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登山と車旅

百名山 2008.11.02 祖母山

2008年11月2日、晴。連休を利用して10年ぶりに祖母山に登る。前夜尾平の「ほしここがinn」(現在は名前が変わっている)の駐車場で車中泊。

2日、6時40分尾平登山口を出発。尾平からノコギリ状の祖母山系の山並が望める。右端が祖母山で中央左が天狗岩だろう。先ずは天狗岩のすぐ右あたりの稜線を目指して登るのだ。


ルートは尾平から川上渓谷、黒金山尾根、天狗岩、祖母山、宮原、尾平の右回りの周回だ。

砂利道から登山道に入り、間もなくすると、宮原に向かう黄色い吊橋の下を抜る。6時57分次の吊橋で奥岳川の左岸に渡る。

11月ともなれば渓谷の水量も少ない。

出発から40分、紅葉もいよいよ鮮やかとなる。

さらに高度を上げると更に紅葉は鮮やかさを増す。


急坂を登り続けて8時56分天狗の水場に着く。枯れる寸前だ。

さらにガレの登りをこなして、祖母・傾の縦走路に9時17分出る。ハードな登りであった。

尖峰の天狗岩に向かうため、祖母とは反対の古祖母方向に向かう。天狗岩までは300mほどだろう。天狗岩は祖母側に進んだ展望台から眺めればこんな岩だ。左端に行くのは吾輩には無理でその手前の鈍頂の岩までだ。それでも勇気を出して9時27分天狗岩に着く。


勇気を出した分、天狗岩からの眺めは格別だ。北を眺めれば大きくそびえる祖母山。


眼下に祖母山への縦走路。

南に転じれば障子岳。

さらにその先の縦走路を左に古祖母山。

さらに左に東に向けば天狗岩の先に傾山が眺望できる。その右の高い山は本谷山になるのかな?

天狗岩に数分留まり、縦走路を祖母山に向かう。途中クサリ、ハシゴもあるが慎重に通過すれば危険はない。10時47分、天狗岩から1時間強で登山者で賑わう祖母山頂に着く。

昼食をとりながら展望を楽しむ。今歩いてきたばかりの縦走路の先に古祖母山。

見下ろす出発地尾平の先に傾山。


祖母山をU字の下とすれば、左のラインが大障子に向かう稜線、右のラインが傾山に向かう稜線だ。中の隙間が奥岳川かな。


北に見えるのは九重連山だ。

昼飯を食べている間に、本谷山(左)と古祖母山(右)の間に見えるようになったのは、五葉岳と大崩山かな?

11時7分祖母山を後にして、宮原を経て尾平へ下る。急勾配の下りであるが、黒金山尾根に勝るとも劣らない色鮮やかな紅葉が、長い下りを忘れさせる。




13時18分奥岳川を尾平側(右岸)に渡り、周回を終え下山。

川面に紅葉が映るのはもうしばらく後か。

紅葉と眺望がすばらしい山行であった。
今日の行程、
尾平登山口6:40-6:57第2吊橋-8:56天狗の水場-9:17縦走路-9:27天狗岩9:35-10:47祖母山11:07-13:18第一吊橋-13:30尾平

余談:祖母山は九州に来たばかりの1970年代後半に3回登っている、最初の2回は神原-祖母-九折越ー上畑へ2泊3日の縦走。3回目は前の2回同様神原ー祖母-九折越まで行き宮崎県側の見立に下り五葉岳に登り瀬戸口谷を吐野に下る途中でビバークして、崩落寸前の大崩山荘に泊まる。大崩山に登ろうとの意見もあったがとてもその気になれなかった。
その後、マイカーの時代になり1990年代に北谷からと尾平から日帰りで登っている。70年代の縦走を思い出すと、隙間だらけの祖母九合目小屋、雨漏りが激しかった九折越小屋、大崩山荘での焚火が懐かしい。祖母山には登ったが不思議と傾山に最初に登ったのは1997年が最初だ。

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