2019年11月6日、晴。水曜登山です。島原半島から多良山系に戻ってきて、平谷からタワラギ山、片木岳に登る。2016年8月以来3年振りだ。地図中のヘギ山は片木岳に訂正です。
9時12分平谷を出発。駐車場にはまだ陽が差さないので寒い。
ガレ沢を登って行くと、
10分弱ほどで、沢に侵入止めのロープが張られている。右の尾根に登り上がり、
尾根を左に捲くと沢音が聞こえるようになり、右に植林帯を見て歩く。
すぐに本沢の深い谷を右下に見るようになる。
前回の台風?の倒木が、登山道をふさぐよう横たわる。
しばらく右下に深い谷を見ながら登る。切れ落ちる斜面には樹木が茂るから不安感は無いが、足を滑らせれば滑落は間違いない。
標高を上げると、また樹林帯の中の歩きとなり、右の谷も浅くなり水音もなくなる。
9時50分林道出合に着く。林道はどちらに進んでも長い歩きで、国道に出る。
林道を横切り、馬ノ背に向かう。樹林の登りは、
すぐにガレの登りになる。
ガレの登りが勾配を増すとすぐに馬ノ背に着く、10時9分。
急坂、
落葉樹の葉も落ち陽が差すなだらかな上りを繰返し、
10時35分、千手観音が祀られている大木に着く(千手観音像が見当たらない)。
ここからしばらくはモミの大木が所々に見受けられる樹林の中を登る。
モミの大木を見かけなくなると、ガレた沢の通過や、
難所のクサリ場となる、11時。
クサリ場を抜けると、平谷越へのガレの登りとなる。落石を起こさすぬよう注意して登る。
ガレを登り、11時7分平谷越に着く。
平谷越の道標と同じところに、タワラギ山への道標もあるから迷うことはない。
タワラギ山へ向かう道は最初こそ登りとなるが、
数分もすれば、鈍頂の山らしくなだらかな、明るい林の歩きとなる。
11時21分、立木にタワラギ山の標識のある平坦な場所に着く。ここで昼食。
昼食後、ここから戻る組とさらに先の片木岳に向かう組に分かれる。
11時49分ヘギ山に向かう。おおよそ片木岳へは往復1時間だろう。
北側に平坦なタワラギ山から片木岳への歩き始めは、東側の尾根の方向にテープがあるからこれに従い鞍部に下ろう。平坦な北側の踏み跡はお花摘みなどのものだろうから要注意だ。
テープを見て下り出すも、踏み跡もテープもすぐ見当たらなくなる(片木岳から戻る時に確認すれば、踏み跡も、テープも確認できた。恐らく下りは、足早になるので見落とすのだろう)。
また、出足は地形も尾根をはっきり確認しづらいから進みずらい。
(地図中のヘギ山は正しくは片木岳です)
踏み跡、テープ印が見当たらなかったのはほんの僅かな間で、すぐに踏み跡も印も出てくる。だが、あまり人が通わない道なのでしっかり確認しながら進もう。一方で尾根の形がハッキリしてくるからこれを頼りに歩けば道を外すことはない。
次のポイントは、鞍部から、直角に南に方向を変える地点だ。鞍部に出たら右側(南)に注意を払いながらテープを見失わないように進もう。
数分もテープを頼りに進むと、左に岩壁を見ると急斜面にロープが張られた道となる。
ロープを頼りに2,3分も登ると、枝が邪魔する平坦でなだらかな道になる。
枝を避けながら1分ほどで、4等三角点のある片木岳に12時16分着く。木につるされた木片には4等三角点と標高しか確認できない。
地形図ではここから先にも691mの標高点へ道があるのだが、その方向への踏み跡は不確かだが、稜線を頼りに歩けば行けるだろう。
12時27分片木岳を後に往路を戻る。タワラギ山から鞍部への出足がもたついたから、帰路でしっかり確認する。14時3分平谷へ戻る。
2016年8月の時は経ヶ岳に登ってから片木岳を往復して平谷に戻っている。今回は片木岳のみ。メンバーの半数は同じ。皆さん疲れて来たかな?
タワラギ山、片木岳の行程
平谷9:12-9:50林道出合9:54-10:09馬ノ背-10:35千手観音-11:00クサリ場-11:07平谷越-11:21タワラギ山11:49-12:07鞍部-12:16ヘ片木岳12:27-12:55タワラギ山-13:02平谷越-13:33馬ノ背-13:42林道出合-14:03平谷
余談:片木岳は平谷越から往復の道しか知らないが、鞍部あたりから南側の林道出合あたりに下れれば、周回が可能となり、行程のバリエーションが増えるよな。鞍部から林道出合の緩やかな斜面を利用した道があるか探してみよう。ヘギ山、ヘギ岳どちらが正解?11月12日地理院DBで確認、点名は片木岳。 (地図中のヘギ山は正しくは片木岳)