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登山と車旅

九重連山 2021.07.16 坊がつるから三俣山南峰

2021年7月16日、土曜日、曇。今日は雨ヶ池から坊がつるに出て三俣山南峰へ登る予定だ。長者原から眺める三俣山は雲の中だ。天気予報は午後から1㎜の雨。坊がつるで雨になったら法華院からスガモリ越へ抜けよう。

8時18分長者原を出発。坊がつる讃歌の碑の横を抜けて、タデ原湿原の木道を雨ヶ池に向かう。

湿原にノハナショウブがポツリポツリ。
何時も歩いている樹林と違い、木々がまばらで雰囲気がいいですね。
9時17分指山分岐に着く。
雨ヶ池に向かって数十mも歩かぬうちに、マンサクとオオヤマレンゲの木に出合う。時期はとうに過ぎたので花はない。
ここから30分ほど登り、雨ヶ池に9時50分着く。坊がつるで雨の中テン泊した人に会う。ご苦労様でした。案内にあるノハナショウブは全く見られない。

雨ヶ池に下る途中から坊がつるを眺めると、平治岳の中腹まで雲で覆われている。
坊がつるの手前まで下ると、この天気ではテントは全く見られない。
10時38分吉部からの道に合流。
右手に見上げる三俣山南峰は雲に覆われているが、まだ雨は降ってこないので南峰に登ろう。南峰への登山道は左側の沢筋の左、林の中だ。
10時44分南峰への取付きに着き、ここで登山口からご一緒した坊がつる散策の大分姉妹と分かれる。

取付きへの案内はないが、案内板の向かいの踏み跡と石が目印だろうか。
踏み跡をたどって3分ほど歩くと南峰への道標を見る。
さらに3分ほど歩くと土石流の跡が残る沢に出る。

沢の右岸を100mも進まぬうちに、10時57分右岸から左に折れ林の中に入る。
最初の中はロープや土止めで整備された道をジグザグに登る。


標高を上げるに従い、土止めもなくなり滑り易い場所が所々現れ、また段差もあり往生する。
10時48分中間点あたりで岩を登り上がると展望所だ。
タイミングよく雲の切れ間に、坊がつると法華院温泉が見下ろせた。だいぶ登って来た実感が湧く。
ここからしばらく登ると、ガスって来て雲の中に入ったなと感じる。一方草露で昨日の二の舞はしたくないから、レインウェアの下を着る。上着は雨が降っていないから着ずに登る。着ても着なくても汗か草露で濡れるから同じだ。
標高を上げるに従い木々は低木となり、岩が目立つ登りになる。
12時38分左手にこんな岩を見ると、Kさんがそろそろ山頂が近いよと云う。

それから2,3分ほど歩くと、いきなりなだらかになり、

12時44分三俣山南峰に着く。全く展望は無し。それでもどうにか天候が持ってくれ、雨に遭わずに山頂まで登れた。風を避けて昼食。

この天気なので北峰までは諦め本峰に向かう。途中で僅かの間陽が射す、がすぐにガスる。地図とコンパスで方向を見定め歩く。

13時23分本峰に着く。
本峰から西峰への出足も方向を確認して歩きだす。
13時26分Ⅳ峰を正面に見て、鞍部から西に下り西峰に向かう。
10分も下ると一瞬ガスの切れ間が出来、西峰が眼下に広がる。感激しますね。
13時48分西峰に着くが、ガスに包まれている。

西峰から下る途中で雲の下に出て、北千里やスガモリ越が望めるようになる。

14時11分スガモリ越に着いて、
作業道へのガレ場を下る。迷わぬようにこれでもかと云うくらい黄色いペイントが目に入る。

14時26分作業道に出る。ガレを抜けてホッとするが、小石が目立つので石車で転ばぬように要注意だ。
昨年の大雨の影響はこの道にも出ている。これは危険だね、道が半分崩落。
大曲へ下ると車道を歩くことになるので、作業道を長者原へと道なりに下る長いね。




下まで降りてくると、指山からの土石流が作業道を幾筋にも寸断していたようで、ようやく通行止めが解除され歩けるようになったとのことだ。土石流の規模の大きさに驚くばかりだ。
雨ヶ池への道にもたくさん花が落ちていたが、ここにも咲いている。ヤブツバキ?、ナツツバキ?、ヒメシャラ?みんなツバキ科だからな。

15時37分作業道を1時間歩いて長者原に下山。長い作業道だったな。
諦めかけていた南峰に登れてよかったですねー。

今日の行程、
長者原8:18-9:17指山分岐-9:50雨ヶ池-10:38吉部分岐-10:44南峰取付き10:49-11:50展望所(雨具下付け)12:05-12:45三俣山南峰(昼食)13:10-13:23本峰-13:48西峰-14:11スガモリ越-14:26作業道(雨具脱ぐ)14:35-15:38長者原

翌17日は雨で停滞、朝からKさんが料理をしてくれた。吾輩とMさんは出来るのを待つだけ。いただきまーす。

昼にK師匠からKさんに電話。
師匠「どうしてるね?」
Kさん<雨停滞で3合目です>
師匠「停滞なら飲むしかないね」
Kさん<はい、3合目です>
我輩(笑い)
分かりましたかこの会話。
夕方には雨も上がり全く見えなかった三俣山も夕焼けだ。明日の登山を祈って5合目。でも明日(18日)も未明から土砂降りの予報だ。どうなることやら。


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