雨が降る度徐々に寒くなりつつあるこの頃、ふとTver開いたら鑑賞の有無が不確かなキムタクの過去ドラマ満載で、洗濯物を畳みながら日々観ておりました(観てます)。ので・・・先ずはそれらの簡易感想から。
【GOOD KUCK!】2003年1月から放送されてた航空業界恋愛青春ドラマ。当時の視聴者数が多かったのか(バブル崩壊後でまだ景気良くない時代だったから当然か)、何やら航空業界への就職希望者が激増する社会現象を起こしたそうで。語学も専門知識学力もそれなりに必要な難易度高い航空業界にそんな社会現象起した事実がこのドラマの凄さかも。個人的には・・・如何にも月9引っ張りだこ期のキムタクドラマだなぁ~って感じで、木村君と柴咲コウ嬢の共演は『安堂ロイド』じゃなかったんだと知ると共に、物語設定展開も当時リアル鑑賞してたらまだ独身だった故に共感したかもとは思いましたが、既に半世紀過ぎ人生の今の自分的には「現実はこうはいかない」「阿部さん(演:要潤)が良い思いなしの損な役まわり」「歩実(演:柴咲コウ)は純情すぎだろ~」と何処となく斜めに構え見つつの覚めた感想を持ってしまいました。まぁこの手の浮世離れしてる恋愛物が苦手っていうのもあるかも・・・
【A LIFE~愛しき人~】このドラマはSMAP解散後の木村君主演ドラマ。部分部分覚えてる場面があったため、既に結婚し小学生育児中だった自分が録画で観てたのかもしれませんが・・・記憶が定かでない。これ以前の故・竹内結子嬢との共演『プライド』は観てた覚えあるんですけどね。久々鑑賞し思ったのは、中々な見ごたえある医療ドラマだったんだなぁ~と言うこと。木村君演じる役柄が恋愛ハッピーには繋がらないドラマは、自分が鑑賞したキムタク主演ヒロイン存在ドラマではHERO以来ですが、これは医療専門用語沢山でおバカな自分には患部の絵やレントゲン映像を映しててもチンプンカンプンでした。役者さんは役柄によっては本当に色んな事覚えないとダメなわけで大変な職業ですね。物語的には沖田 一光(演:木村拓哉)と壇上 壮大(演:浅野忠信)の、同じ女性・壇上 深冬(演:竹内結子)を愛した元彼と現夫の男同士の友情と過去に拘った奥に秘めた嫉妬心と共に、二人の彼女への愛情の重さがすごかったですね。
【眠れぬ森】こちらは1998年ドラマだそうで・・・当時の自分は正社員退社休養後に実家市内スーパーで午後フルタイムパートで働いて為、一回もリアル鑑賞してないドラマです。今になりミポリンとキムタクが共演してた事と、主題歌がよく聞いてた竹内まりや嬢の『カモフラージュ』だったのを初めて知りました。これを入力してる段階ではまだ最終話配信には至っておりませんが、物語の内容展開も予想外で・・・ミポリンヘアスタイルとかキムタク感動月9の女性間ブームを作り上げた男女二人が出演してながら、ハッピー恋愛物でなく全くのサスペンスだということに驚いております。他役者陣も自分が知る御仁ばかりで・・・陣内孝則氏と仲村トオル氏(結構な年齢差がありつつ役柄では大学同級生というのが笑える)、ユースケ・サンタマリア氏(キムタク演じる直季の幼馴染役)と…彼らの若い頃の演技を堪能させていただきました。
次は10月にママ友からお借りした漫画二点の感想です。
【黄泉のツガイ】こちら『鋼の錬金術師』の作家さんが描いた漫画で、個人的には読みだしたら一挙見してしまい、鋼同様に「面白いな~」と素直に思いました。ある村で曰くつきな「夜と昼を別つ双子」として生まれたユルとアサと言う兄妹。彼らが持つ能力を手中に収め悪事利用しようとする連中から、本人達と各々に付いた仲間が攻防し合う物語みたいですが、とにかくこの妹の方がシリアス場面でも滅茶苦茶ブラコン感覚で笑えた。兄の方は現代社会と遮断された村で育った故に凄い天然ボケ。二人それぞれの仲間同士も本来は対立しあう間柄なのだが、何かと協力しあい二人を守ってるのが良いですね。ツガイは『二つのものが組み合わさって一組になる事や、雄と雌で一組になったもの』という意味らしく、漢字では『番い』と書くそうで動詞の『番う』となると『固く約束を守る』という意味らしいです。ユルとアサを死者の国=黄泉の国で約束を交わす二人で一組の使者・・・という感じで捉えてよいのかは不明ですが、主人公二人以外の登場人物でツガイを扱える者や見える者達も多々いて、それぞれが能力発揮しての活躍も面白い漫画です。
【逃げ上手の若君】こちらは史実では読んだ事ない北条時宗を主人公とした漫画。何が一番驚いたって・・・アニメも漫画も見た事ないですが、実写化にもされた(のだけは記憶してる)『暗殺教室』と同じ作者様という事実ですね。自分はアニメ版鑑賞後に漫画をお借りしたのですが、この時代ってこういう出来事があったんだぁ~と、勉強にもなる時代背景の説明もあり楽しめました。ただ、自分のアニメ推しキャラのその後の展開を知り・・・と無口にはなりましたが、その辺を書くと漫画読んでない方にはモロネタバレになる為、こちら漫画も読めば読むほどに続きが気になる漫画とだけ書いときます。この時代が好きな方がいらっしゃり、創作部分も多い漫画に抵抗ない興味ある方がいればどうぞ・・・
ここらからは私個人の近況です。関節症の方は処方薬の甲斐あり、今春には出来なくなってた身体動作が徐々に出来る様になりつつあり、「数年後の大学受験を考慮し、もう何処か働きに出てもいいかなぁ~」と思いつつも、身体事情が少し改善されたからと言い焦って働きに出てぶり返し、再度杖持たないと歩行出来なくなるのも怖く(現在は杖無しだが以前同様の早歩きや走るのは無理。階段昇降も時間要す)、母の一周忌もまだ故に今暫くは大人しく家事業に勤しんでます。色んな趣味関連展示に赴きたくとも小遣い捻出が難しい専業の身故に断念。でもまぁ・・・それはそれで利点も多々あり、病気発症前の勤務日は疲れ果て帰宅後調理する気も起きず、退勤後冷食や総菜利用してたオカズを今ではレシピ検索しそれなりに調理する様になりました。勿論弁当も昔はご飯以外は全て弁当用冷食利用でしたが、今では息子氏が嫌がる様になり最低でもメインだけは作る様になりましたね。自分、二股三股できる器用人間ではない為に家の事もやらないとダメな主婦の身で働いてると、子供の頃にかかった病気の名残と年齢から疲れやすさが酷く、家事の全てが乱雑となり就寝時間もお子様タイムになるのですが、今回の勤務先は子の小学生時代と異なり通勤に時間要してた為に出社が早ければ帰宅も遅く前文の疲れ傾向が顕著に出ており、関節症発症で退社したが故に散らかってた家の片しも換気扇掃除も退社後すぐには出来ず、五月末から飲み始めた専門処方箋が効いてくる頃の夏休み過ぎに漸く出来たのですが、共働きになると一部の家事が滅茶苦茶疎かになる点が自分の反省改善点だと再認識しました。