20202年8月16日、晴。大村側から平谷トンネルを抜けて登山口駐車場までは行けそうなので経ヶ岳に登って見よう。通行止めなら岩屋越へ登って見よう。
444号の通行止めは大村側から見て駐車場の先からだ。助かった。

8時35分駐車場を出発。

今日のルートは経ヶ岳に登り、中山越の手前まで下り、経ヶ岳の東側を巻いて平谷越に戻り、タワラギ山をピストンして往路を戻るルートだ。大雨の影響は如何に?。

登山口からわずか歩くと、平谷キャンプ場の道を右に見送る。

さらにわずか登ると沢沿いの道が大雨の影響で荒れてくる。

沢の両岸が削られている。が、上からの落石の危険はなさそうだ。歩きやすい所を探して進む。


8時49分、沢から右の尾根に上がるところまで登り詰める。

尾根の右側(南側)を登る登山道は大雨の影響はない。

沢を思わせるような所は多少土石が登山道に流れ出している。

9時12分、林道に登り上がる所は斜面が流されている。


林道を横切り植林の道を登って行くと、ガレの登りとなる辺りから、はっきりと大雨の影響と分かる流れの跡が。でも登山道は流されていない。

9時31分馬の背に着く。

ここから先の尾根の登山道は、落ち葉が流されていないから大雨の影響はなかったと思われる。

9時56分、馬の背と平谷越の中ほどの千年樫に着く。汗でびっしょりでキツイ。中山越側に下るのをやめようかという気持ちに傾く。


ここから先は山襞が多くなり、大雨の影響を受けやすい枯れ沢が何か所かあるが、多少の土石が流れはしたものの登山道が流された箇所はない。浮石に注意して通過する。

10時16分、平谷越手前のクサリ場を無事通過。

平谷越下のガレの急坂もいつも通りの荒れようだ。

10時20分、ようやく平谷越しに着く。わずかに吹き抜ける風が心地よい。

クサリ場を登り標高を稼ぐ。

クサリ場の上の展望岩に着くと、ひときわ鮮やかな青空の下に多良の山々が。わずかな位置取りの違いだが山頂から眺める眺望とはまた違った眺めだ。



山頂への最後の登りを汗を流しながら踏ん張り、10時45山頂に着く。

西に郡岳への縦走路の山々。

その先には川棚虚空蔵山(左中央)が霞み、右端にうっすらと見えるのはおそらく黒髪山と青螺山だろう。

南には五家原岳から西(右)に大花山から右端の鳥甲山。

東(左)に多良権現。トンボも映っているぞ。

タワラギ山の左手には鹿島の街が。

木蔭に入り、豆大福を食べると、疲れも取れ中山越に下る気持ちが勝る。
11時3分ロープ場の上に立つ。

11時16分舞岳分岐を見送り、左への分岐に注意しながら下る。

11時23分、平谷越しへの分岐に着く。

ここから平谷越しまで30分ぐらいの登りだろう。ガレた個所もあるがほとんど樹林の中の道だ。


11時36分、心配していたガレ場も難なく通過できた。平谷越への登りにかかると汗が噴き出す。

11時57分に平谷越に戻り昼食。平谷へ下山する前にタワラギ山をピストン。

平谷越からやや急坂を上数分登り、

頂上台地の平坦部に出て、さらに数分奥まで進むと、

木々に囲まれたタワラギ山山頂だ、12時28分。

平谷越まで戻り、往路を平谷登山口に戻る。13時48分下山。

444号の崩落個所は駐車場から鹿島側に50mほど下った個所だ。法面の上が崩れたようだ。

久しぶりに青々とした夏空の下の山行であった。それにしても暑さが堪えた。
今日の行程、
登山口8:35-9:13林道出合-10:31馬の背-10:20平谷越-10:45経ヶ岳10:57-11:23平谷越分岐-11:57平谷越(昼食)12:14-12:28タワラギ山ー12:42平谷越-13:10馬の背-13:20林道出合-13:48登山口
