる。



シャクナゲも見たが僅かだ。



10時31分、数人が寝れそうな天狗の岩屋に着く。もう少しで祖母・傾の縦走路だ。



11時天狗岩を左手に見上げるガレの登りに着く。あと数分で縦走路だ。



11時8分縦走路に着く。アケボノツツジがお出迎えだ、大休止。



先ずは、古祖母方面に少し進み天狗岩に登ろう。



11時32分、天狗岩のピークへは牛首の道を渡るのだが、勇気のいる所だ。ザック置き空身で渡る人も。
  ピークへ

  ピークから


遮るものがないので展望は抜群だ。
北に縦走路の先に祖母山。



その右に2017年9月に会の山行で登った大障子岩と障子岩尾根。



南にこれから登る古祖母山。まだだいぶあるな。



古祖母の左手に傾山(左端)、その右に本谷山。



天狗岩の付け根の縦走路に戻り、11時45分から12時10分まで昼食。
昼食後、祖母山に登り宮原、尾平登山口に行くグループ(4人)と、障子岳、古祖母、尾平越からトンネルに下りるグループ(3人)の2手に分かれる。
吾輩は古祖母山のアケボノツツジが見たいので後者のグループを選択。

先ずは中央に見える障子岳を目指そう。左端は烏帽子岩かな。ここから先は大きな登りは無いが水平距離は長い。



標高が高い縦走路のアケボノツツジはまだ蕾のものが多い。



障子岳への稜線の木々がほとんど枯れているようだ。なんでだろう?



12時50分烏帽子岩の分岐を左に見送り、13時5分障子岳に着く。



障子岳からも遮るものは何もないので展望は良い。北に祖母、右に天狗岩、その右に烏帽子岩、右端に大障子岩。



障子岩から急斜面を下り、なだらかな縦走路になると、13時35分土呂久への分岐を右に見送る。



しばらくすると、馬酔木が丁度見頃の所に出る。その先はアケボノツツジのアーケードだ。惜しむらくはまだ3分咲きで蕾が多い。



古祖母との鞍部まで下り、振返り障子岳を見る。だいぶ下ったな。それにしても枯木が目立つ。なんでだろと皆で考え出した結論はシカが木の皮を食べてしまったのではないか。



14時35分、古祖母山の頂に着く。



古祖母山からは尾平越まで標高を下げるばかりだ。山腹のアケボノツツジが満開だ。



アケボノツツジと祖母山。



14時56分、古祖母から尾平越間で、要注意個所の長い梯子を下ると、



縦走路はアケボノツツジだらけだ。




 アケボノツツジの花(ピンポン玉大)、桜と同じで葉より花が先に咲く。




標高を下げるに従い、木々の葉が目立つようになる。





16時15分、尾平越へ着く。尾平トンネルは尾平口、日向口とあるが、尾平口への道は途中崩落があるとのことで、宮崎側の日向口へ下る。
尾平口への下山道は最近使われてないような荒れ方であった。



日向口への下りは、山腹を緩やかに下る道だ。



途中から尾根を下る斜面になり、植林帯に出るとK氏がトンネルまで車で迎えに来てくれた。感謝感謝。



16時45分、日向口へ下山。ここでお泊りの方が何組か居る。



尾平登山口の駐車場に戻り、黒金尾根を登る途中に出合った夫婦に再会。「尾平越に通行止めが無かったので尾平口へ下りた」と。
尾平口には通行止めのロープが張ってあった。

明日3日に帰る予定にしていたが、天気が良いので1日に登れなかった傾山に明日登ることにした。福岡から参加の2名も行くことになり心強い。車で原尻の滝まで下るより、テント泊のグループに加えてもらい尾平に泊まれば、明日が楽だ。夕食はSさん手作りのチマキと味噌ラーメンで済ませる。風呂はLAMPを利用(600円)。
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