Prairie House

「自然と建築の融合」ここはそんな草原住宅です。

杜の都 -夢の場所-

2011-03-20 01:35:44 | 宮城県仙台市
2010年9月12~15日 宮城県仙台市

行きたかった場所・・・


その名も・・・






「せんだいメディアテーク」
設計:伊東豊雄

日本を代表する建築家・伊東豊雄の代表作にして出世作、この建築作品を機に伊東氏は世界中からの注目を集めた。
建築・デザイン関連の多数の受賞歴を持つ、超強い現代建築!!!
建築を志す者なら知らぬ者などいない、夢と希望がこもった憧れの建築である!!

目の前のケヤキ並木の広がる定禅寺通りから見えたこの透明剥き出しのスケルトンに、特徴的なチューブコア!
フラットで薄い面と梁のないとても軽そうな材質感!!


間違いない・・・ここが憧れの・・・・


せんだいメディアテーク!!!!!!!!!!


来たぞお!来ましたよ!ありがとう夢の世界!!

いやこれは現実の世界だよ!テストに出るどころじゃない授業や本の中の建築にこの目で、この身体で・・・・・・・踏み込んだ!!!!


さあ、行くぞ!!!!!





ちょうど仙台のあちこちでジャズのイベントが開催されていて、人で沢山!!!

物理的にも精神的にも壁の無い繋がりのある大空間に何の障害も無く人々は「面」を創り出している!!!

自由な発想、建築とは、人が創っていくものだ。



気になる骨組みがあるでしょう?
これはチューブで組み立てたもの。この1本1本のチューブの中に設備(配管・配線等)を通し、さらにエレベーターとしての機能も併せ持つ「コア」(=エレベーター・化粧室・階段室などの集まった柱状の部分)の役割を果たします。

しかも透明なので、各階に光や通風を促す、連続性がありつつとてもエコである優しい仕上がりです。

この「チューブ状のコア」を考えた伊東豊雄大先生!!!
なまら有名!テストに出るよここ!!!!



憧れのエレベーターに乗る。すげえ・・・宇宙の未来都市に来たみたいで、心臓のバクバクが止まらなくてすごく興奮してました!


イベントスペース、図書館、ギャラリー等の公共性抜群の場所。

いくら大好きな場所だとはいえ、あまり過度に撮影してはいけないものです。
だからあまり撮れなかったけど、刻まれたこの場所を俺は一生忘れないし、また何度でも来るし、この建築がある限り、俺の闘志は消えやしない!


※ちなみにここ、撮影するのに許可が必要らしいです。北海道に帰ってからそれを知りましたorz


だから申し訳ない。写真が全く無いんです・・。


パンフレットは沢山貰ってきたし、ショップでもポストカードと伊東豊雄モデルのデザインペンも買ったし!!


内部は本当に「壁の無い」ものでした。

例えばガラスやスモークガラスで仕切り、光やカタチを通すことで事務室とコモンスペースとの境界を無くして一体化。

当然バリアフリーだし。

外面のダブルスキン構造や薄いスラブから見ても最低限の力で全体をなるったけ繋げようという意識が伝わる。

照明の配置やデザインもすごく有機的で、人を誘うような雰囲気をかもし出していて、まさに「何処でも歩ける」ような自由な開放的な場所です。

所々に面白いデザインの椅子があり、座ってみるとまたその場所その場所からの視点を楽しめて、目の前の風景にまた誘われる。

そういうビスタライン(=カタチを風景として思わせ、視覚的な誘導を効かせるデザインや技法。美術館等によく利用される)も効いてて、好奇心旺盛な人はすぐに誘惑される。

インテリア(椅子・棚・テーブル)で動線を分けていくように、完全に塞がる壁はほとんどない造りは本当でした!!!皆平等だ!!


トイレは正直、ちょっと狭かったけどねww


内外部が一体化した最強の場所。イベントになる度に大活躍する、人に与える場所。
ここで好きなことして、好きな風に過ごせば良い。

自由。まさに伊東建築でした!

最後に、スタッフ以外ほとんど誰もいなくなったところでパシャリ!!


そうです。夜になるとチューブが光るんです。

まるでクラゲみたいになって、そんな生物的な建築こそやはり伊東建築!!大尊敬してます!!!



またこの場所に来るよ絶対!!

明るい、かっこいい、優しい、夢の場所。

また人々が集えるようになるまで、頑張ろう。その先もずっと・・・







杜の都 -上陸-

2011-03-19 23:45:33 | 宮城県仙台市
仙台が大好きです。半年前、仙台へ旅をしに行きました。

札幌には無い、街の歴史と雰囲気、永年より栄え、創り上げていった人々の強さと優しさ、食もウマイ!!

道端のちょっとした坂や橋、また山や川の1つ1つにも歴史があって、タイムスリップしたような気持ちになりました。

そんな杜の都をこのカメラで撮れたこと、感謝してます。

元気な姿を取り戻してほしい。こんな美しい街を、これから築いていきましょう!



2010年9月12~15日 -宮城県仙台市-



北海道より新千歳空港。これから翔びます!!!


機長のやまとです。快適な空の旅を!!




空撮りわすれたorz
飛行機のウイングのメカメカしさには毎度惚れるw



仙台空港に到着!ご存知伊達政宗に迎えられ、気持ちは家来。ははぁー!!

北海道には武将なる者がいないから憧れだなぁ。
土方歳三や榎本武揚はちょっと最近の話。


しかし生憎の初日の仙台は雨・・・・雨男

仙台空港から汽車で仙台駅へ。
ずぶ濡れになりながらホテルを探してようやく到着。
男2人で「パールシティ仙台」というちょっと洒落た名前のホテルに泊まります。あ、ビジネスホテルですよ。安さで選んだww

それぞれ一人部屋ですので安心よ?



仙台駅へ戻って昼食。

牛タン定食、キタァァァァァァァァァ!!!!!
思ったよりやわらかいんですね!!!
麦ご飯とよく合います。



るーぷる仙台と呼ばれる観光バスに乗ります。
外観もお洒落だけど、中もお洒落でした。
まるで木で出来たバスで、馬車のような感覚でした。
運転手さんも観光案内してくれます!4日間、このバスには本当にお世話になった!



瑞鳳殿に到着!
伊達政宗をはじめとする伊達一族を祀る霊廟(れいびょう)です。


当時でもこんな鮮やかな色を出せたのだと証明してくれました。
自分は歴史とは過去、「白黒写真」のようなイメージがあってなかなか本色のイメージが掴めずにいました。
だけど本当に伊達政宗という人物やその時代の人々は確かに存在していたのだと心から感じた。




瑞鳳殿は太平洋戦争時の仙台空襲で焼失したと書かれています。
だから再建したカタチにはなるけれど、そのときに伊達政宗の遺骨を発掘したのだとか。



階段が印象的な場所です。門扉くぐったらいきなり階段なんだもんなw


「独眼龍」とはいいますが、この龍は両目ありますww


「自然と建築の融合」がすごく好きです。雨の後ともあってなんだか瑞々しい感じもして、なんとなくだけど幻想的でした。



キノコww

グロ注意!!!↓






甘味処で「しらたまクリームぜんざい」
相棒がグルメな奴でして、色々とリサーチ済みなのだ!尊敬するよ。


住宅を改装した店でした!ありがとう。




少しずつ暗くなってきました。鉄骨をむき出しに魅せるガラス張りの構造に燃え萌え!!!かっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!


こうやって「道端」にはいつも夢があります!!!



そう、そろそろ行こうか。すごく行きたい所があるんだ!!!!!!