タイトルとは全く別の話ですが…
昨日行われた全日本実業団対抗女子駅伝の予選会で最終区の某選手が転倒、大腿部骨折で棄権という事故が
発生しました。
全国統一予選会という方式に変わり、福岡県宗像市の宗像ユリックスを発着とするコースに変わってから、
前半の最長区間で中継直前に夢遊病者のようにふらふらになった選手が出たり、ゴール直前に転倒し、膝から
血を流し、這いながらゴール(と記憶していますが)する等の事故が発生しています。
事故が多過ぎます。
コースに問題はなさそうですが、世界遺産宗像大社のお膝元での大会、神のご加護はないのかと
思ってしまいます。
神がいたから、この程度で済んだと言い逃れ?
多分、都合のいい神は存在しないのでしょう。
さて、本題です。
今回は少し趣向を変えて、漫画の話です。
「漫画の街」の話は後でするとして、先ずは松本零士です。
久留米生まれで小学校3年から小倉。
「銀河鉄道999」の発想の原点は子供の頃に見た関門海底トンネルから陸上に
上がって来る列車を見たことにあると言われています。
JR小倉駅のデッキ上にある漫画の登場人物の像です。
只今は周囲が工事中で、近くには行けません。
見るだけは差支えありません。
次は漫画家であり、イラストレーターでもあるわたせせいぞうでしょう。
高校卒業までを小倉で過ごしました。
その後は大学進学、就職で故郷を離れています。
今年4月から1年間の予定で「北九州市漫画ミュージアム」の名誉館長を勤めています。
写真はJR門司駅近くの「門司赤煉瓦プレイス」内にあるモニュメントです。
また、門司港には常設のギャラリーがあります。
多くの漫画家を輩出してきた北九州。
その歴史的背景には
⒈新聞の配送が鉄道主体だった時代、地理的要件から門司、小倉には大手新聞社の西部本社や
地方紙の本社が集中し、地図やカットを描く漫画家が多く在籍していた。
その代表的な漫画家は関谷ひさし、ムロタニ・ツネ象で後に中央で活躍することとなります。
私は毎日中学生新聞でムロタニ・ツネ象の漫画を良く見ていた記憶があります。
また旬刊の「まんが新九州」という新聞まで発行されていたとは驚きです。
2.製鉄業界の社員で社内報や組合の機関紙に発表する漫画家たちが多数いた。
⒊地域誌、タウン誌、同人誌等発表の場が多くあった。
等が挙げられます。
現在はJR小倉駅近くに「北九州市漫画ミュージアム」があり、作品の展示や企画展の開催等で
漫画のPRや漫画家の育成に努めています。
駅高架下の通路もこんな感じ。
次回は俳人杉田久女関連をと思っています。
うわさ雨/長保有紀 ♪旅彦
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