SIDA 【La vida en Honduras 32dias 】

とうとう１ヶ月経ちました

早過ぎます



今、語学訓練を終え、首都であるテグシガルパに来ています

隊員宿泊所での生活は暇です
暇すぎて何でもできます

任地であるフティアパに向かうのは５月７日です
それまでの１週間強、さあ何をしよう



今日は語学訓練の地、Valle de Angelesで訪れた
エイズの患者の方をケアする施設のことを記帳しようと思う

そこは車でぼこぼこの道を１５分ほど走った山の中にあった
アスファルトで塗装された道を抜け、さらに１５分である
ひっそりとただずんでいた


とてもきれいな建物
清潔で、光に満ちてた

そこはエイズの患者さんだけじゃなく
難病のため他病院に見放された患者さんもいた

予防を怠ってエイズに感染してしまった人もいる
不可抗力の中、感染してしまった人もいる
生まれる瞬間、の子どもも


私にここにいる人たちの過去を想像することはできない
ましてや気持ちなど・・・



でも思う



同情するものかと
（同情：本来なら多義であるが、ここでは哀れみ、可哀相だと思うこと
という意味で使わせてもらいます）





その人の人生に同情などしない

可哀相な人生だなんて思わない




他の人がどうかは知らないけど
私は他人に自分の人生が可哀相だなんて思われたくない

「不幸な人生」

なんて他人に思われるなんて絶対いやだ




これは私の考えだから違う考えがあって当たり前

私は私の考えに従って誰の人生も「可哀相」なんて思わない
苦労が多い、大変な人生だとは思う
でも、同情したり哀れんだりはしない




と、思った




大切なのは“これから”だ


たとえ過去の出来事に同情したとしても
自分次第でこれからの人生どうにでもなる
多少のハンディは背負ってもくじけなければいい

ひとりできつかったら手を伸ばせばいい
その手を握り返してくれる人はいるから






その施設に行ってからだいぶ時間が経ったけど
そのときの気持ちを良くも悪くも残したかった

正しいかなんて分からない


でも


同情しない代わりに一緒に苦労を背負っていけるような人間でありたい

刹那の感情じゃなく、願わくば行動を



幸せを願わない人はいない

たとえ、それを掴む欲が薄い人はいても
その人の背中を押してあげる人が傍らにいたら

一緒に掴んであげる人がいたら
世界はもっと明るいのに

山 【La vida en Honduras 24dias】

ホンジュラスの貧困層が住む村に午後から行ってきました



水道はなく、電気もなく、たんすもなく
もちろん電化製品もなく


あるのは水をためる桶

土で作られたかまど

とうもろこしを挽く道具

寝るための壊れたベッド



学校に通うために毎日でこぼこの山道を登り降りしなきゃいけない子どもたち
勉強するスペースなどない
テレビもない、ラジオもない、テーブルも椅子もない

そんな家だった




でも、子どもたちはみんなで仲良くサッカー




でも、いくら村の現状を知ったって
ここの人たちにとって、私は他人でしかないんだよね


私にとってここは現実じゃないし
ここの人たちにとって私は非現実で
私にとってもここは非現実
でも、ここは村の人たちの現実


思う


「お前は他人だ、部外者だ」


って思われてるんじゃないかって

一回二回行ったくらいじゃ受け取ってもらえない

どうせ、お前の日常は日本だろ？



私たち日本人が貧困に何か

“してあげる”


って目線で見られてるのかもしれない
上からの目線を感じているかもしれない

なにをやっても余計なお世話なのかも
驕り高ぶってんなよ、お前ら。って思われてるのかも


そんなこと考えるなって自分に言い聞かせながら
でも、私なんかに何ができるのかって・・・


日本人はどうしても金持ちに見られる
確かに、ここの国の人たちからすれば金持ちに違いない
明らかに金持ちだ
（金持ちと豊かは別ものだけど）


感覚が違うもの
だけど、金持ちの道楽と思われたくない


でも、思われても仕方ない



「２年間で何ができるんだろう」




そんなことを強く感じた一日だった

そして、なにかひとつでもこの国に残していきたいとも感じた
決して道楽ではない、半端な気持ちじゃないことを表していきたい




よし、まずはスペイン語がんばろう！！


＆最後にこの国の国鳥
名前は忘れた

ネイチャーツワー 【La vida en Ｈｏｎｄｕｒａｓ 22dias】

本当に楽しかった！

うちのホームステイ先には大きな大きな
というより巨大な庭がある。


いったい何本あるんだろう。

林檎の木
蜜柑の木
琵琶の木
マンゴーの木
珈琲の木
カカオの木
檸檬の木
バナナの木
　　　　　　　　etc…

まるでどこかの小説みたい。
江國さんほど繊細ではない。
ここはまるで野生でした。


そこで感動したのが“卵”。
うちの庭にはニワトリが放し飼いにされてる。
（ついでに犬４匹も猫３匹も同様）
ここでは犬も猫もニワトリも馬もアヒルも仲良しみたい。

うちのばあちゃんは毎日ニワトリの卵を収集する。
青色の卵を産むニワトリがいる。
写真で撮ったが、いまいちいい青がでなかったので載せない。

通常、日本の卵は無精卵。
しかし、ばあちゃんの卵は有精卵。

これをホンジュラスでは

『Huevo de amor』

という。

日本語訳すると『愛の卵』。

ちゃんと入ってるから。
暖め続けると結晶が生まれるんだ。
Que romantico！

夕食にその愛の卵を食べました。

普通の卵よりもビタミンや栄養が豊富だそうな。


日本にいたら、有精だとか無精だとか考えなく食べていたのに。
こんなことを改めて思わせてくれるホンジュラスよ
ありがとう。




寒波なのかなんなのか、ホンジュラスは異様に寒いです。

もちべーしょん 【La vida en Ｈｏｎｄｕｒａｓ 20 dias】

こんなんでいいわけない。

もちべーしょん低下です。



昨日、うちのパパ（Luis）と政治について話した。
といっても、Luisが話すことをひたすら聞いて

「うーん、なるほど。」

と思うのがほとんどだったけど。


Liusはホントに勤勉だ。
よく勉強してるし、先見性もある。
国を興す原点は教育にあると言い切っている。
私も同じ考えであるので、大いに感動した。

ホントにLiusとの話は楽しかった。


けーどー。

なんで自分の考えが言えない！
言いたいこといっぱいあるのに、異見もいっぱいあるのに。

シドロモドロしながらなんとなく
「私はこう思う～」
みたいなのを言ったけど、２０％も伝わってない！（と思う。）
し、言いたいことの半分も言えてない。

なんて言ったら伝わるのか。

なんて言ったらLuisの考えが素晴らしいと言えるのか。


ホンジュラスの人はあまり働かないとある本に書いてあるということを過去聞いた。
しかし、（今のところ）私が出会うホンジュラス人は勤勉な人が多い。
朝早く起き、夜は遅くまで働き、また、勉強もする。

Luisの夢は５０歳になるまでに、どんなに小さくても良いからホンジュラスに病院を作ることらしい。
それも、子どものための。

なんて素晴らしいんだ。


それに対して私。
その感動すら言葉で表現できない。

相槌を打ち、感嘆をもらし、拍手する。

ただそれだけのことしかできない。
話を発展させることができない。
こんなにも志が高い人を前にしながら。

ホントは、だからこそ『ガンバろう！！』って思うべきなんだけど、
今は、あまりにも不甲斐ない自分に

もちべーしょん　低・低・低・低・・・・




早くこの気持ちが回復しますように。

マラソン・・・ 【La vida en Honduras 19dias】

今日はまたもや上京して、マラソンをやってきました。

暑いは暑いけど、
それよりなにより空気が最高に悪い！

でも、体は酸素を必要としてくるし
疲労のため、確実に口は開くし・・・・

なんだかなんだか体にいいのか悪いのか。

でも、走った後の達成感？
これはいいね。



５キロしか走ってないけどね。

Santa Lucia 【La vida en Hondurasu 17dias】

ここ、Valle de Angeles（天使の谷）からバスで２５分くらい離れたところにある
Santa Lucia。

ここは、私たちのスペイン語の先生の家があるところで
前回までの現地語学訓練もここでやってた。
なぜValle de Angelesに変わったのか分からない。

ここに来た目的は、biblioteca（図書館）に行くこと。
でも、なんだか観光みたい。
標高高いところにあるから景色いいし、石畳も綺麗で、とても素敵な町だった。


でも、私が今回一番面白かったのが、Bus（バス）。
ここのバスは日本のとまったく違って、個人の乗り物みたい。
個人ってのはもちろん運転手さんのことなんだけど
運転手さんの好きな音楽大音量でガンガンかけてるし、
知り合いいたら窓から手振るし、スピード落とすし。

じゆーだな。

バスに乗るのが今のところ一番の楽しみ。
きったねーし。
そういえば、悟空の絵が天井に描いてあるバスもあった。

お金の払い方は、集金する人が乗ってるときはその人に手渡す。
居ないときは運転手に手渡す。
だいたい集金する人乗ってるからその人に渡す。
おつりないときがあるから大きいお金は渡さないほうがいいみたい。


家に帰るのが少し遅くなったから、道暗くて少し怖かった。
電灯なんてほとんどない。
あるところはあるけど、ないところはない。
やっぱ、日が暮れる前に帰らなきゃね。


名前は伏せるけど、Y山さんに面白いことが起こった。

彼女んちは、お風呂がバケツである。
バケツにあったかくしたお湯を入れて、水の量を考えながら入るというより浴びる。
いつもはまあいい加減のお湯らしいけど、今日は少し熱かったらしい。
フーフーしながら入ったって。
その状況を想像すると面白すぎる。
想像してみて。
Y山さんだからこそ面白すぎる。
彼女、たくましすぎます。

たぶん、私にしかツボってないんだろうけど・・・。



それにしても、次の日曜日、ホンジュラスの所長主催の「走る会」がある。
ネーミングにひねりのひとつぐらい加えて欲しかったが、分かりやすくていい。
どうしようか渋りをいれたら、Valle de Angelesまで所長が直々に迎えに来てくれるというくらいの熱の入れよう。
これは行くしかない。

しかし、いったい何キロ走るんだろう。
私は何キロ走れるんだろう。

元自衛隊の隠善ひろちゃんはいいとこまで行くだろうけど、私は・・・・


Y山さんも一緒に行かないかなぁ～。

課外授業 【La vida en Hondurasu 15dias】

今日は、授業で首都のテグシガルパまで行ってきました。


昨日までぜんぜんそんな気配なかったのに、朝突然
「今日、授業で何したいですか？」
って質問がきた。
もちろんふざけますよ、そんな質問されたら。
私たち
「街中を散歩したーい」
みたいなことを言った。

したら、うちの先生はさらに上をいった。
「今から首都のテグシに行きましょう。」

スペイン語でベラベラベラと言われたので
最初はよく分からなかった。
でも、ヨネ女史に訳してもらい、分かった瞬間
「よっしぁぁぁぁぁぁぁ！！！」


バスに乗る私たち。
ここ、Valle de Angelesから首都までバスでだいたい45分くらいかかる。
ちなみに、バスにもよるけど、一番安いので片道３Lps（日本円で18円くらい）

着いてすぐに、テグシガルパの音楽学校に行った。
そこでは大使館勤務の高木さんという方が日本紹介をされていた。
生徒たちは時間が過ぎているにも関わらず
高木さんにたくさんの質問を投げかけていた。
生徒たちだけではなく
私にとってもたいへん興味深い内容であり、勉強になった。
ホンジュラスにいる２年間の間で、私もこのように日本の紹介をして回りたいと思う。


その後、美術館（入れなかったけど）やオペラなどをやる劇場（入っただけ）に行った。
首都はかなり発展してる。

ただ、やはり街は汚い。
ゴミ箱はいたるところにあるのに道に落ちてる。
まるでそこらへんゴミ箱。
そこが一番嫌なところ。
そういう習慣だから仕方ない？
そんなことない。
ゴミがない道のほうが気持ちイイに決まってる。
今度、ゴミ拾いでもしようかな。


やっぱり、外国に来るといいね。
今までを振り返るいい機会にもなる。

今、この場に居ることは奇跡だと思う。
どういう道を通ったらここに辿り着くのか。
もう一回やってみろといわれてもムリ。
いろいろな偶然が重なって生まれた“今”。

大切にしよう。

接続法・・・？ 【La vida en Hoduras 14dias】

駒ヶ根じゃこんなの習わなかった
こっちで習うってのは知ってた
でも、日本語の通じない先生と初めて習う接続法
格闘　格闘　格闘　格闘・・・・・

われらが誇る米山女史
助かってます
お風呂、バケツだけど頑張って！
ついでに、蜘蛛と一緒に生活してるけど頑張って！
さらに、やたら動物いるけど頑張って！
お笑い好きのお嬢、頑張って！！

Simpre hambre正照
このボンボン！
いつからそんなイイとこのボンになったのかい？
ご飯食べにいっていい？
ミゲルとソニアにヨロシク


この二人は私と同じ語学クラス
毎日楽しいです


私がブログ書いている今
彼と彼女はYouTube見てニヤニヤしてます
もちろんお笑いです
お嬢にいたっては、YouTube見るコツまで教えてます
ウインドウを二つ広げて平行しながら見るんだって
得意げに話してくれました


結構、今楽しいです

Valle de Angelより

よーやく・・・・ 【La vida en Honduras 13dias】

ようやくネットできる時間確保。


始まってます、ホンジュラス生活。
しかも、ホンジュラス人の中にポツンとなる時間付きの生活。

なぜかって、現地での語学訓練が始まったからです。
Koinoniaという名前の語学学校では、みんな居るからいいんだけど
なんせホームステイだからそれ以外の時間は家族（ホンジュラス人）と
過ごさねばなりません。
いい家族だけど、今までの人生で感じたことのない種類のストレス・・・
とまではいかないけど、もう少し時間かかりそうです。


【こっちの生活の日本と違うところ】
その①
家の中も土足
（当たり前だけど、初めての体験だったので違和感だった）

その②
湯船なし
（当然ですよね）

その③
水シャワーのようなお湯シャワー
（こっちの人にとってはあったかいシャワーなんです）

その④
米の出ない夕食
（おかずのみ出されたって感じ）

その⑤
夜中なのに大音量でかかっている音楽
（うちの家族はノリノリです）

その⑥
みんな早寝早起き
（うちの家族だけかな？21時には寝てるんですけど・・・）


こんな風に、ホンジュラスの人々の生活は、日本の生活とは少し違ってます。
なんか、小学生が書くレポートみたいになりました。