楊に風と受け流す

新しい一日がやってくることは喜びです。

川の水は案外汚いよ

2009-08-18 01:40:33 | La vida en Honduras
と言われた。


前日“案外”どころか、思い切り“濁流”をたぶん大量に飲んだ。
そしてそのあと吐き気と若干のDiarreaをもよおした。



原因なるもの・・・


それはラフティング。




前の日の豪雨で川は大変なことに。
確かに誘うような荒々しさにはときめいたが、汚ったないの。




それでも初めてのラフティングにウキウキしつつ、いざ講習。


前に進む合図  「アデランテ」

後に進む合図  「アトラス」

右回転      「イスキエルダ・アトラス」

左回転      「デレチャ・アトラス」

ボートに潜る合図「アル・ピソ」

元に戻る合図  「ポジシヨン」


チームのリズムを合わせることが大切なんだ!と何度も練習。


3つのチームに分かれたが、うちの船頭さんはキビシイ。
「もっとリズムを合わせて!!」
「もっと集中して聞いてくれ!!」

我々がよそ見をしてると
「今、自分たちがやってることに集中しよう!!」


・・・ホンジュラス人なのにキビシイ。
もしかしたらあいつはホンジュラス人じゃないのかもしれない。




そんな疑惑を持ちながらトップでスタートォ!!


ざっぷんざっぷん水しぶき浴びて、キャーキャー言って、落ちた人笑って、自分も落ちて


7~8メートルはあろうかという岩場からジャンピーング!
いざ飛ぶとなると足がすくむってホント。
ビビりで結構!
だって女の子だもん。


60歳男子の雄姿に心打たシーンも。




約1時間半の旅。


日本じゃアウトドア女子が流行ってるらしいけど、こっちじゃ日々アウトドア。



できることならインドアでいたい。
インドア万歳!
太陽なんて浴びなくていい!
砂埃なんてまっぴらさ!



アウトドア女子の気がしれません。

たまーーーーーーーーーにやるから楽しいのです。


清潔な住まいが待っているからアウトドアしてもいいって積極的な気になるんです。







今回のラフティング、最終的に私の体に大ダメージを残していきましたが
あんな汚い川でもう二度とやることはないと思うと、とても貴重な経験だったとオモイマス。

A cuanta persona le gusta la comida asiatica?

2009-08-14 22:58:44 | La vida en Honduras
妄想、絵空事、夢・・・

いろんな言い方ができるけど、この国だから出来ること。


動き出しました。例のプロジェクト!




ずっとずっと漠然ながらもホンジュラスで何かしたいと思ってた。
だって始めるとこがとても簡単なんだもの。
日本では針の穴を探すほどの隙間商売。
それにくらべ、埋ってるところを探すほうが難しいくらいのホンジュラス。
さあて、なにを始めよう。

商売・・・。


焼きそば?
  チャプスイと呼ばれる焼きそばらしい中国料理がすでにあるので却下。

お好み焼き?
  即席性に欠けるので却下。

おにぎり?
  日本米じゃないのでぼそぼそ、型作れないので却下。

たこ焼き?
  タコがない。





『カレー』です。


もちろんこの国にもカレーはあります。
でも、庶民にはまったく浸透していない。知名度2(10段階)くらい。

さらにカレーはインド料理です。
でも、日本は中国の一部だとか、アフリカ大陸にあるとかスーパーいい加減なというか思いっきり間違った知識をもったホンジュラス人に、アジア料理は日本料理だと言って何が悪いでしょうか。


カレーの利点は多い。
1、カレー粉が手に入りやすい
2、牛のみだがひき肉が手に入る
3、野菜が安い
4、米が好き
5、ナンみたいなトルティーヤという食べ物がある

まだまだあるが、最大の利点は
「ホンジュラス人が本来のカレーの味を知らない!」ということ。



ホンジュラス人の協同運営者、協力隊員とともに試食会を行った。

ルーを使わないカレーを作るのは初めて。
食べやすいようにドライカレー風に挑戦。

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・フードプロセッサーで人参・タマネギを細かくカット。
・油をひき、炒める。
・イイ感じになってきたら、ひき肉と1㎝の立方体にカットしたトマトを投入。
・混ぜる。
・カレー粉と小麦粉、ブイヨン、ケチャップを適量入れる。
・混ぜる。
・水を約1リットル入れる。
・混ぜる
・塩コショウ、その他必要と思われる調味料を加える。
・煮込む

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

こんな感じでなんとなく完成。
約15~20人前作った。
途中、何度も調味長を足したので正確な分量は改めて計らねばならない。

それに加え反省点・改善点が山ほど。


大した手間じゃないんだけど毎回生トマトを使うのは面倒だと思った。
値段を比較してよかったら、フレッシュトマトをトマトペーストに変えてみるのも手かなぁ。
ドライカレー風にしたかったけど水の量が多過ぎてふつーのカレーに。
煮込む時間も必要だがその前に水の量を調節せねば
水のほかに水分としてココナッツミルクを入れようと思う。
ホンジュラス人はココが大好き。コスト計算してみて余裕が有ればGO!



他にもこんなに。


・野菜を炒めるとき、ニンニクも一緒に炒める。
・野菜の前に肉から炒める。
・ブイヨンをコンソメに変えてみる。
・塩をもっと入れる。
・日本人の感覚よりご飯多めにする。


目には目を歯には歯をホンジュラス人には濃い味付けを!



来週は市場調査を開始。
値段設定、ボリュームを確定させていきたい。


さて、改善の余地たっぷりのカレープロジェクト。
暴走しそうなホンジュラス人パートナーをどこまで抑えることができるのでしょうか。


着地がみどころ。

大先輩に てい。

2009-02-26 05:40:31 | La vida en Honduras
藤岡弘の一言なんすが、何のことか分からない人が多いでしょうね。









学校始って2週間くらい経ちました。









毎日同じ時間に起き、家を出ます。

異様に重い扉は朝から堪えます。

雨が降り続いてるせいで道が小川のようになってます。

牛、豚、ヤギ、野良犬がうるさい。

きっと唯一の外国人である私はこの町で浮いてます。

必要以上に声をかけられるのもそのためかと。

学校の子どもたちは無邪気でかわゆいです。

こないだ1年生の男の子がチナと呼んだので叱っときました。







毎日のどかだなぁ。





今はなき日本の昔の姿でしょうか。


町の人は、誰がどこに住んでいて、どこで働いていて、誰が誰の親戚で恋人で仲が良くって悪くって・・・そういうの全部知ってます。


私が一週間出張でいなかったときも
「最近見なかったけど、どうしたの?」
って聞いてくれるんだもの。


生活パターンを知られるのは良くない、って安全対策クラークは言うけど
私にはこの“知られてる感”が何気に心地よい。






危険な地域にいる人、のどかの地域にいる人

同じ国なのに、同じホンジュラスジンなのに、なんだかなんだか。




安全は自分ひとりじゃ築けないもの。
守り守られながら生活しているこの町、人が好きです。








最後に。

人ごみと人気のないところが大っ嫌い。

結婚式って、こうでいいんですか?

2009-01-31 06:31:44 | La vida en Honduras
ホンジュラスに来て、私、たくさんの初体験をしてます。






今回もまた、新しい経験をしました。









結婚式

です。





日本では行ったことなかった。
ずっと行ってみたい願望はありつつも機会なし。
最近、いとこが結婚したけれど呼ばれず。



その夢がついに叶ったのがホンジュラス。





ホームステイ先の私の妹が結婚しました。

ほーまんなばでぃい の持ち主。


名前 シニア・マリエラ
年齢 22歳
職業 小学校教諭(現在休職中)



マリエラちゃん、半年ほど前に今の旦那さんと出会いました。
嬉しそうに私に紹介してくれたのを覚えています。

名前 エミル
年齢 26歳
職業 警察官


結婚が決まったのは1月頭。
結婚式の日にちは1月31日。




はえーーーー。





それもそのはず。

ここ、ホンジュラスの結婚式は自宅で行うことが通例。
つまり、すべてが手作りなんです。



はい、始まりました。
結婚式準備。




・ウエディングドレスの生地を買い、仕立て屋に持っていく。

・招待状をPCで作り、一つひとつ手書きで名前を書き、配って回る。

・各テーブルにキャンドル

・音響、ディスコテカで借りる。

・出席者への食事も家族総出で作る。

・出張神父




一か月の準備期間を経て、ようやく本番。

開始予定時間  夜7:00

開始時間    夜9:30




なにをやるにもゆっくりしてます。
そういうとこ慣れを通り越して好きです。





式は滞りなく(?)行われ、最後は夜通し踊りまくる。
こっちの人は本当に踊るの大好きね。







ちゃっかりブーケもゲットし、次は私かと思ったり思わなかったり。 
私のスタンダードは今のところホンジュラス。


結婚を控えている日本人、早く私を招待してくだされ。



知られざる中米の姿

2009-01-27 02:29:04 | La vida en Honduras
勝手な妄想と言いますか


中米は年がら年中 あったかい と思っていました。




今、世界中(北半球に限定)季節は冬。
ホンジュラスも例外なく、まさに「冬」なのです。





でもさ、なんかイメージとして一年中海に入れる、とか思ってたわけなんですよ。
年中タンクトップでさ、曇りとか雨の日に「肌寒いね~」とか言いながら半袖Tシャツ着るくらいなんだろうなー、とかさ。


でも、甘かったのね、私。




夜寝るとき長そで長ズボン、アーンド、ブランケットを2枚。
それでも寒いときは靴下。






冬ってこんなに寒いんですねーーーー。





私が住んでるところはカリブ海に面してるちっちゃな町。
ホンジュラスの中でもあったかい場所のひとつ。
何もしなくても汗が頬伝うようなところ。




なーのーにー




これは聞いてないよ。

これに水浴びは体罰よね。






というわけで、以前にもましておうちで水浴びてません。

水なし仲間に言わせると
「汗かいてないからいいんじゃない。」




いいんです。









仕事もあと数日で始ま・・・る予定です。
今は気合満タンです。


汗かくから動きたくないって言い出す季節まであと一か月くらいかな。
蛇口ひねって水でないことにイライラした時期がほんのちょっとだけ恋しい。




そろそろ稼働しましょうかね。

寝てもないのに

2009-01-10 13:37:43 | 徒然
首に激痛が。



ある日、私は汗臭い体を流すべくシャワーを浴びました。

うーんスッキリ。


体を拭く。
服を着ようとする。
着ようとしたまま首をこきこきしてみ・・・た途端!




「グッギッ!!!」





寝てもないのに寝違えてしまいまして、只今首まわりません。

まあ痛いこと。



とても個人的で何の発展性もないこの話。
でもどこにもぶつけられないこの怒り。

さあどうする。




しかし、今日はホンジュラスに来て初めてコロッケを食べた日。

最近、日本食の話ばっかりしてたからなぁ。

「真っ白な炊き立ての日本米の上に梅干し乗っけてぇ」
とか
「真っ白な炊き立ての日本米の上に新鮮ないくら乗っけてぇ」
とか
「真っ白な・・・・・・」(以下想像)




10か月経つとさすがにいろんなことに慣れます。
しかし食ばっかりは。


あといくつ寝ると畳の上で大の字できるのだろうか。





早くおばあちゃんから手紙届きますように。

Honduras かれこれ4ヶ月の巻

2008-07-26 01:39:08 | La vida en Honduras
4ヶ月ってまだ短いのかな

けっこういろんなことがあった気がする
反面、なんにもなかった気もする


振り向くと4ヶ月分の時間は確実に流れてて
決して後戻りはできない今があり
前を向くと残された18ヶ月が漠然と広がる




今、我がホームステイ先は大改造が行われています

私のために改築してくれているのです


もともと、私の部屋のすぐ隣にピラという水貯めがありました
そのピラのおかげで、部屋には常時大量の蚊が入り浸っていたのです
香取線香をたいても、掌で何匹つぶそうとも
めげることなく蚊くん達は私の部屋を愛で愛し続けてくれていました


蚊に刺されない日など考えられませんでした
蚊のいない生活など想像も及びませんでした
ムヒなしでは生きていけませんでした


が、そんな生活も今や終わりを迎えようとしています



ピラをトンカチで砕き
開け放たれていたテラス?をコンクリートで塞ぎ
新しい部屋を作り
代わりのピラを新設し
増えた部屋に家具を新調し

現在、家の一部は木材とコンクリートとセメントと工具で埋め尽くされています



全て私のため


蚊に刺されて体中を真っ赤に腫らし
かきむしった跡が浅黒く残り
いつも痒い痒いとママに泣き言をいっていた私のために
なにもそこまでしなくても・・・というくらい大掛かりな工事を始めてくれたのです

そう、蚊が私の部屋などに見向きもしなくなるような環境を迎えようとしているのです


ありがとう、ママ
ありがとう、パパ


毎日少しずつ変わっていく我が家を見るたびに何度も
「Bonito?」(いいでしょ?)
と聞かれるのは正直うっとうしいけど、確かにBonito.

蚊に刺されすぎて悩む私のためだけに、これだけのことをしてくれる
気心の大きさを知った



しかし、蚊以外にもいろんなのがいます

まずゴキブリ
これは常識ですね

そしてムカデ
これも想像の範囲

巨大な蛾、ネズミ、蜘蛛、カエル etc
こちらもまた怖いけど害はない


しかし、
サソリ・・・・
これはタンマをかけたい
部屋にサソリが出るなんて想像、できませんでした


ある夜、久々に涼しく、蚊取り線香で蚊も抹消し
快適に眠りについていた私に襲い掛かった悲劇

そう、サソリに刺されたのです

画びょうで思いっきり突き刺したような激痛が走り
ズキズキ脈打つような鈍さ
赤く腫れ上がり
一瞬、何が起きたか分かりませんでした

でも、こんな体験日本じゃできないでしょ?
ちょっと羨ましいでしょ?
と、自分を慰めてみたり

しかも、このサソリ、私だけじゃ満足しなかったのか
仕事でうちに来たお客様まで刺しやがった
申し訳ない・・・



さてと。
今夜は少し寂しいです
寝るとします

もうカウントできない

2008-07-06 03:43:43 | La vida en Honduras
ここ最近水がなくて、ってかしょっちゅうないんだけど
2・3日風呂なし慣れました。

でも、生活は総じて楽しい。
こっちの人の優しさやいい加減さに触れながら毎日を送っております。



先週1週間、算数セミナーに行ってきました。

地区の算数の先生を対象にした講習会だったんですが
そこで、私はすごいものを見ました。
月曜日から金曜日、朝8時から午後3時半(金曜日は8時~10時)

この4日と半分に参加した先生の日当、いくらと思います?
ちなみにこっちの人(先生)お給料はだいたい7,000Lps.
日本円にして4万5千円くらい。
そんな彼らの生活水準から考えて・・・


なんと500Lps.!!

高っ!
5日間で2,500Lps.


はぁ。
ここでこんなにお金払うくらいなら、学校に新しい黒板入れたり
子どもたちに鉛筆とか消しゴムとか配ったり、雨漏りしないようにしたり
他に使い道あるだろうが、教育省!!!!


はぁ。


驚きと共に脱力を感じた一日でした。

いったい何日目・・・

2008-05-26 04:09:43 | La vida en Honduras
任地に赴いて2週間過ぎたあたりです。


汗が噴出して止まらない。







誕生日のメッセージくれた皆様

本当に本当にありがとうございました。
憶えててくれたなんてとっても嬉しかった。
ひとりひとりにお返しできないけど、地球の裏側からしっかりと読ませてもらいました。
ありがとう。







さて、任地では一切ネットできません。

しかし、幸運にもバスで45分ほど離れたところに大きな町があります。
そこに住んでいる同期のところから拝借中。





私がいるところはフティアパという小さな町。
とりあえず暑い。
水があまりなく、バケツから水浴びの毎日。
でも、騒がしい家族と楽しく暮らしています。
学校も良く、道を歩いているとよく名前を呼ばれます。





次の更新はいつになるんでしょう・・

元気です。






語学って大変ね。

寂 【La vida en Honduras 37dias 】

2008-05-03 07:54:29 | La vida en Honduras
寂しすぎる






こんなにも大きかったんだな
存在が


私の同期の仲間たちが任地に赴いていった
残された私と他1名(MP低下中)



心と生活にぽっかり穴が空いた感じ

そう考えるなら
残すより、残されるほうがいいのかな

だって、残されるほうがつらいから
マゾとかそういうのじゃない

今日の場合は、先に行きやがってあいつら!
って思うけど、もっと深刻な場合は反対だろうな

こんな悲しい思い相手にさせたくないって思うんだろうな



センチメンタルな気分になってしまった






同期の面々よ、2週間後会おう!