日本蜜蜂お譲りします

自宅のお庭や畑で「日本蜜蜂」を飼育してみませんか。小型の巣枠式巣箱で簡単飼育、採蜜ができます。

給餌

2012-08-28 | みつばち
 日本みつばちの群れは蜂の数を増やしながら、規模を大きくして
いきます。
 蜂群規模の拡大は、蓄えている蜜を消費しながら子供を育ててい
きます。
 自分達の食事分と子育て用の貯蜜がなくなると、蜂軍バランスを
崩していま住んでいる巣を放棄して、新天地を求めるようになります。

 規模を適正に維持していくためには、適時の給餌が必要です。

↓ 上白糖を準備します。

 

↓ 花粉、人工花粉も効果的です。

  

↓  巣箱の中に入れておきます。
  
  



  折角、自宅の庭で飼うからには、大切に育てて生きたいものです。

巣枠の点検

2012-08-22 | みつばち
 巣枠を点検する中で、蜂を巣枠からはずして見たいときは
洋蜂は箱の中にふるい落としたりしますが、日本みつばちは出来るだけ
巣門の前においてやります。
 日本みつばちは、熊や大スズメバチに襲われて暮らしている経験から
荒っぽく扱うと、逃去することがあります。
 ふるい落としてはいけません。
 刷毛でソット、巣門前に下ろしてやります。

  


 巣門前の蜂は、自ら巣の中へ戻っていきます。

  

日本蜜蜂を自然巣に近い形で飼う

2012-08-18 | みつばち
 日本ミツバチは、太古の昔から大木の洞に住んでいたのではと言われてます。
これに近づける飼育法が底板を置かない飼いかたです。

↓ 巣箱の一番下に
  「コンクリート枡」を置きます。

  

↓ コンクリート枡の中には
  山砂などを入れて、自然に近いようにします。

  


  ミツバチの大敵「ハチノスツツリガ」の幼虫スムシは蜜蝋を食して巣板を侵食していきます。
  この「コンクリート枡」方式は、底に落ちたスムシは上へ上がって行きません。
  

日本蜜蜂を庭で飼う

2012-08-16 | みつばち
 日本蜜蜂を庭で飼うには「重箱」「巣枠式箱」が主な飼いかたです。

〇 重箱
  一般に巣の成長に併せて、箱を継ぎ足していきます。

 
    巣の成長は目では確認できません。
   下から覗く、デジカメで撮影することで判断します。

  

〇 巣枠式巣箱
  蜂数の増加に併せて巣枠、巣箱を増やしていきます。
 
  

  巣枠の成長を観察します。
  ↓ 3分の1くらいから

   

  ↓ 巣枠全体への成長が見られます。

  

   
  日本ミツバチは蜂数が増え規模が大きくなると分封します。分封をさせないためには
 継箱をする、採蜜をするなどで空間を広くしてやります。
  

日本ミツバチ

2012-08-13 | みつばち
 日本ミツバチはどんなところでも巣を作ります。
 天井裏、床下、木の洞、廃車の中、リンゴ箱など少しの空間が
あればいいようです。
 そこに住み続けるかはまた、別のことです。
 四角い箱を作って、積み重ねていく重箱飼いも多く見られる方法です。

↓ 重箱の中


巣箱の点検

2012-08-09 | みつばち
3段巣箱を点検します。
養蜂用語で内検といいます。
↓ 3段巣箱です。
 
↓ 下段です。
 
↓一枚づつ引き上げて内検します。
 
↓ ソット引き上げると蜂もおとなしくしています。
 
↓ 増巣の進行が判ります。
 

 内検は産卵、幼虫の成長、蛹の出房の進行が判ります。
 ミツバチの寿命は30~40日です。
 次々と生まれてこないとその巣は絶える事になります。

巣枠の点検

2012-08-04 | みつばち
蜂数が多くなって、巣箱が3段になると、中段、下段の巣箱も点検します。

↓ 巣箱3段全体
 

↓ 巣箱中段(上段を抱えて除ける。)

 

↓ 中段巣箱の巣枠を1枚づつ引き上げる。
  このとき蜂を怒らせないようにゆっくり引き上げるのがコツ。
  女王を傷つけないように。

  

↓ 巣脾の大きさ、産卵、幼虫の成長、蛹の出房状況を点検する。
  無駄巣があればカットしておく。
 
 

 下段巣箱も、上段中段同様に点検し、無駄巣はカットして巣枠がスムーズに
出し入れできるようにしておく。
 なお、この点検の時には、無理に女王を探さなくてよい。 

ハチミツの日

2012-08-03 | みつばち
 8月3日
「ハチミツの日」です。

 巣脾に蜜蓋がされていれば糖度に問題はありません。
蜜蓋がされていない巣脾はまだ糖度が十分でないことが多いようです。



 これはまだ半分くらいしか蜜蓋がされていないようです。