Prairie House

「自然と建築の融合」ここはそんな草原住宅です。

北海道大学-2011秋- ~ハッパハユメノアツマリ~

2011-11-03 18:30:47 | 札幌市北区
2011年10月28日 札幌市北区北海道大学構内

秋の北海道大学構内の北13条門では、毎年彩る銀杏並木が有名でこの時期になると沢山の人々がそこへ訪れます。

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この日はなんとも微妙な天気で、午後からは少し雲が多くなってきた状態。


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なのでちょっとどんよりとした写真が多いのですが、なんとなく薄暗い空間もいいかもしれません。


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銀杏並木ということですが、北大はとてつもなく広い。中央部は道路となってるので車が通ります。駐輪も禁止!


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銀杏のトンネルを歩き、観て、撮って、そして遊ぶ。色んな人々の風景がありました。


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先ほども記載した通り、ここは道路。カメラを持った人々が車の通行を塞いでしまう毎年恒例な風景もあります・・・
撮影するのは自分達の夢でもあるけど、撮影時のルールは守らないと・・・


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落ち葉の絨毯。例えば空からこの絨毯を眺めたら綺麗なんだろうな。


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葉っぱの隣にはいつも葉っぱがいる。
葉っぱが集まれば絨毯にもトンネルにも、何にだってなれる。


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空にいる葉も、土の上の葉も、生まれるときも散るときも一緒。


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これから彩る葉も既に彩った葉も、1つ1つの命にそれぞれのタイミングがあって人生を全うする。


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素敵な人生だから、その姿がこうやって現われる。


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少なくとも人も自転車も車も並木道を楽しんでいるはず。


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大学構内だとはいえ、観光地でもあるこの広い広い空間。


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このブログを観てる人ももしかしたらこの日、この同じ場所・時間の中にいたかもしれない。


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そう思うと写真の力ってすごいと思う。写真が好きだから集まるのだとしたら、この風景が好きだから、何かを感じるから、もっと沢山の力がそこにあるから、人々を魅了し続ける存在としてこれからもずっとこの銀杏並木は存在してほしい。


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銀杏に、紅葉だってもちろん。おばあちゃん達の笑顔が素敵でした。毎年、この風景を楽しみしていられる。
どんなに身体が不自由になっても、こんな風景があったら、こんな空間がずっとあれば、笑顔に出来る。
風景や空間ってこういうものだって、ずっと握り続けてお手伝いが出来ればいいな。


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カメラを向ける人達の想いは様々。
向けてる時・場所の空間や色んな想いと出会ってる瞬間がすごく果てしない夢へと1歩でも登れてると自分は感じてます。
風景や空間を考えて向き合うこと。それにまつわる人々の時間を感じて、どうすれば人々を魅了させるような場所を創れるのかなって、戸惑いと楽しみを同時に感じながら、自分は撮影してます。


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自分の想いが写真というカタチとして残せることは自分自身の成長、この先これらの写真を見たときのあの場所での回想、抽象的な写真が多い中でその生命力を感じて、夢へと繋げていくいつも持ってなくちゃいけないもの。


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こんな誰も撮らないような道端の葉でさえも命を育んでいるのだから、無視するわけにはいかない。その空間に確かに存在していた。



よくわからない文字群を綴ってしまいましたが、自分はそんな建築士になりたいです。
どんな些細なものでも生命力と存在にあふれる風景のような空間を描いてみたい。写真みたいな空間。
そこに人々が足跡を残していけば、俺の夢は叶う!


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自分は鴨と違ってカナヅチ野郎ですが、泳げなくたって浮けなくたって水が恐かろうと辛い道のりは自分らしく考えてその流されるような海流の中を渡っていこうと思います!


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1枚1枚が夢です。夢を集めに、見つけに、カメラ持ってます!!


百合が原公園 -2011夏- ~フラワー・ミュージアムを構成させる~

2011-08-21 13:39:52 | 札幌市北区
2011年8月7日 -札幌市北区百合が原公園-

花の聖地・百合が原の夏!
世界中の花々が集まるここは平日休日問わず沢山の人々が集まります。

花に関心のある女性をはじめ、子供達や家族連れでいっぱい。もちろん自分みたいにカメラを下げて歩く人もいっぱい。
札幌には多くの大公園がありますが、ここ百合が原公園もいわずと知れた大公園!

花の写真ももちろんありますが、今回はその花を際立たせる空間そのものに注目していきます。
花が展示品だとしたら、その周りは美術館。そのミュージアムとしての構成要素を探していきます。


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こういう生垣に囲まれた庭園はヨーロッパの中庭を思ってしまいます。
見るとどうしても通りたくなるようなこういうアプローチはミュージアムとしての機能そのものです。

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パーゴラの中へ。
人工的ですが、森を彷彿とさせながらもその背の低さによりトンネルに近いものです。
背が低い分、風通しも良いし、より天井の緑にも近づける。秘密基地のような場所ですね!

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こうやって曲がりくねる面白いカタチをした木々とも触れ合える、楽しいアクセント。

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光と影の不均一さが落ち着きます。程よい距離感のベンチも、人が座ってると想像すればちょっとした1人の時間の中の安心感。

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思わず座って一休みしたくなる緑と風の時間。

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えんどう豆も生ってますw

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「こんにちは」ってくらい人と同じ高さに立つ花。ユリ??わかんない

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アングル1つで印象が変わってしまうのがカメラの良いところ。この空と森があればここがどれだけ自然に囲まれた場所なのかわかることでしょう。

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あんまり注目されない気もする木々の葉っぱ。葉っぱは立派な屋根になるのです。
人間が雨宿りする時に思わず木の下へ集まるのは、木は屋根だと心のどこかで認識してるから。

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花が皆同じ方向を向いている不思議な光景。顔の先には小さな川が流れてるんだけど、きっとこいつらも川遊びしたがってるに違いない!自然と自然の交流、コミュニケーション。

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木も屋根だけど、空も立派な屋根。空の照明1つで空間性は変わってしまう。

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中背にして潜りたくなるような低いとこにある木々の葉。何も、人間のスケールに合わせる必要のない散歩道。

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曲がりくねる道って本当によく似合う。

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アジサイでしょうか。

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見晴らしの塔が見えてきた!
見えると思わず近付きたくなる視覚効果!

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ポツリポツリと存在している色んなモノ。
すると小さな木も花と同じようにミュージアムの展示品のように思えてくる。

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前と後ろで違う世界。それがベンチ。

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近くに丘珠空港があるので、旅客機だけでなく小さなグライダーもよくここの空では目にします。

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金属で自然を表現するのはすごく良いことだと思う。
スノークロスフィルターを装備して撮影したので反射した六角形状の光が輝く!!

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こちらはクローズアップレンズフィルターで。
今度は花びらが花弁のミュージアムになるような、大小関係。

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まぶしーい!!!

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なんとなく夕刻に近付きつつある空。

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いいトゲした温室wいやぁほんといいトゲしてるw
美術館にはヘンテコな造形が欠かせない!!!

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温室にはこちらから。花も色々と販売しています。中には女性ばっかりいる。

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時計は欠かせないものですね。自分は腕時計をしてるけど、こういう所謂時計台を見ると落ち着いてしまいます。
煉瓦と時計ってなんでこんなに合うのでしょうね!




34枚という長編、御覧頂きありがとうございました!
最近は庭園というそのものにハマッていて、ここ数日はこのような緑のある場所へ足を運びました。

建築と庭園の関係性は密接で、内外部を繋げるグラデーションのような役割をします。
どのようにして人を導き、魅せていくのか。

そのために木々や遊歩道にベンチにも1つ1つの役割が存在していることをこの目で確かめたくて、それぞれに体験を兼ねてファインダーを向けています。

夢は建築士!空間性というのを生きてる限りずっと全ての場所で感じていくことだろう。
庭園、公園のあり方。人を掛け合わせるとミュージアムにもなるし休憩所にもなる。

構成のあり方1つで空間は変わる。





自然たちの塗り絵

2010-11-17 16:58:43 | 札幌市北区
2010年10月31日 -北海道大学-

撮影してから半月も過ぎてしまいました(汗)
遅れて申し訳ありません。


北海道大学といえば・・・

「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士。
そして最近では「クロスカップリング」でノーベル化学賞を受賞した鈴木教授。

北海道ではトップクラスの大学です。いろんな意味で。



しかしこの秋、この北海道大学で彩る風物詩がございます。それが・・







銀杏並木でございます!!

北国では銀杏スポットとして有名なこの場所。沢山の人々がこのトンネルの下で沢山の会話をして、沢山の出会いをして・・・


出会い・・・ねぇ(涙)




天候に恵まれたのでカメラも良い色出してくれました。


いつもどおりPLフィルターを装備、彩度もMAXに設定して撮影しています。コントラストの設定は当然、場面によりますよね!



がっちり木の幹。秋の夕刻はこんな色と影が生まれるので好きです。



自分ながら、こういうコントラストとの対比のある写真が好きです。
もちろんこの影・・黄色い銀杏だけではございませんよ!!




1/2分割!!
なんて抽象的なんだろう。

赤と黄色=太陽と月

なのかな???w



真っ赤っ赤ではなくて、オレンジや黄色とのグラデーションが掛かってるから綺麗なんだよなぁ。
こういう時、各色それぞれの長所を引き出してくれる一眼レフカメラの性能に感謝です!


彩のある世界を撮影する時が楽しすぎてたまらない!!!



今日は11月17日。札幌はそろそろ秋の紅葉も終わってしまうので、この景色はもうほとんどありません。
今頃落ち葉でいっぱいなんだろうけど、落ち葉の世界も楽しいんだよなぁ。
少なくとも、子供達は地面に張り付いて喜んでくれる。

一足先に冬へ行ってまいります!!
また来るよ。